晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

人が生きた証し

「人間は二度死ぬ」ということばがある。 ある方が、これは古代ローマとか中世ヨーロッパとかの思想家のことばかと思って、引用しようと出典を調べると、近代の俳優のことばだった、と書いていた。 俳優が誰かは、書かれていなかったので、調べてみた。 調べ…

昆虫すごいぜ!

テレビの電源を入れたら、「昆虫すごいぜ」という番組だった。 香川照之さんが、進行する昆虫研究の番組だった。 香川さんは、カマキリのかぶりものをかぶっていた。 昆虫研究というよりも、昆虫オタクの香川さんによる昆虫採集の番組らしかった。 以前にも…

菅江真澄の足跡

菅江真澄は、天明8年(1783年)に、30歳で郷里三河を旅立っている。 そして、それから46年後の文政12年(1829年)に、秋田にてその生涯を終える。 菅江真澄は、その間に多くの著作を残している。 その紀行文、又は日記にはやはり多くの図絵を含んでいて、私たち…

ふたたび、将門王城をめざす

平将門王城跡を目指すも、行きつかなかったのは、もう1ヶ月も前である。 週に3日は、我が家は私だけで、留守番だ。 今日は、天気も良く、気温が上がりそうである。 出かけるにしても、自転車にするべきか、徒歩にすべきか迷った。 結局、歩くことにして、体…

登頂するか、撤退するか

20代の頃に、山登りの友人と南アルプスの山を登っていた。 登り始めて、登山道脇に腰をおろして、休憩していた。 少ししたら、下の方から若者の声が聞こえてきた。 掛け声をかけながら、若者の集団が登山道を駆け上がっていった。 私たち二人は、あっけに取…

チャーリー・ワッツさんが逝く

ローリング・ストーンズのチャーリー・ワッツさんが亡くなったということを、ネットニュースで知った。 80歳だったそうだ。 ローリング・ストーンズを知ったのは、洋楽に興味を持ち始めた中学生の頃だ。 たぶん、ビートルズとセットで知ったかもしれない。…

すわのうみ⑨ 菅江真澄テキスト

此月の廿日 沓沢といふ澗かげを行に、 わきて来る人こそなけれくつ沢の水音高し五月雨の頃 小野沢てふ郷の、三村親意がやをとぶらへば、つねにすむやをはなりて、ちいさやかなる庵つくりて、南おもての庭に秋の虫をすすひつべく、まうけしたり。 こゝろにや…

ロックの時代12 孤独の世界 From a Distance

私は、英語は苦手ではないが、得意というほどではない。 英会話は、ほとんどできないけれど、英語に対して拒否反応はない。 それは、高校生の頃に、英語の曲を一生懸命に日本語訳をしていたことが、意味があったのかなと思う。 好きになった曲が、どういうこ…

電子書籍は自分で作れる

電子書籍を見るためのアプリが、立ち上がらなくなってしまったということを、昨日のブログに書いた。 Windowsがダメなら、Androidにしようかな、と考えていた。 以前に、iPadにいれていたのは、削除していたと思っていた。 でも、それは思い違いで、「EBPock…

EPWINGアプリが立ち上がらない

最近は、あまりパソコンを使ってない。 このブログでも紹介していたEPWINGという電子書籍を見ようと、アプリを立ち上げようとしたら、立ち上がらない。 Dellのノートパソコンである。 「EBWIN」というアプリで数ヶ月前には普通に使えていた。 それが、何度や…

国名について調べてみた⑨ 常陸国編

これは、私の日本の歴史の勉強のための覚書です。調べたこと、考えたことを書きとめてます。 令制国というものに興味があって、気が向けば調べたりしています。 このところ、安房国、上総国、下総国という千葉県のことや、武蔵国のことを調べていた。 関東の…

雨上がりの手賀沼サイクリング

今朝は、久しぶりに青空が見えた。 しばらく、雨模様が続いていたので、何日ぶりだろう。 手賀沼にでも、出かけようと思ったが、気温は上がりそうなので、自転車で行くことにした。 雨がかなり降っていたので、手賀沼も増水しているだろう。 大津川は、どれ…

サイクリングと体重管理

最近、サイクリングをしていて思うのは、どうしたらもっと長い時間乗ってられるだろう、ということである。 現状では、3時間ぐらい乗っていると、お尻が痛くなって、どうにも耐えられなくなる。 ふだん、かなり歩くようにしているので、基礎的な体力はあるほ…

カラマーゾフの兄弟

「カラマーゾフの兄弟」という映画を、高校生の時に見た。 たった一回、映画館で見ただけなのに、とても印象が強かった。 三人の「カラマーゾフの兄弟」を、はっきりと覚えている。 長男のドミトリィ、次男のイワン、三男のアリョーシャと、風貌も性格もまっ…

台風の季節

甲子園の高校野球は、台風のため3日連続で順延なのだそうだ。 台風のためというよりも、台風の影響受けた天候不良ということかな。 私の郷里の秋田代表の明桜高校は、たしか5-0で勝っていて、雨のためノーゲームになった。 ノーゲームというと、最初からやり…

日本の城、そして東葛飾の城跡

城跡や城址といわれるものは、全国にどれくらいあるのだろうか。 明治6年(1973年)に「廃城令」が発せられた時点では、全国の城郭については陸軍省所管財産であった。 以後も陸軍が軍用の財産とするものは、「存城処分」として引き続き陸軍省所管の行政財産と…

忘れていたことを思い出す

幼い頃の記憶を掘りおこして、つなぎ合わせることがなんの意味があるのかわからない。 少年時代を過ごした場所を離れてしまった私にとって、その15年間は過去というものになって私の記憶の中にある。 もし、そこを離れずに、ずっとそこで生活していれば、過…

暑い日の散歩

北国育ちのせいだと思うが、暑いのが苦手だ。 暑がりなので、冷たいものを食べたり、飲んだりしてしまう。 かつては、夏は水風呂に入ったりしてたが、腰痛をおこしてからはさすがにやめた。 暑い部屋で、じっとしているのは耐えられない。 それなのに、暑い…

すわのうみ⑧ 菅江真澄テキスト

廿八日 けふも萩原氏がやにせる。 あるじの云、われ遠つおやより持つたへ侍る、後水尾院第八の宮かゝせ給ふとて、扇のかたひらに歌六ツめでたき手にてかき給ひし、まことにかくやなど、あまたあふぎてずんずれば、なみだこぼれて、人々もことばなく、此御う…

国名について調べてみた⑧ 武蔵国編

これは、私の日本の歴史の勉強のための覚書です。調べたこと、考えたことを書きとめてます。 令制国というものに興味があって、気が向けば調べたりしています。 現在、東京都と千葉県の境は、江戸川である。 江戸川は、茨城県猿島郡五霞町と千葉県野田市の付…

ロックの時代 11 ドック・オブ・ザ・ベイ

ほんの思いつきで、書き始めた「ロックの世界」であるが、10回を越えてしまった。 まだまだ、いくらでも曲が思い出せるし、きりがない。 10代、20代と、いかに自分が音楽を聴くことに、のめり込んでいたことだろうか。 「ロックの時代」は、「フォークの時代…

考えることはいろいろある

一昨日が、コロナワクチンの二回目接種だったので、昨日は出かけず静かにしていた。 徒歩3、4分の病院で、とても手際良く待機の時間を入れても、出かけてから1時間くらいで帰宅できた。 発熱やだるさなど、副作用というようなものはまったくなかった。 一回…

国名について調べてみた⑦ 分割・国名変更編

これは、私の日本の歴史の勉強のための覚書です。調べたこと、考えたことを書きとめてます。 令制国というものに興味があって、気が向けば調べたりしている。 私の住んでる千葉県は、令制国でいうと、安房国(あわのくに)、上総国(かずさのくに)、下総国(しも…

江戸川を行く 暑い日のサイクリング

久しぶりに、江戸川にやって来た。 いつ以来だろう。 年明けに、柴又帝釈天に寄ったとき以来かもしれない。 朝、ベランダに出たら、雲も多く風もさわやかな気がした。 それで、サイクリングに行ってこようと思った。 先日、関宿城博物館のことを書いたので、…

サボテンの花

サボテンの花 ベランダで洗濯物を、干そうとしたら、サボテンの花が咲いていた。 サボテンは、どんな周期で咲くのだろう。 毎年咲くわけでもなさそうだ。 サボテンは、いろんな種類がありそうだが、息子が買ってきて世話してるものなので、よくわからない。 …

利根川は千葉と茨城の県境である

先日のブログで紹介した関宿城博物館は、江戸川と利根川の治水や洪水そして水運史が主な研究分野となっている。 江戸川や利根川の流域は、長いあいだ洪水に悩まされてきた。 それに対して、洪水の原因となっていた蛇行する流れを、できるだけ真っ直ぐにし、…

ブログを始めて一年になる

昨年の8月から、このブログを書き始めた。 今までやったことのないことをやるのが、自分にとっていいんじゃないかと思ったのだ。 自分のことばで文章を書く。 そういうことは、ほとんどやってこなかった。 退職して以来の自由な生活で、自分の頭を甘やかして…