晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

菅江真澄テキストを入力している

菅江真澄テキストとして、このブログに月2回のペースで投稿している。 菅江真澄の著作は、「日記」と「地誌」が、全13巻から成る全集のうちのそれぞれ4冊づつを占めている。 そのうちの日記は、旅の順番に収録されている。 第一巻の日記を、10年以上前からPC…

ロックの時代17 ヘアー

初めてミュージカルというものを見たのは、高校生だった時の「ウエストサイド物語」だった。 この映画は、1961年に公開されたものだったのだから、私が見たのはリバイバル上映で、たぶん1969年か、1970年頃である。 このミュージカルの音楽は、20世紀を代表…

くめじのはし⑩ 菅江真澄テキスト

久目路乃橋より 秋田県立図書館デジタルアーカイブ 押田村をへて西条といふ処に至る。 ここに雁田の神とて誉田尊をあがめまつる。 ほくらのうちに石のおばしがた造り、いくつもならべたり。〔天註--本洗馬村のあしの田といふ処の、わかみや八幡もおなし雄…

あたりまえであると思っていること

「三つ子の魂百までも」ということばがある。 幼少期に形成された性格などは、年をとっても変わらないということだ。 三つ子というのは、数え年の3歳らしいので、満年齢だと2歳過ぎだろうか。 ものごころがつくということばもあるけれど、これもやはり同じよ…

八郎潟と手賀沼

私は、秋田県で育った。 小学生だった頃、八郎潟の干拓事業が進行していた。 時代は、「食糧不足」という大問題があって、食料増産によって食料自給率を上げることを目指していた。 私の育った町は、岩瀬川と早口川という白神山地から流れ出る川に沿った狭い…

義経記を読んでみようと思う

私のPCの中には、いろんなファイルでいっぱいだ。 音楽ファイルは、PCを扱うようになってから、CDをファイル化していたが、その後ネットからダウンロードしてものも多い。 写真や動画などの画像ファイルは、自分で撮影したものから、ネットでダウンロードし…

コロナ禍を機会になくなるだろうというもの

世の中には、なくてもいいのだけれど、長年の慣習や、しがらみで残っているものがある。 勤め人の生活をしていると、そんなものがいくつかあった。 私は、1970年代から2010年代の半ばくらいまで、そんな生活をしていた。 そのひとつが、忘年会だろう。 忘年…

空は巨大なキャンバス

いろんな風景を見ながら、散歩するのが好きである。 樹木は、とても気になる。 自分が、山に囲まれた所で育ったせいかもしれない。 近所に、山と言えるようなものは、ほとんどないが、林や森はけっこうある。 樹木は、果実のなるのがいい。 今は、柑橘系の果…

麻賀多神社奥宮 成田市船形 麻賀多神社本宮 成田市台方

孫娘と家族とで、初詣に行ってきた。 成田の麻賀多神社である。 孫娘を今年初めて預かる日だったので、ちょっと遠出することにした。 麻賀多神社は、2、3年前にお参りしたことがある。 印旛沼から成田に向かう道路沿いにあって、麻賀多(まがた)神社という変…

くめじのはし⑨ 菅江真澄テキスト

久目路乃橋より 秋田県立図書館デジタルアーカイブ かくて、此寺に近き家に宿つきぬ。 女の童雨ふれ/\といふに、いろはにやあらん、かまけるな、こよひはふりなん、雲のたたずまゐいとよし。 ことかたは、をり/\ふりけれど、此山は水無月十日斗にふりた…

銭形平次捕物控という時代小説

昨年の2月ごろに、「銭形平次捕物控 野村胡堂」という記事を書いた。 青空文庫には、「銭形平次捕物控」が第1話から第376話まで、収録されている。 作品リストを見ると、第320話以降は番号が欠番になっているのが多い。 記事を書いた頃は、第50話くらいを読…

テレビはどう変わって行くのだろう

大晦日に、「紅白歌合戦」を見ていた。 昔ほどではないが、すこし楽しみにしていた。 知ってる曲もあるし、知らない曲もある。 まあ、それはしかたない。 30分くらいで、見ている元気がなくなってしまった。 なぜだろうか。 1時間しないうちに、脱落した。 …

2022年 元旦

2022年は、どんな一年になるのだろうか。 元旦も、午後になって思いつきで出かけた。 富士山でも見て来ようと、思ったのだ。 富士山を見ると言っても、江戸川の土手へ行けば見えるかな、と考えた。 子どもの頃は、一月一日は出かけるものではない、と言われ…