晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

2021-01-25から1日間の記事一覧

わかこゝろ② 菅江真澄テキスト

十四日 よべより雨ふれば、つとめて、あまづつみしていでたつ。 みちのかたはらに、としふりたる松の四本ふし立るに紙ひきむすびたるは、いかなるゆへかあらんととへば、これなん高埜大師の手かけ松に侍れば、身にねがひある人は、かく、紙さきむすびて行侍…