晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

秋田街道

菅江真澄の旅日記を、電子テキストに入力している。 全集第一巻の最終の日記となる「外が浜つたい」を入力していた。 天明8年(1788年)、真澄は南部領から津軽領三厩を目指して歩いていた。 蝦夷地への渡航のためである。 すでに、天明5年に秋田から津軽に入…

あきたのかりね② 菅江真澄テキスト

十六日 つとめて中山といふ処をへて矢引といふ山阪の路のぼりて、家ひとつあるにものとへど、さらにこたふる人もなく、柱につなぎたる猫のみ、ねう/\となきてけるわびしさに、まへなるあぐらに遠方を見つゝいこへば、かりがねの聞えたるをあふぎて例の戯れ…

どんどんセルフレジになるのだろうな

久しぶりに行ったスーパマーケットのレジが、すべてセルフレジになっていた。 あちらこちらのスーパーに、セルフレジのコーナーができているのは見かける。 でも、すべてセルフになっているのは、はじめて見た。 このスーパーマーケットは24時間営業であるの…

ブログのことについて

このブログを書き始めたのは、一昨年の8月である。 この2月で、1年と半年、投稿の記事としては今回で500になる。 昨年の8月までは、ほぼ毎日投稿していた。 一年経ったところで、これからは毎日ということではなく、思いつくことを書けたら書くというスタン…

追突もらい事故の後始末

愛車の6ヶ月点検に、行ってきた。 昨年の8月に車検を受けたのだが、早いもので半年経ったのだ。 実はその2ヶ月前に、追突事故に遭った。 交差点の赤信号で停止していたところを、まだ赤信号の状態で追突された。 まったく一方的な追突事故だった。 そのこと…

「独身貴族」って何?

このブログの冒頭に、「趣味は、山、本、音楽、PC、その他。」と書いた。 これは、20代の頃からほとんど変わっていない。 まあ、その頃PCはまだ無かったので、代わりに「酒」が入るかもしれない。 そういうものに、小遣いのほとんどを使っていた。 最近は見…

アマデウス

私は、ジャンルを問わず音楽を聴くので、クラシック音楽も聴く。 シベリウスの交響曲に魅力を感じてクラシック音楽を聴くようになった私は、他の作曲家の作品も聴くようになった。 その頃の日本のクラシック音楽の世界は、誰でも知ってるようなベートーヴェ…

あきたのかりね① 菅江真澄テキスト

天明四年甲辰の九月十日、出羽の国に入たるより、おなじき、しはすの三十日の夜までかいのせ、はぐろやま、きさがたのことをしるす。 いではのくに田川郡鼠が関といふ、うまやのをさがやに泊りぬ。 これよりなべて庄内とよぶ。 こゝより、なにさ、かさと、言…

あきたのかりね 菅江真澄テキスト

天明4年9月10日に越後を出発し、鼠ヶ関を越えて出羽庄内に入り、鶴岡を経て羽黒山に詣でる。 最上川を降り、酒田、吹浦、さらに、9月25日に由利郡で象潟を見学している。 そのあと、本荘、矢島、西馬音内を過ぎ、10月10日には、佐竹藩の雄勝郡に…

楽器が好きなのに楽器にむいてない

リビングの隅に、ギターがスタンドに立っている。 しばらく、さわっていないな。 たまには、練習しようかな。 楽譜はどこだろう。 定年退職の時に、自分へのご褒美に買ったクラシックギターである。 エドムンドというスペイン製のものだ。 それまでは、数年…

冬の空を見上げている

これは、昨日の朝の空である。 帰ってから、空を見上げたら、もう雲が増えている。 スマホの写真フォルダの中の、空の写真が占める割合が、とんでもないことになっている。 夏の雲が、迫力がある感じなの比べて、冬の雲は、繊細で美しい。 「雲は天才である…

文字認識アプリサイトが進化していた

先日のブログに、菅江真澄テキストの入力のために、文字認識アプリサイトを利用していることを書いた。 現在校正しているテキストは、数年前にアプリサイトを利用して文字認識したものだった。 そのテキストの校正が終わってしまったので、次の分の文字認識…

音質にこだわるか 音楽にこだわるか

電化製品の量販店というのは、栄枯盛衰の厳しい世界らしい。 そういう店に行く機会があると、店内をフラフラしてしまう。 主に、音響や映像のコーナーである。 やっぱり、その辺が気になってしまうのだ。 私は、音楽好きなので、若い頃は秋葉原に行ってフラ…