晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

利根川サイクリングコース

毎日、いい天気が続いている。久しぶりに、自転車の出番だ。

江戸川の土手のサイクリングコースは、両岸とも完全につながっている。

ところが、利根川はところどころで途切れたり、砂利道になってる所があるらしい。

今までのところ、利根川のサイクリングコースで走ったのは、布佐から印旛郡栄町の長豊橋までである。手賀沼から手賀川に沿って利根川に注ぐ布佐まで行って、そこで利根川の土手に出ていた。

どうも、利根川サイクリングコースは、野田市柏市の境である利根運河のあたり、柏市我孫子市の境のあたりで途切れているらしい。地図を見ても確かに繋がっていない。

どうして、こんなことになるのだろう。

 

利根川下流を今まで走ったので、上流の方も走ってみようと思う。上流といっても、柏より上流ということで。

江戸川の土手は、自宅から自転車で30分くらい走れば、流山橋に着ける。

利根川の土手は、地図を見てもかなり遠い。

大利根橋のあたりが行きやすそうである。

そこで、とりあえず利根川の土手に着くことを目的に出かけることにした。

 

自宅を出発して、新柏駅を過ぎ、柏レイソル柏サッカー場の交差点で、国道16号線方向に右折する。

国道16号を渡ったら、柏ふるさと公園で、大堀川を渡る。

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大堀川

右手に、手賀沼が見えてくる。

さらに進んでいくと、手賀沼がすぐ近くに見える。

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手賀沼が見える

交差点で左折し、国道6号線方向に北上する。

国道6号を渡り、布施弁天への追分の交差点で住宅街の道を進む。

先日調べた布施城跡にあるという葬祭場を通って土手に出ることにする。

進んでると、高校生の一団とすれ違う。

葬祭場に隣接する県立高校の生徒らしいので、方向はまちがいない。

坂を下ると、高校のグランドと葬祭場の建物が見えて来る。

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視界が開けて、茨城県が見える。遠くに、筑波山がある。

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手前には、利根川の土手が二重にあり、その間に農地がある。

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保育園児もお散歩してた

利根川の堤防は、二重に築かれている。第一の堤防が、本来の堤防であり、川があり、河川敷があり、そして堤防がある。かつては、その外側に農地があり、集落があったと思われる。

しかし、その後第二の堤防が築かれている。たぶん、長年の洪水との戦いの結果だと思う。

第一の堤防と第二の堤防は、数百メートル離れている。その間には、農地はあるが、住宅はなかった。

第二の堤防を築いた時に、住宅や集落は第二の堤防の外側に移転したのだろう。

かつての集落であったろう跡地があった。周囲より1メートルほど高くなっており、石垣で囲まれていた。

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集落の跡地の中央には道路が通っていて、多くの樹木が植えられていた。井戸と思われるものもあった。

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放棄された集落跡

第二堤防の上に登ってみると、利根川の流れがあり、その向こうは茨城県である。筑波山もよく見える。

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堤防の上はサイクリングコースになっている。

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大利根橋の方向へ走ってみた。橋の下を潜って再び堤防の上へ出ると、すぐに舗装は終わって、砂利道になった。自転車で走るのは、危険である。

ここから、我孫子市方面には、サイクリングコースはつながっていない。

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反対の野田市方向は次回走ってみようと思う。

サイクリングコースは、利根運河方向には続いているが、野田市方向とは繋がっていないようだ。利根運河につながっているということは、江戸川のサイクリングコースに出られることになる。

そうすれば、この利根川サイクリングコース、利根運河サイクリングコース、江戸川サイクリングコースと乗りついで、ぐるっと回ることができるかもしれない。

 

大利根橋からは、布施弁天はすぐ近くである。せっかくなので、お参りして帰ることにしよう。

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