晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

秋田

国勢調査2025 犬・猫・熊にも国勢調査が必要? 

今年は、国勢調査の年だった。 10月ころに、担当者が調査用紙入りの封筒を自宅に届けてくれた。 前回の調査は、2020年だったらしいので、5年ごとにやってるらしい。 調査用紙にパラパラと目を通していたのだが、そういえば前回はネットで提出したことを思…

歴史の点と線

歴史について調べていると、いろんなことに出会う。 それは、出来事だったり、人物だったり、場所だったりする。 それらは、それぞれが、点として独立して存在している。 それが、ある時に、点と点が線でつながったりする。 重なったり、交差したり、密接に…

土の思想家 安藤昌益の墓参り

同級会で帰郷した際に、同級生に車に乗せてもらったり、泊めてもらった。 彼は、同じ集落の同級生の男の子4人のうちの1人である。 小学生の頃に、4人で誕生日会をやってた記憶がある。 やっと、集落にテレビが入ってきた頃なので、世の中には誕生日会という…

最後になるかもしれない同級会

8月、お盆が終わって、夜行高速バスで帰郷した。 同級会に出席するためである。 今回の会場は、「たしろ温泉ユップラ」というローカルな宿泊保養施設である。 私の郷里の町が大館市と合併する前にできたもので、和室や洋室もあるので、個人的に何回か利用し…

ジュピター号に乗る

五年ぶりに、ジュピター号に乗った。 ジュピター号は、東京から秋田まで走る夜行高速バスである。 私の郷里である大館市に本社がある秋北バスが、運行している。 池袋駅を夜10時に出発し、首都高、東北自動車道に乗り、いったん大宮で降りて、大宮駅でも乗客…

米という難儀なもの

世の中にでは、常識では考えられないことがおこる。 まあ、私の常識と、世間の常識は同じではないだろうし、日本の常識と世界の常識もちがうだろう。 今、日本を混乱させている米の問題も、私からすると不可解である。 補助金を出して減反によって生産量を調…

それぞれの終楽章

芥川賞と直木賞の発表があった。 この賞の選考は、1月と7月と年に2回なので、けっこうせわしない。 それぞれの賞の受賞者は、一人か二人らしいので、毎年数人の受賞者が生まれる。 今回の授賞式が172回目だというから、いったいどれくらいの受賞者がいるのだ…

柳田国男と菅江真澄

菅江真澄は、それほど知られている人ではない。 私の学校生活の中でも、彼の名や作品は教科書などでは扱われていなかった。 現在は、どうなのだろうか。 だから私は、二十代になって,菅江真澄の研究者である内田武志氏の新聞記事を読むまでは、その名を知ら…

クマ出没 注意!

二十代の頃に、秋田県中央部の森吉山に一人で登っていた。 そしたら、こんな看板があった。 「クマ出没 注意!」 アスファルト舗装はされていないが、トラックの通れるような広い林道である。 「注意」と言われても、クマよけの鈴も持っていなかった。 まあ…

まるめろのうた

私の住む集合住宅に隣接して、光ヶ丘団地がある。 日本で最も古い公団住宅だった光ヶ丘団地は、20年ほど前に建て替えられて、高層住宅になった。 だから現在は、正確には「グリーンタウン光ヶ丘」という名前に変わっている。 歩いていると、運動広場の近くに…

雪のある生活

私は、雪国で育った。 このことについては、ブログに何回か書いている。 秋田県と青森県の県境をなす白神山地の南麓の村で、生まれて高校卒業まで暮らしていた。 11月に初雪が降って、12月からから根雪となって、3月頃から溶け始めて4月初めには、あちらこち…

冬至には「いとこ煮」

今年の冬至は、12月22日だった。 12月21日の年もあるらしい。 その日は、朝から雨が降っていた。 それほど、気温が下がってはいないので、雪に変わることはないだろうと思っていたら、そのうちに晴れた。 北国は、豪雪で高速道路や国道の渋滞がやっと解消し…

野球について考えてみた

夏の甲子園が終わった。 宮城代表の仙台育英高校が優勝した。 テレビのニュースでは、優勝旗が白河の関を越えた、とやっている。 「どうして、こんなに騒いでいるんだろう」と、妻が言った。 私も、そう思う。 でも、東北の人間である私には、東京の人間にあ…

国名について調べてみた13 陸奥国比内郡

今朝、団地に咲いていた紫陽花 これは、私の日本の歴史の勉強のための覚書です。調べたこと、考えたことを書きとめてます。 令制国というものに興味があって、気が向けば調べたりしています。 息子が、小学校で使う郷土学習の副教材を見たときに思った。 自…

国名について調べてみた12 陸奥国と出羽国

これは、私の日本の歴史の勉強のための覚書です。調べたこと、考えたことを書きとめてます。 令制国というものに興味があって、気が向けば調べたりしています。 青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県の6県からなる東北地方であるが、明治維新まで…

秋田街道

菅江真澄の旅日記を、電子テキストに入力している。 全集第一巻の最終の日記となる「外が浜つたい」を入力していた。 天明8年(1788年)、真澄は南部領から津軽領三厩を目指して歩いていた。 蝦夷地への渡航のためである。 すでに、天明5年に秋田から津軽に入…

八郎潟と手賀沼

私は、秋田県で育った。 小学生だった頃、八郎潟の干拓事業が進行していた。 時代は、「食糧不足」という大問題があって、食料増産によって食料自給率を上げることを目指していた。 私の育った町は、岩瀬川と早口川という白神山地から流れ出る川に沿った狭い…

50年の時の流れが変えたもの

たぶん来年の春で、秋田から首都圏に出てきて50年になる。 その頃、方法は鉄道を使うしかなかった。 国鉄の夜間急行「津軽」である。 急行「津軽」は、青森を出発し、奥羽本線を経由し、14時間かけて上野に着いた。 暗くなってから大館で乗車して、福島あた…

秋田もろこしと大館のお菓子

昨日は、南部せんべいのことを書いた。 そうしたら、秋田のお菓子も食べたくなってきた。 やっぱり、秋田もろこしだなと思ったが、南部せんべいと同じように全国的には知られてないだろう、という気がした。 ほとんど、スーパーのお菓子売り場で見たことがな…

南部せんべいが食べたい

ここしばらく、スーパーへ行くと南部せんべいを探していた。 なかなか、見つからない。 スーパーは、歩いて行ける範囲で6カ所くらい、車で行くところは倍くらいになる。 南部せんべいは、どこのスーパーでも置いてあるわけではない。 だいたい、3店のうち1店…

台風の季節

甲子園の高校野球は、台風のため3日連続で順延なのだそうだ。 台風のためというよりも、台風の影響受けた天候不良ということかな。 私の郷里の秋田代表の明桜高校は、たしか5-0で勝っていて、雨のためノーゲームになった。 ノーゲームというと、最初からやり…

忘れていたことを思い出す

幼い頃の記憶を掘りおこして、つなぎ合わせることがなんの意味があるのかわからない。 少年時代を過ごした場所を離れてしまった私にとって、その15年間は過去というものになって私の記憶の中にある。 もし、そこを離れずに、ずっとそこで生活していれば、過…

田代岳の思い出

田代岳は、私のとって原点となる山である。 中学一年生の時に、初めて登っている。 夏休みに、男性教師が参加者を募集して、有志の生徒が参加して登っている。 たぶん中学の二年生、三年生の男子生徒十数人だったと思う。 男子教師が数人引率して、9合目の湿…

サーカスがやって来る

数年前、市内の大型モールの近くにサーカスがやって来た。 モールの近くの空き地に、巨大な白いテントが建設された。 何だろうと思っていたのだが、サーカスのテントだった。 秋ごろに、2ヶ月半ほど公演していた。 孫娘が、ママとばあばといっしょに観に行…

国名について調べてみた⑥ 東北地方中編

これは、私の日本の歴史の勉強のための覚書です。調べたこと、考えたことを書きとめてます。 令制国というものに興味があって、気が向けば調べたりしている。 平安初期には、「蝦夷」を、出羽側は「蝦狄」と陸奥側は「蝦夷」と分けて記録されているという。 …

ナタ漬けといぶりがっこ

私が育った秋田県は、塩分摂取量が多いといわれる。 料理の味付けが特に濃いとも思わない。 やっぱり、漬け物を多く食べるからだろうか。 秋田には、いろんな漬物があるらしい。 あるらしいというのは、秋田でも地域で違ってくるからである。 かつて、秋田か…

お線香をあげる 水をあげる

日本は、小さい国だというけど、ヨーロッパの国と比べればそうでもないよ、という人がいた。 文化の面から考えたら、すごく広い国なのかもしれない。 東西南北とても広いとも、考えられるかな。 まず、言語の面から言ったら、標準語がなかったらどうなんだろ…

世界自然遺産である白神山地のこと

白神山地は、1993年に日本で初めてユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録された。 登録理由としては、 「人の影響をほとんど受けていない原生的なブナ天然林が世界最大級の規模で分布」していることとされている。 私は、白神山地の麓で生まれ育った。 しかし…

大館 秋田犬 曲げわっぱ きりたんぽ

テレビをつけて、夕食を作っていた。 テレビから「大館」ということばが聞こえたので、急いでテレビの前に行った。 フィギュアスケートのザギトワさんが、秋田犬とたわむれていた。 彼女の愛犬「マサル」の故郷を、訪ねたというニュースだった。 そして、「…

郷里の秋田とお酒のこと

最近買った日本酒が、郷里秋田の大館市の酒だった。 「北鹿」という酒造会社の、特別純米「北秋田」である。 もちろん、秋田県産米100%使用となっていた。 大館といったら「北鹿」くらいしか、酒造会社が思い浮かばない。 大館は、一応城下町である。 江戸時…