私にとっては、今のスマホはミニパソコンの到達点だと思っている。
かつて、パソコンがこうだったらいいのに、と思ったことをほとんど実現している。
たとえば、
小さくて手軽に持ち運べる。
フォントが綺麗で、気持ちよく読書ができる。
好きなフリーソフトが入れられる。
安くて、手ごろに買える。
今は、さらにかつて考えなかったおまけがついている。
デジカメもビデオカメラも要らない。
スマホが登場する前に、PDA(Personal Didital Assistant)の時代があった。
いろいろな規格が乱立する戦国時代だった。
世界初は、1984年のPSIONのOrganizerである。
1992年には、APPLEがApple Newtonを発売するが失敗に終わる。
原因は、でかい、高いということだった。
ポケットに入らず、1000ドル位だったそうだ。ニュースで読んだ記憶がある。
PEG-SJ33というのは、2003年発売になっているのでその頃だと思う。
バッテリー駆動時間15時間となっている。
入力が略字による手書きだった。
もっぱら、通勤時に音楽を聴いたり、青空文庫にある時代小説を読んでいた。
それまでは、カセットウォークマンを使っていた。
1993年シャープは、それまでの電子手帳の発展形として、Zaurus PIシリーズを発売した。
さらに、2001年、LinuxOsを搭載したSLシリーズを発売した。
私は、ハードディスク搭載とキーボードに惹かれて、Zaurus SL-C3200を購入した。
2006年であり、最後のZaurusだった。
その頃はじめた辞書ソフトなどに使った。
まだ、ネットワーク機能はなかったので、ネットはできなかったのだ。
3.7インチ液晶で、6GBのマイクロドライブ搭載、動画も再生できる。
今の、スマホなら当たり前のことではあるけれど。