晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「タァバン」のカレー

久しぶりに「タァバン」のカレーを食べに行った。 私の誕生日ということで「タァバン」にしてくれた。 私だけではなく、家族みんなのお気に入りの店である。子どもたちが、中学とか高校の時からで、もう10年以上通っている。 一度行くとすごく満足感があるの…

国名について調べてみた② 都道府県への移行

律令制による令制国という古い国名に興味があって、調べはじめた。 seiko-udoku.hatenadiary.jp 調べているうちに、これはどうも現在につながっていることなんじゃないか、と思うようになった。 これは、私の勉強のための覚書です。 現在の都道府県制は、1都…

デラシネ

五木寛之氏のエッセイ集に「風に吹かれて」というのがあって、そのなかに「デラシネ」ということばがあった。 彼の作品を読んだのは、この著作が初めてだった。たぶん、「風に吹かれて」というタイトルに惹かれたのだと思う。 「デラシネ」は、フランス語で…

手賀沼ランニング

市役所に、用事があって行った。 市役所からは、手賀沼は近い。 ちょっと、走ってこよう、と思いそのまま走れるジャージで出かけた。 柏ふるさと公園となりの柏市中央体育館の駐車場、に車を置いて出発する。 北千葉導水路の空気弁室という施設が、数百メー…

薪小屋で仕事をする

旅行先でパン屋の前を歩いていたら、店の前に薪が積んであった。 どうもピザ窯のための燃料ということらしかった。 私は、ピザがかなり好きである。パスタよりピザが好きだ。 なので、気になってしまった。 まだ、ピザを食べたことのない学生時代に読んだ狐…

いなのなかみち⑧ 菅江真澄テキスト

seiko-udoku.hatenadiary.jp seiko-udoku.hatenadiary.jp seiko-udoku.hatenadiary.jp 十日 夜あけはつれど、くらき空は、こしあめのふれば也けり。 雨づたふ軒ばの露の玉くしげふたこの里は明るともなし 日たけて当特がもとより、この雨さうざうしからん、…

Windows95 以前以後

PC

インプレスのPCWatchというサイトに、山田祥平のRe:config.sysという記事が連載されていて、ときどきのぞいていた。はっきり言って私にはレベルが高すぎて内容がよくわからないことが多い。でも私は、三分の一か四分の一しかわからないようなのを読むのが、…

人との出会い

4歳の孫娘と一緒に、東海方面へ旅行に行ってきた。 メンバーは、長男夫婦と長男のお嫁さんのご両親そして私たち夫婦である。 長男夫婦が、旅行を企画してくれた。 孫娘のお祝い事のたびに、一緒に食事などをしてきた。 そのときに、そのうちに一緒に旅行した…

馬橇の鈴音

「忍ぶ川」という映画が、1972年5月に公開されている。 主演は、栗原小巻さんと加藤剛さんだった。 私は、映画の原作となった三浦哲郎氏の小説を読んでもいないし、特に栗原小巻さんのファンでもなかった。でも、この映画を見た記憶がある。 1972年は、私が…

きりたんぽ

鍋物の季節である。 スーパーにはいろいろな鍋物のスープと食材が並んでいる。 私は、秋田出身なので、「きりたんぽ」である。 今でこそ、どこのスーパーの売り場にも真空パックの「きりたんぽ」と「比内鶏スープ」があるが、かつてはどこにも売ってなかった…

パソコンは家電?

PC

このブログは、iPadで書いている。 はじめの頃は、ノートパソコンで書いていた。しかし、いちいち起動するのが、面倒でiPadを使ってみたら使いやすいのでほとんど言っていいくらい使っている。 でも、iPadの使い勝手に満足しているわけではない。 指先での操…

精密機械としての人間

江戸時代には、運動することは寿命を縮める行為とされていたらしい。 だから、よっぽどでないと、走ったりしなかったそうだ。 運動を、趣味とするなどもってのほかだった。 心臓という臓器は、一定の心拍数で寿命にならるらしいという考え方がある。哺乳類の…

エリック・クラプトン Eric Clapton

エリック・クラプトンEric Claptonは、高校生の頃から知っていたがレコードを買ったことはなかった。 当時から、クリームCreamというバンドは、彼のギターとともに、高く評価されていたと思う。 「ホワイトルームWhite Room」や「サンシャイン・オブ・ユア・…

馬蹄の話

馬蹄形ということばがある。 だいたいが、馬のひづめの形。Uをひっくり返した形。みたいに説明している。 その形をしている具体的なものとしては、蹄鉄(ていてつ)というものになる。主に、馬のひづめを保護するために装着するU字型の保護具となっている。 今…

光と翳の領域  串田孫一

先日、深田久弥氏の「日本百名山」について文章を書いていて、この本の文庫版の解説を書いたのが串田孫一氏であることを知った。 20代の頃に、串田孫一の「光と翳の領域」という本を愛読していた。 何がきっかけで、串田孫一氏を知ったのかは覚えていない。 …

歩くこと 走ること

私は、歩くのが好きだ。JRの駅まで歩くと30分くらいだが、バスに乗るよりは歩く方がいい。 さすがにそれ以上の距離だと、よほど事情がないと歩くことはない。 妻と、ウォーキングで歩くことはある。できるだけ歩いたことがない道を、探して歩いて1時間く…

3D映像の故郷

生まれた育った村を離れてから、50年くらいになる。 でも、何年かに一度は帰っている。 姉のところに遊びに家族を連れて行ったこともある。 親戚の葬儀とかで帰ることが多かったかな。 今年も、2月に、伯母さんの葬儀で帰った。 夜行バスで朝着いて、レンタ…

タイムマシンへの招待 比較地図サイト

140年前の地図と現在の地図が、一つの画面で表示できるタイムマシンのようなサイトがあるので紹介したい。 むかしどうだったのか知りたい場所がある、 興味のある場所だったり、今住んでいるところだったり。 空想を働かせていろいろと考えるのが好きである…

手賀沼サイクリング

みんな出かけたので、音楽を聴いていた。 お気に入りのボッケリーニのチェロソナタ。 洗濯ものをほそうと、ベランダに出たら、 朝は雲が多くあやしい天気だったのに、青空になっていた。 これは、出かけなきゃ、と思い急いで準備する。 久しぶりに、手賀沼利…

ビートルズというバンド

「ビートルズなんてたいしたことないバンドだ。曲だって、歌だって、演奏だって。」 最近、どっかで、若い人が書いていた。チラッと、見た。 確かに、もっといい曲はあるし、 もっと歌が上手い奴もいる、 もっと演奏が上手いバンドはある。 そのとおりだと思…

いなのなかみち⑦ 菅江真澄テキスト

seiko-udoku.hatenadiary.jp seiko-udoku.hatenadiary.jp seiko-udoku.hatenadiary.jp 七日 あしたの空うちくもり、軒の梢に蜩の集く。 たなばたのうれしからましあしたよりいのり日くらしもろ声にして ふたつ星にたいまつるふみ。 「秋風やゝふいて、けふは…

森林鉄道の時代

人間の記憶は、他の何かと細い糸で繋がっているようだ。 ひとつ引っ張り出すと、それに繋がった何かも引っ張られて姿を現す。 ものごとは、常に他のなにかと繋がっている。 記憶の奥底に積もっていたものが、何かを思い出そうとした途端に動き出す。 先日、…

根木内城趾 松戸市根木内

天気もいいし、散歩に行くことにした。 根木内城址が我が家からいちばん近い城跡である。住所は松戸市になっているが、歩いて行ける距離である。 住んでいるのは、柏市であるが、松戸市、流山市との境界が近いので、次に近い城跡は、流山市の前ヶ崎城址であ…

マクワウリとメロン

今年は、天候不順のため洗濯物が乾かず、コインランドリーによく通った。自宅から車で10分ほどのところに行っていた。そこは、駐車場が広く止めやすいので、舗装が一部分しかされておらず中途半端だが気に入っていた。 裏は、鬱蒼とした森で、横はかつては畑…

北千葉導水路

北千葉導水路といっても、知らない人の方が多いと思う。 北千葉導水路は、利根川と江戸川を結ぶ流状調整河川という水路である。 全長28.5kmであり、そのうち22.2kmは地下水路である。なんと、直径3.2mの埋設管が2本埋まっている。手賀川手賀沼部分は、サイ…

父と母のこと

誰でも、自分の両親のことをそんなに知ってるわけではないと思う。私も、父と母の若い頃の話はあまり聞いたことがない。何かの折に、話していたことを断片的に覚えているだけである。 今年、2月に母の長姉が亡くなり葬儀のために秋田に帰った。これで、父と…

大町公園 窪地と低湿地

秋バラを見に、市川市の大町公園のバラ園に孫娘を連れて行った。 自宅から車で30分ちょっとなので、子どもたちが小さい時からときどき来ていた。 大町公園は、有料施設の動植物園と無料施設の水生植物園、バラ園、自然観察園、観賞植物園から成る複合施設で…

インプット アウトプット

お父さんは、本を読んだり、パソコンしたり、 インプットしてるのしか見たことないけど、 このブログはアウトプットなのかな。 みたいなことを、ブログを読んでくれた長男に言われた。 ああ、そういうことなのかな、と思った。 文系の私と違って、理系の長男…

菅江真澄を旅にかりたてたもの

菅江真澄を旅にかりたてたものは、何だったのだろう。 天明3年(1783年)、30歳の春に、真澄は故郷三河を離れている。 30歳という年齢は、当時どういうものだっただろう。 江戸時代の平均寿命は、30歳とか40歳と言われる。ええっと思うが、これは今で…

天形星神社  流山市長崎

天形星神社 先日、鎌ヶ谷市立図書館に行った時に「迅速測図地図」で見つけた不思議な名前の神社が気になっていた。 流山市に「天刑星神社」という神社があった。調べてみたら、今は「天形星神社」になっている。でも、正確に言うと地図では「天刑星」という…