晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

そとがはまかぜ⑥ 菅江真澄テキスト

廿二日 あさとく、せきて(関手形)わたして越たり。 このあたりの郡はいかにととへど、しらじ、たヾ白河庄とのみいらふ。 みちの左右に白糸滝、登滝、無音滝、日暮し滝、二見滝、折橋の番処を右の沢へおりて温泉あり、鬼湯なり、大人の入湯の故事。 銀山あ…

十進法、そして十二進法?

図書館で借りた本の返却日が迫っている。 どうしても手元に残しておきたい本を、画像ファイルで残すことにした。 なんと暇なことをやるのだろうと自分でも思うが、確かに暇はあるのである。 テーブルにスキャナーを持ち出して、ページを開いてはセットし、ス…

霞ヶ浦は香取海だった

正月に、楯縫神社にお参りした際に、置いてあったパンフレットを持ち帰った。 社殿の脇に、きれいに整理されていた。 内容がおもしろいそうだったので、10種類ほどあったのを、すべていただいてきた。 帰ってから、読んでみた。 おもしろかったパンフレット …

紙の本とデジタルの本①

どうしても読みたい本があったので、図書館で借りることにした。 自宅の近所に柏市の図書館の分館はあるが、分館の蔵書にはないようなので、本館まで出かけることにする。 本館までは、歩けば1時間ほどなので、運動にはちょうどいいのだが、自転車で出かける…

そとがはまかぜ⑤ 菅江真澄テキスト

十八日 志左万、浦石、登久左志(徳才子)、杉の沢、山里(以上浪岡町)。 たれこゝにかくいつおもひ入そめて山里と名の世にしられけん津軽阪(浪岡と青森の境)とふに越来けり。 真萩いと多し、過来るつがろ野とを、いづらをせにせん。 この谷かげ、沢おく…

楯縫神社 茨城県稲敷郡美浦村木原

正月休みに、どこか出かけようということになった。 九十九里浜や屏風ヶ浦で、海を見るのもいいな。 久しぶりに、鹿島神宮もいいか。 などと考えてみたが、どこも混み合っていそうだ。 思いついたのが、霞ヶ浦である。 昨年の夏に孫娘たちと、土浦のあたりの…