晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

2025-10-01から1ヶ月間の記事一覧

日本旅行記、訪問記、滞在記の類いについて ⑤ 100年前の世界一周 その一

久しぶりに、近所の図書館別館に行ってみた。 市役所支所のある近隣センターの中にある。 一階の市役所支所の窓口を通り過ぎて進むと、図書館別館がある。 図書館別館といっても、学校の図書室程度のものである。 なので所蔵の書籍数も、それほど多くはない…

三人の思想家

三人の思想家とは、安藤昌益、佐藤信淵、平田篤胤である。 先日、安藤昌益の墓参りについてのブログに、佐藤信淵という思想家も秋田出身であることを書いた。 尾藤正英氏は、佐藤信淵は、安藤昌益とともに、日本史上、他に類例のない思想家であると述べてい…

いわてのやま③  菅江真澄テキスト

八幡の神籬にまうでて久斯美多万(奇御魂)をも拝み奉らまく、いで、そのみやしろへとおもふに声高う舟よばひせり。こは、かみ川の行かひやあらん、とく/\と人々のいへば、いそぎほゐにはあらずて、そのかたをよそに出たつ。しかはあれど、去年、さをととし…

土の思想家 安藤昌益の墓参り

同級会で帰郷した際に、同級生に車に乗せてもらったり、泊めてもらった。 彼は、同じ集落の同級生の男の子4人のうちの1人である。 小学生の頃に、4人で誕生日会をやってた記憶がある。 やっと、集落にテレビが入ってきた頃なので、世の中には誕生日会という…