晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

千葉県の中の東葛飾

下総国が成立した頃の葛飾郡は、今の埼玉県、東京都、茨城県、千葉県にまたがっていた。その後、いろいろ変遷を経て、明治には、埼玉県北葛飾郡、東京都南葛飾郡茨城県西葛飾郡茨城県中葛飾郡、千葉県東葛飾郡となった。現在、郡名として残っているのは、埼玉県北葛飾郡だけである。そのほかは、町村の市昇格や市町村合併により消滅した。

郡名としてはなくなったが、地域名としてはまだ残っており、いろいろな施設名や組織名に使われている。

東葛飾は、西側を江戸川を境にして埼玉県、東京都と接している。北側は、利根川を境に茨城県と接している。

JR常磐線が、東京都の上野駅から、松戸市柏市我孫子市を通り茨城県に伸びている。さらに、福島県の太平洋側を経由して宮城県岩沼駅が終点である。

 

私は、柏市に住んでいる。

我孫子市が勤務先だった時に、毎月千葉市まで出かけなければならない時期があった。

千葉市までは、柏まで出て柏から船橋まで東武鉄道で、船橋でJRに乗り換えて千葉まで1時間ほどかかる。しばらく、その経路で行っていた。

そのうちに、思いついた。

成田経由でも、行けるんじゃないか。 

JR成田線で成田まで行く。そこで、千葉行きに乗り換える。

かかる時間は、同じようなものである。しかし、車窓からの眺めはだいぶ違う。

ずっと、田園風景である。旅行気分で楽しめた。

農村風景は、地方によってかなり違う。

成田や佐倉あたりの農村は、里山があってそれを後ろにして農家の建物が並んでいた。家の前には、広い田圃があって見下ろす感じである。

そういうことを、何年かやっていた。

 

千葉市は、県庁所在地である。でも、遠い。

かつては、パスポートや運転免許のために行かなければならなかった。

運転免許を取るのは大変だった。免許センターが、千葉市の郊外にあって遠かったのだ。朝早く出かけて、夕方遅く帰ってきた。でも、免許証もっらたからまだいいけど、ダメだったらめげてしまう。

それに比べて、東京は近い。

柏から、上野まで快速で35分である。東京文化会館でコンサートがあったとしても、上野駅を出たら目の前である。

東京メトロの千代田線も出ているが、乗り換えなしで都心まで行ける。

松戸市の矢切から渡し舟が出ていて、柴又帝釈天の裏に着く。

 

チバラギということばがある。あまりいいイメージで使われてないようだが、この地域が茨城とつながりが強いことから来てるだろう。

下総国には、結城郡猿島郡と岡田郡、そして相馬郡があったが、今は茨城県になっている。当時は、鬼怒川が、常陸国下総国との境だった。

だから、チバラギということばがあっても不思議ではない。

 

 

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