晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

運転免許証にまつわること

4年後の2024年が、運転免許証の次回の更新時期になる。

もう、免許証は返納だなあ、と思っていたのだが、よく考えてみると返納してほんとに大丈夫か心配になってくる。

定期的に、病院に行かなければならない家族がいる。その、通院が問題なのだ。バス電車乗り継いで行くのは、かなり大変だ。

行動範囲が、狭くなってしまうのはしょうがないとしても、何か緊急なことが起こった時が心配である。

高齢者の事故のニュースを見たりすると、どこかで思い切らないといけない、とは思う。

 

もともと、車の運転があまり得意な人間ではない。

でも、運転免許を持ってて良かったと思うことはいっぱいあった。

子どもを育てていた時とか、両親が病気で入院していた時は、ほんとに助かった。

何度、病院へ通ったことだろう。

真っ暗な中を、救急受付に駆け込んだことも何度もある。

 

免許証を見ると、29歳の時に取得している。

ずっとバス電車で通勤していて、あまり運転免許の必要を感じていなかった。

山仲間でもあった友人たちも、誰も免許を持っていなかった。

友人のお兄さんに、4人もいて誰も免許持ってないのか、と呆れられたこともある。

そのうち、ひとり、またひとり、と免許を取ったので、私も取ることにした。

合宿免許が出始めた頃で、「二週間、最短10日」というふれこみにひかれて、行ってみた。

ところが、私はブレーキとアクセルもわからないような人間だったので、途中で脱落してしまい、結局自宅近くの教習所に転校して、免許証を取得した。

 

子どもたちがまだ小さい頃、妻の実家が成東の隣りの山武町というところへ引っ越しした。

月に2回ぐらいは、遊びに行っていた。

そこから、車で30分くらいで九十九里海岸の中心部の本須賀海岸に出られた。

山武をベースにいろんなところに、出かけた。

銚子、成田、茂原、勝浦、鴨川、、、、、

柏から、片道60kmくらいあったけど、よく通ったものだ。

夕飯を食べた後、帰る途中で子どもたちは眠ってしまっていた。

妻も運転するので、どこへ出かけてもきつくはない。

妻の母が、松戸に転居するまで、10年以上続いたと思う。

 

私は、そんなに運転が好きでもないかもしれない。

それでも、秋田まで車で行ったこともあるし、京都も行った。

東日本大地震の後、高速料金が定額1000円になったことがあった。

ちょうど長男が転勤で京都に行ってたので、思いつきで遊びに行こうということになった。

ネットで簡単に、ホテルも予約できた。

長男の案内で、きれいな桜の名所を案内してもらった。

京都市内は、一方通行だらけである。妻はそういうところは得意なので、運転はお任せしていた。

平安神宮近くのホテルに泊まって、帰ってきた。いい思い出である。

でも、京都まで500kmくらい、秋田の大館までは700km近くある。

京都の方が、遠そうな気がするけどな。ただ、どこまで行っても混雑する。

東北道のように、どこどこ過ぎたら空いてくるというのがない。

 

スキーに新潟の津南まで、行ったこともある。チェーンも付けて大変だった。

津南といえば、最近、テレビで積雪2メートルってやってた。

私たちが行った時も、一晩で積雪1メートルだった。朝、みんなで車を掘り起こして、なんとか帰ってこれた。

車でスキーに行けたのは、妻の弟二人のおかげだった。

うちの車の、前と後ろをサポートしてくれた。

 

年をとると、人間の個人差は大きくなる。

寿命に、その差がはっきり出てしまう。

80なっても、90なっても、元気な人は元気だ。

免許更新まで、あと4年ある。

まあ、ゆっくり考えてみよう。

 

 

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