晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

アマゾンとクロネコ

アマゾンの創業者ジェフ・ベゾス氏の社長退任のニュースを見て思ったのは、アマゾンができたのは、26年前なんだ。たった、26年しか経ってないのか。

1994年というと、Windows95が出る前年だ。

アマゾンという会社の名前をはじめて知った頃の事は、よく覚えている。

本が好きな私は、書籍の情報サイトをいくつか見ていたのだが、そこにアメリカではインターネットを使って書籍の販売をするアマゾンという会社があるという記事があった。

まだ、ネットショッピングなどない時代だったので、アメリカは違うなあ、と思った。

ネットショッピングどころか、日本はまだ、一般家庭ではインターネットにもつながっていなかった。

 

Windows95の発売は、すごい話題だったが、ほとんどはインターネットとは無縁だったと思う。

我が家も、はじめてインターネットに接続したのは、Windows98の頃である。

電話回線をそのまま使っていたので、その都度モジュラーを差し替えていた。

インターネットをしている間は、電話してると同じだった。その間は、電話が使えない。

長電話と同じなので、子どもたちに長くインターネットしないように注意していた。

めんどうな時代だったのだ。

そのうちに、ネット接続の定額サービスが充実してきて、手軽に利用できるようになった。

家庭のPCだけではなく、ケータイやスマホでもできる時代になってしまった。

 

今は、アマゾンだけではなく色々なショッピングサイトを利用できる。

私はそのようなサービスはできれば利用したくない慎重な人間であるが、それでもアマゾンをかなり使っている。

なぜ、こんなに普及したのか考えてみると、理由はいくつかあると思う。

 

一つは、「宅急便」サービスの充実だと思う。

荷物を、自宅まで、場合によっては時間指定で届けてくれる。

アマゾンが創業する20年前、私は就職活動中だった。

その頃、ヤマト運輸もその候補に入れていたことがある。

大企業の輸送業務を請け負うことを中心とした事業から、個人相手にシフトしようとしているらしいということはその時知った。それまでは、日本通運の荷物便か郵便局の小包くらいしかなかったんじゃないかな。

ヤマト運輸が、関東地方で「宅急便」サービスを始めたのは、私が就職した1976年だった。

その後、「宅急便」ということばが、一般的な名詞になったことを考えると、なんとすばらしい着眼だったことだろう。

当初は、荷物の引き取りも自宅に伺いますが売りだったが、取扱店の増加したことによって、むしろ利用者にとってはその方がプラスになったように思う。

今は、営業所も増えたので、利用者が直接持ち込むことも可能である。

 

もう一つは、支払い方法の選択肢の多さだろう。

クレジットカード支払いは、基本的なものだろう。でも、個人的な情報が必要なのが嫌だな。

代金引き換え。安心なのでよく使った。

銀行振込。振込手数料がかかる。

後払い。商品確認してから振り込みなので安心かな。

コンビニ支払い。手軽に振り込みできる。

キャリア決済。ケータイ料金に合計して請求される。

利用者が、自分都合で選べるというのはいいと思うし、それだから普及したんだと思う。

 

アマゾンとの最初の出会いが、書籍のネット販売だったように、アマゾンにとっては書籍が原点だったのだろう。

だから、kindleというものを作ったのだと思う。

PC用とスマホ用のアプリしか、kindleは使ったことがない。しかも、無料版のマンガだけである。次男は、kindle本体を持っていて、電子書籍を読んでいる。

最初の1巻、2巻を無料にして、次を買ってもらおうという作戦らしい。たしかに、最初から有料だと思い切りがつかないが、試し読みということで上手いやり方だ。

面白かったけど、有料版までは行ってない。

 アマゾンは、他にも音楽と映像関係で画期的なことをやってるけど、そっちには手を出してない。キリがないことになりそうだ。

今のところは、まあやめとこう。

 

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