首都高速を初めて走った時、車間距離がほとんどなくて、しかも素速い車線変更が必要であることに、驚いてしまった。
これは、私には無理だ、と思った。
だから、東名高速や中央高速に行く時は、湾岸とか一般道を使っていた。
妻の伯母さん夫婦が、私たちの結婚式の媒酌人をやってくれた。
住所は、東京の北区滝野川というところだった。
お祭りなどがあると、お誘いがあるので家族でよく行った。
私は、運転が得意ではないので、あまり東京へ車では出かけないのだが、唯一車で行く東京の街だった。
JRの板橋駅がすぐ近くで、池袋のサンシャイン60のビルがよく見えた。
国道6号を東京方面に向かって、松戸を過ぎ、江戸川を渡る。
金町を過ぎて、中川を渡り、青戸で環七通りに入る。
あとは、ひたすら道なりに進む。途中、右手に「西新井大師」というのがある。
いつも、通り過ぎるだけだったが、最近になって初めて行った。
さらに進んで、荒川をこえると、北本通りで左折して、王子駅に向かう。
王子駅の突き当たりで、右折して飛鳥山公園を回り込んで、次の信号で右折すると、明治通りである。
飛鳥山公園は、江戸時代からの桜の名所であるのは知っている。何回も、その脇を通っているのに、いまだに行ったことがない。
明治通りを進んで大正大学を過ぎて、右折すると板橋駅に向かう道である。
板橋駅の近くは、下町っぽい昔ながらの店が並んでいる。
お祭りだと御神輿も出るので、子どもたちも楽しみにして行ってた。
朝、まだ混まない時間に出発すれば、1時間かからずに着くことができた。
その後、姪っ子が結婚して江戸川区に住むようになった。
船堀というところで、中川のすぐ近くだった。
今まで、青戸で右折してたのを、左折して環七通りを反対方向に進んで、一乃江で右折して、船堀に向かって、何回か行った。
長男が、学校の関係で八王子に1年間住むことがあった。
引っ越しや何やらで、何回か八王子にも通った。
浅草の河童橋や六本木ヒルズも車で行ったし、少しずつレパートリーは広がっている。
3年前に、妻の母が北千住に転居した。
北千住駅から徒歩3、4分の公団住宅だった。駅から近いので、電車でもいいのだが、みんなで移動することを考えて、ほとんど車で行ってた。
国道6号を、松戸、金町、青戸を過ぎて右折して、下町っぽい狭い道をすすんで、荒川を渡れば北千住である。
北千住は、宿場町であったので、古い店が多い。
今は、駅のすぐ近くに東京電機大学や東京学芸大学があり、高校もいくつかあるので、若者向けの店も多い。おもしろい街である。
母は体調を崩して、今は我が家にすぐ近くの病院に入院しているので、北千住に行く機会はなくなってしまった。
数年前に、家族で東京の神社めぐりをした。
ここには、弁天堂と大黒天堂がある。
その時は、こんな感じだった。
私のスマホには、「大江戸今昔めぐり」というアプリが入っている。
今の地図、江戸時代の地図、そして航空写真が簡単に切り替えられる。
東京の街歩きには最適の優れものである。
このアプリを活用したいものである。
東京は、駐車料金がとんでもなく高いのが難点なのだが、家族みんなで出かければ、交通機関の料金と比べればまあまあということになるかな。
とりあえずは、世の中が落ち着いてほしいものだ。