晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

手賀沼ランニング&ウォーキング

手賀沼を走ろうと車で出かけた。

柏市の体育館に駐車し、ランニングコースへ歩く。

今まで、自転車で行くことが多かったが、最近は走った後の自転車での帰路がつらい。

新年だと思ってたのに、もう2月になってしまった。

今日が、初ランニングだ。

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「空気弁室」のベンチで体勢を整える。

スマホの音楽を準備して、イヤホンを挿し、ベルトバッグに入れる。

久しぶりなので、超スローペースで出発する。

 

JR常磐線から離れてはいるが、並行して走る感じである。

この辺は、北柏駅あたりである。

道の駅しょうなんに向かってゆっくりと進む。

そこは、我孫子駅あたりである。

東京の23区あたりの駅と駅の間隔は、1キロ前後だと思う。一駅や二駅は歩いたってたいしたことはない。

でも、郊外のこの辺りの一駅間は5キロ前後ある。間に新駅ができて、短くなっているところもある。

 

道の駅しょうなんに到着する。新しい建物が建築中で、骨組みはほとんどできている。

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看板には、工事は2021年11月いっぱいとなっている。

ぐるっと正面に回ると、完成予想図が掲示してあった。12月オープンとなってる。

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駐車場も広くなって、使いやすくなりそうである。今は、駐車場待ちの車がつながっていたりする。

どんな感じになるか、ちょっと楽しみである。

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ちなみに現在の建物はこんな感じである。

ガラス張りで、外見は広そうに見えるが、中は意外とせまい。

左がわ半分は、レストランである。この建物は、残るらしい。


 手賀大橋の下をくぐり、さらに走る。

ハスの群生地に着く。展望デッキもある。

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昨年は、ハスが全滅だった。まったく、枯れた茎もない。 

柏市のサイトにも、原因不明の記事が出ていた。

例年は、どんどんハスが広がって向こう岸まで広がるんじゃないかという勢いだった。

沼の底で、何か起こっているのだろうが、自然の世界はわからない。

そういえば、琵琶湖の底でも生物が死滅しそうな危機、という記事を最近読んだ。

 

手賀沼東端の手賀曙橋を目指して、走り続ける。

JR成田線東我孫子駅湖北駅の間あたりになる。

いつも休憩ベンチの近くにある自動販売機でスポーツドリンクを買って、水分補給するのだが、なぜか販売機が3台とも電源が入っていない。

もう300メートルほど走れば、販売機はあるのだが、そんなに汗もかいてないので、まあいいかってことにする。

ベンチに座ってると、湖面をはさんで向こう岸に手賀沼フィッシングセンターが見える。

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ここは、手賀沼漁業協同組合が経営していて、ずいぶん昔からある。

かつて、我孫子市に勤務していた時、ここで何回か職場の宴会をやったことがある。送迎もしていた。すっぽん料理が、売りだった気がする。

今は、「ヌマカフェ」というおしゃれな店になっている。こだわりのスパイスと地元の食材を活かしたオリジナルカレーとオーガニックでフェアトレードな自家焙煎珈琲の店である。

一度、家族で来たことがある。

手賀沼のカフェといえば、他にもある。

鷲野谷の展望のいい高台に、「Eagle137」というお店がある。デッキの上のテーブルは、風が心地よかったな。

もう一つは、道の駅近くに、住所は箕輪になるのかな、「手賀カフェ」がある。年配のご夫婦で、月火水と週末に営業している。こじんまりして、眺めもよく気持ちいいお店である。

 

ひと休みしたところで、帰ろうとしたのだが、どうも足の裏が痛い。

体力的には大丈夫だが、しばらくほとんど走ってなかったからな。

そこで、のんびりと歩くことにする。

歩き続けていると、前から気になっていた「空気弁室」というのが目につく。

「空気弁室」というのは、「北千葉導水路」という、利根川手賀沼と江戸川を地下水路で結んで、水量を調整するための施設があって、その地下水路のための設備である。

サイクリングコースの脇は、芝生などの広場になっていて、その地下に巨大な水道管見たいのが埋設されている。そして、何百メートル毎かに「空気弁室」がある。

コンクリート製の施設の上に、木製のベンチが作られている。だから、歩いていても休むのに困ることはない。

「空気弁室」には、プレートで番号が表示してある。

「1A-15」といった言った具合である。見てると、「1A-16」と数字が増えていく。

数字は、通し番号なんだろう。何番まであるのかな。

「ビジターセンター」が、第二機場となってるのでそこまで続くのだろう。

 

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この辺は下総国なので、平将門ゆかりの地である。将門神社もあるし、将門に関する伝説も多く残っているらしい。

この看板にある遺跡も、車で訪ねようとしたことがあるが、狭い道で迷ってしまいたどり着けなかった。もう一度、今度は歩きで行ってみよう。

大津川の橋を渡ると、こんなものがあった。

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大津川の水量調節に関するものらしい。

サイクリングやランニングだと、あまり気にしないで通り過ぎていた。

 

ビジターセンターが近くなったので、「空気弁室」がいったい何番まであるのだろうと、気をつけて歩いて行った。

所々に、こんなものがあった。これは、ウナギだろうか。

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石碑の裏を見たら、藤姫伝説というのが刻んであった。ウナギではなく、ヘビだった。

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最後の「空気弁室」は、ビジターセンターの駐車場の裏にあった。

車で通り過ぎるところなので、今まで気がつかなかったな。

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「1A-30」である。

手賀川が利根川に流れ込む布佐と印西の境辺りに第一機場がありそこから、ここまで30の「空気弁室」があるということだ。

水が地下水路を流れているうちに、水に含まれていた空気が分離し管内に溜まり、円滑な流れの邪魔をする。そこで、空気を溜めておくための施設が空気弁室ということらしい。

今日も、途中の空気弁室で業者の車が止まって、何かメンテナンスをしていた。

30もあったら、メンテナンスだけでも大変なことである。

 

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第二機場のあるビジターセンターに到着した。

ここから、地下水路はさらに江戸川方向に続いている。

大堀川沿いに埋設管は続くが、流山の坂川に入ると第三機場のある坂川放水路で江戸川に注ぐことになる。

坂川放水路は、江戸川にサイクリングに行ったときにいつも通っている。先日も、通ったところだ。

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これが、江戸川に向かう地下水路の最初の「空気弁室」である。「2A-1」だ。

1Aが利根川側で、2Aが江戸川側ということだろう。

次は、大堀川から坂川方面へ行ってみよう。

 

駐車場に到着したら、出発から4時間経っていた。

ランニング 約10キロ ウォーキング約8キロ といったところ。

 

 

 

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