晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

マフィンおばさんのぱんや

「パン焼き入門」という話を、何週間か前に書いた。子どもが小さいころに、パン焼き器を買ってパンを焼くようになったこと。パン焼き器が壊れたが、新しいものを買い換えたことについてだ。

たしかに、パンは大好きでよく食べていた。でも、何がきっかけでパン焼き器を買おうなんて思ったんだろう。自分でも不思議だった。

考えていて、たぶんこれだろうという理由がわかった。

 

子どもたちが小さい頃、福音館書店の「こどものとも絵本」という絵本のシリーズが毎月届いていた。これを、毎日の読み聞かせで読んでいた。

このシリーズは、すべて新作の作品で、あとで、普通の絵本として書店に並ぶような作品がいっぱいあった。 

その中に、「マフィンおばさんのぱんや」があった。

子どものたちも、私もお気に入りだった。

 

マフィンおばさんのぱんやのお手伝いをしている男の子が

町の人たちも食べられるおおっきなパンを焼こうとして

内緒で、ジャムやチョコの入った

大きなパンを焼くと

パン屋の建物からはみ出してしまうパンができて

とってもおいしそうなパンのにおいがして

町中の人たちも出てきて

たいへんな騒ぎ

 

というようなお話だった。

 

福音館書店のホームページを見ると、

1996年発行 竹林亜紀さん 作  河本祥子  絵

となってる

説明はつぎのとおり。

 

マフィンおばさんのパン屋で手伝いをしていた男の子アノダッテは、ある夜、自分ひとりでパンをつくってみようと思いました。ふだん見て覚えたとおりのやり方で、町のみんなに食べてもらおうと大きなパンだねをこね、かまどいっぱいに押し込んで焼き出すと、パンはどんどんふくらんで、家の屋根裏までいっぱいに……。香ばしいパンのにおいがただよってくるような絵本です。

 

私は、これを読んであげているうちに、焼きたてパンを食べたくなり、

パン焼き器を買おうと思ったんだと思う。

私はパンが好きだけど、ご飯も好きである。

パンは、仕事が休みの日に食べる、

仕事に出かける日は、必ずご飯をたべる。

なんだか、よくわからないこだわりがあった。

パンは、休日のお楽しみだったのかな。

 

 

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