晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

2025-01-01から1年間の記事一覧

難しくて面白い漢字の世界⑤ 法華経と般若心経

ウィキペデアという百科事典サイトがある。ウィキペデア自体は、世界で300以上の言語で執筆されているのだ、という。 その姉妹サイトに、ウィキソースという文書を収録しているサイトもある。 この中国語版が、維基百科そして維基文庫である。 維基文庫が…

はしわのわかば⑪ 菅江真澄テキスト

十六日 こゝを出て大原ノ里につきたり。 此郷(サト)五月三日の夜みな灰となれど、芳賀慶明が家は河ノ辺に在れば事なしとて訪(ト)へば、よろこぼひて夜打更るまで月見語らひて、歌はいかにといへるに、 おもふどちこゝろのくまも夏ノ夜の月にかたらふ袖の…

やっぱり、本を買ってしまう ② 現代詩人全集

「中国の詩人」を読んでいたのが、20代の終わり頃だった。 そして今、それを再読している。 それよりもさらにさかのぼって、高校生だった頃に、日本の詩人たちの作品を読んでいた。 角川文庫の「現代詩人全集」である。 角川書店から、全10巻で刊行されてい…

はしわのわかば⑩ 菅江真澄テキスト

十二日 けふは石手堰(イハデキ)ノ神にまうで奉らまく、あるじ安彦(アビコ)中和(ナカマサ)を前(サキ)に北上川の岸づたひに行ヶば、雌嶋(メシマ)、雄嶋(ヲシマ)なンどいふこゝらの岩群(イハムラ)ありて、分ケやすからぬ路也。梢をよぢ蔓(カヅラ…

ロックの時代 22 ado「エルフ」

この一、二週間くらいにYoutubeで聴いた曲が、耳から離れない。 例によって、外国の方が日本の音楽ビデオを見ているいるというリアクション動画である。 アド(ado)さんの「エルフ(elf)」。 アドさんといえば、「うっせぇわ」という曲を聴いたのは、何年前に…

それぞれの終楽章

芥川賞と直木賞の発表があった。 この賞の選考は、1月と7月と年に2回なので、けっこうせわしない。 それぞれの賞の受賞者は、一人か二人らしいので、毎年数人の受賞者が生まれる。 今回の授賞式が172回目だというから、いったいどれくらいの受賞者がいるのだ…

はしわのわかば⑨ 菅江真澄テキスト

廿八日 あさてばかりこゝを出たゝむといふを聞て、姉体(水沢市)といふ処にをるくすし安彦ノ中和(ナカマサ)。 たび衣袖のわたりの別より涙の川のせく方もなし とある歌の返し。 なみだ川身もうくばかり旅衣袖の渡にくちやはてなん 盛方のもとより、 別ても…

やっぱり、本を買ってしまう ① 「中国の詩人」その詩と生涯

数年前に、ほとんどの蔵書を処分してしまったので、手元にはほんとに限られた書籍しか残っていない。 ところが、このところ、いろいろと本を買ってしまった。 退職して通勤をしなくなったので、途中で本屋に寄るということがなくなった。 とはいっても、今は…