晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

図書館へ行く

市立図書館が、現在休館中である。

システム入れ替えのため、11月2日まで休館ですとなっていたので、二週間ほど休むことになる。ホームページも使えないとなっていたから、大掛かりである。

棚卸しのための休館なら、毎年あるような気がするが、システム入れ替えというのは、よっぽど大きな変更があるのだろうか。

私は、気が向いた時だけ、図書館を利用している。

でも、毎日のルーティンに図書館を組み込んでいる人は、困ってるだろうな。

たまに、本館を利用すると、日課で来ていそうな人を多く見かける。家で、購読しているのとは違う新聞を読むために図書館に通ってる人は、けっこういそうな気がする。1日のうち、何時間かは図書館で読書とか。

私の場合、図書館分館が歩いて3、4分のところにあるのだが、閲覧スペースが、4人掛けのテーブルが1つと、3人掛けくらいのソファーが1つしかない。のんびり、読書という感じではないので、借りるために行くだけである。

もっと、閲覧スペースがゆったりしてたら、私も毎日のルーティンに組み込んでいただろう。

 

最近、流山市の「木の図書館」に何回か行っている。車で10分くらい、自転車で20分ちょっという距離である。「木の図書館」というのはおもしろい名前だが、他に中央図書館があって、もう一つは「森の図書館」と「こども図書館」である。

命名の由来は、はっきりはわからない。住所は、「流山市名都借」である。

でも、流山市には、「加」とか「木」という地名があったと思う。開拓地の関係だと思う。

「森の図書館」は、おおたかの森にあるからだ、とは思う。

「木の図書館」は、市役所支所の2階にあるこじんまりした図書館である。おもしろいのは、閲覧席が、窓側にカウンターになっている。飲食店でよくあるお一人様用の席みたいだ。

明るくて、外も見えるし、落ち着いた感じでよかった。

そこで、「目で見る柏の100年」という写真集を見つけた。大判で、説明文 1 写真 9 くらいの配分である。とても説明文がわかりやすく気にいってしまった。明治から昭和までの写真が豊富だ。どうやったら、こんなに写真を集められるのだろうな、というような写真がいっぱいある。きっと、地元の古い家などをまわってお願いしないと、こんなにいろいろな写真は集まらないだろう、と思う。

今まで、知らなかったことを知ることができる。言葉でしか知らなかったことを、写真ではっきりと見ることができる。

たとえば、柏駅に近くに豊四季台団地がある。それは、競馬場の跡地にできたことは知っていた。でも、飲食店がいろいろあって賑わっていた写真を見るとすごく現実味を帯びたものになる。

柏の葉は、今や東京大学のキャンパスやいろいろな公共施設、そしてマンション、広大な住宅地だが、アメリカ軍の通信基地があってそれが返還されたものだった。さらに、さかのぼると、日本陸軍の飛行基地があり、B29を迎え討つための基地として使用された。

これらを、写真で見ることができる。どんなに、文章で詳しく説明するよりも写真1枚で、一目瞭然である。

他の、近隣の市の同じような写真集もあったので、しばらく通うことになるだろう。

 

 

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