晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

図書館で本を読む、川で魚を釣る。

散歩やサイクリングに出かけて、川沿いの道や手賀沼の歩道を歩いたり走ったりしていると、河川敷に釣り人がいっぱいいる。

釣り人は、だいたい男性である。しかも、私くらいの年齢かその前後が多い。

女性の釣り人は、ほとんど見たことがない。

女性にも、釣りが趣味の人はいると思うが、そういう人は海の釣り船でも乗ってるのだろうか。

周辺には、釣り堀もいくつかある。

私は通り過ぎるだけだが、釣り人はずっと座ってる。

どれくらいの時間を、そこで過ごしているのだろうか。

 

先日、千葉県立西部図書館に行った時に、気がついたことがある。

そこの閲覧スペースは、かなり広い。

一階のフロアの手前の図書棚のスペースがあり、その奥に閲覧机が、ズラーっと並んでいる。

さすがに今の時期は、使える席は半分になっている。

その席に座っているのは、やはり私と同年配かその前後の年齢なのだ。しかも男性が圧倒的に多い。

釣りと同じように、おじさんの世界なのだ。

図書館に通うことを日課にするというのは、私にもわかる気がする。

1日のうちの何時間かを、図書館で過ごすような生活は、日々の生活にメリハリというかケジメをつけられる気がする。

私のように、退職して制約が全くなくなってしまうと、自分で自分を律するようにしないと、ダラダラになってしまう。

1週間のうち、何曜日は何の日、何曜日は何をやる、みたいに日課表を作る必要がある。

自宅から、2、3分歩くと柏市立図書館分館がある。

ところが、閲覧スペースがほとんどない。4人掛けのテーブルが1つと、2人掛けのソファが1つだけである。

とても、長い時間を過ごす気にはなれない。

ゆったりした閲覧室があったら、きっと毎日通うと思う。

特に予定がなければ、午前中は図書館で読書と勉強の時間になるだろう。

 

たぶん、釣りをしている方たちも同じなんじゃないだろうか。

釣りしているのを良く見ると、持参の椅子に座っている人もいるが、

あちこちに、桟橋が作られている。かなりの数である。

誰かが、マイ桟橋を作ったら、みんな作りたくなるだろうな。

毎日のように通って、長い時間を過ごすのだから自分専用の釣り場があったらうれしいことだろう。

今の、「河川法」では、川は国のものだと思う。

河川敷になどは、必要が認められれば使用の許可がされるのかもしれない。

でも、マイ桟橋は許可されないだろうな。

今のところ、撤去されてはいない。

マイ桟橋よりもっとすごいのを見つけた。

河川敷のチョットした広場に、小屋が作られていた。

これは、もう5、6人が寛げそうである。昼寝もできるだろう。

 

私は、手賀沼やその近辺の川を、10年以上走っている。

とは言っても、かなり断続的ではあるけれど。

自転車で走っていると、橋桁の下に人が生活している形跡があった。

テントがあったり、自転車が置いてあったりした。

最近走ったら、その形跡がなくなっていた。

川が増水したら、ひとたまりもないところなので、どうなったのだろう。

管理体制は、どうなってるのだろう、と気になる。

 

私は、性格的に釣りには向いていないらしく、釣りをやろうと思わない。

山と川で育ったので、子どもの頃釣り竿を持っていたことはある。でも、ほとんど使ったことがない。

川は、深い淵や瀞みたいなところもあったが、浅くて子どもの川遊びに最適なところがいっぱいあったので、水に入って遊んでいた。

 

じっと座ってるのは、自分に合ってるような気もするのに、釣りをしたいとは思わない。

妻の父は、釣りが趣味の人だった。

釣り道具について、嬉々として説明してくれた。

そして、定期的に夜釣りにいそいそと出かけていた。

とても、気遣いのあるてきぱきした人だったので、そんな人が釣り人向きなのかもしれない。

考えてみると、私のようにただぼーっとしてる人には向いてないのかな。

 

 

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