晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

歴史を遡る

たいていの歴史の教科書は、はるか昔から始まって、現代に至る。

私の体験で考えると、日本史の授業は、中学校でも高校でも現代までたどり着いていない。

だいたい、昭和の途中で年度終了だった。

こんなことを言うと、いろいろと差し支えがありそうだが、もう半世紀近くも前のことだ。

今は、進度状況のチェックが厳しいだろうから、そんなことはないだろう。

そのせいかどうかはわからないが、私は大学で昭和史の講義を受けている。自分で、選択したのかな。

 

そこで私が考えるのは、歴史を遡って勉強していったらどうかな、ということだ。

現在から過去に遡れば遡るほど、物事は曖昧になる。資料も少なくなるし、記憶もはっきりしなくなる。それなのに、はるか昔のことを、さも確実に真実であるかのように記述してある。

そうじゃない教科書があってもいいんじゃないかな。現在から過去に遡っていく教科書。

私が考えるくらいだから、きっと偉い人は既に考えた人がいるだろう。

どこかで、チラッと聞いたような気がする。

 

この文を書いていて思った。

これって、法律についての考え方と同じかな。

私は、法律学科で勉強したのだが、法律を考えるときはまず現在の制度がどうなっているか。

それは、過去の制度でこんな問題があったので、このように変えられた。

こんなふうに、過去に遡っていく。

これを、歴史の勉強に当てはめると、まず現在がどのような現状、どのような時代であるかをおさえなければならないということだろうか。

それは、それでけっこう大変なことだよなあ。

 

歴史だけの問題でないかもしれないな。

人間の歴史、人生ってなるのかな。

でも、それを考えるときは、もうこんな考え方してるような気がするな。

 

 

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