晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

江戸川サイクリング

自宅から、自転車で30分ほどで江戸川の土手に着く。

流山橋のあたりである。

かつては、ここで自転車を降りてランニングしていた。

土手を走って北上し、運河で休憩してまた流山橋までもどる。

または、運河から更に北上し玉葉橋を埼玉県三郷市側に渡り、流山橋まで南下し、流山橋流山市側に渡り、自転車で自宅に帰る。

しかし、2時間近く走ってから自転車で帰るのは、かなりツライ。

道路のアップダウンがこたえるのだ。

退職後一年くらいして、元の勤務先から一ヶ月のアルバイトの依頼がきた。

とりあえず頑張ってみた。

臨時収入なので、近くのサイクルシヨツプで自転車を買った。

それまでのママチャリではなく、ちゃんとサイクリング用のやつにした。

こんなに違うものかと思った。

とにかく、軽い。

片手で車体を持ち上げられる。

ペダルが軽い。

これなら、どこまでもいける。

そこで考えを変えた。

走るときは、近場の手賀沼にする。

自転車はサイクリングだけにして、遠出にする。

土手のサイクリングコースは、いいことがいくつかある。

ひとつめは、眺めがいい。

土手は、基本的に堤防なのでまわりより高い。

川や河川敷とともに、外側の田んぼや畑そして村や町がよく見える。 

ふたつめは、走りやすい。

基本的にフラットである。

道路や線路を越えるのも、ほとんど河川敷に迂回してるので時間のロスがない。

 

江戸川サイクリングに出発です。

流山橋を三郷側にわたる。

そして東京湾方向に南下する。

すぐにJR武蔵野線の鉄橋があるので下を迂回する。

さらに進むと不思議なものが見えてくる。

東京ガスのガス管橋である。

この下をくぐるのだが、かなりむき出しで無防備である。

通るたびに大丈夫なのか心配になる。

次に、つくばエキスプレスの鉄橋がある。

地図ではこのサイクリングコースは「三郷幸手自転車道」となつている。

江戸川にはところどころに中洲ならぬ中の島がある。

木がはえて緑の島である。

さらに行くと松戸市三郷市を結ぶ「上葛飾橋」。

右手に「水元公園」が見えて、ここが埼玉県と東京都の境だ。

前方には「東京外かく環状道路」の鉄橋と並行する「葛飾大橋」

JR常磐線の鉄橋と国道6号線の「新葛飾橋」と続く。

土手の上にもどると、巨大な金町浄水場があり、そのとなりが「柴又帝釈天」。

お詣りはせず、その裏の公園でひと休み。

ベンチに座って江戸川を見ると川向こうは松戸市矢切の渡し

このへんは江戸川サイクリングロードとなっている。

すぐに北総鉄道の鉄橋、さらに進むと京成本線の鉄橋、河川敷には小岩菖蒲園がある。

それを過ぎると国道14号千葉街道だ。

この橋を渡ると、また千葉県に入り市川市国府台。

河川敷に降りてお弁当にする。江戸川の流れや京成電車を眺めてゆっくりする。

また、土手にもどるとこのあたりは国府台の学園ゾーン。

幼稚園から大学まであるらしい。

これからは、川向こうにさきほど走った風景を見ながら流山橋まで北上する。

里見公園の下をすぎる。

里見公園のとなりには国府台城趾があるらしい。

まだ来たことがない。

気になる。

坂川の柳原水門を越える。

ずっと、スカイツリーが見える。

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スカイツリーを望む

ここから松戸市になる。

松戸市では江戸川ハイキングコースとなって、公園として整備している。

土手の上にベンチはともかくトイレがある。

めづらしいです。

あとはひたすら走る。

お尻が痛くなってくる。

つくばエキスプレスの鉄橋あたりが、松戸市流山市の境である。

やっと流山橋にもどる。

書いてるうちに、ガイドブックみたいになってきた。

自宅の柏市から、流山市三郷市葛飾区、江戸川区市川市松戸市、そしてまた流山市柏市と、大旅行だなあ。

これが、だいたい5時間ほどのコースです。

 

 

 

 

 

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