晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

柿の季節

柿は、私がいちばん好きな果物だ。いろいろな果物の中で、柿の果肉の柔らかさ加減や甘さが私の好みである。干し柿も好きだが、けっこう値段が高い。

今年は、天候不順で野菜果物にとっては、最悪な年だったかもしれない。

私の好きな柿はどうかな。

私は、果物は基本的に皮を剥かずそのまま食べる。その方がうまいと思う。

田舎育ちで、そういう食べ方になれてるだけかも知れないが、皮と身の間にうまさがある、というのは確からしい。

普通に食べごろの柿もいいけれど、完熟を通り越してとろとろになった柿をスプーンで食べるのが、私のお気に入りである。

お菓子は、その字のとおり元々は果物だったらしいが、これこそお菓子である。

柿は種類が多く世界中にあるが、日本の柿は和名「カキノキ」であり、日本、韓国、中国に生育している。英語では、Kaki Fruit と言われている。

 

 

豆柿というのがある。

秋田の母の実家にあって、子供時代によく食べていた。ブドウのような小さな果実の柿である。私の記憶では、黒っぽくて干し柿のような味だった。

関東へ出てからは、見かけたことがない。日本中にどの程度自生してるのだろうか。

豆柿について、調べてみた。

豆柿の和名は、「マメガキ」のほかに、「ブドウガキ」「シナノガキ」があり、シナノという名前からすると、長野県あたりには広く分布してるのだろう。

英名は、「Date Plum」である。date、つまりナツメヤシとplum、プラムのような味がするということだ。

小さな液果が実って、熟すと黄から黒紫に色づくということで、私が食べていたのは、豆柿で間違いないと思う。果実は、乾果と液果に分けられ、乾果は果皮が乾燥した状態になるもの、液果は果皮が柔らかく汁気の多いものである。

 

以前、「野生の果実」でも書いたが、流通ルートに乗らない果物が日本にはいっぱいある。全国的な流通に乗らないだけで、地域的に売られているものがあるかもしれない。

日本は、東西南北に広いので、いろんなものがありそうだなあ。

 

 

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