ときどき自分の行動について、なにやってるんだろう、と思うことがある。
何か行動をはじめるには、かなり時間がかかる。腰が重い。
いざ、やりはじめるとどんどんエスカレートしていく傾向がある。
完璧というわけではないが、やれるだけやりたくなる。
先日、千葉県立西部図書館まで歩いて行った。
その時に、我が家の近辺の図書館をリストアップした。
近辺と言っても、ほとんどが隣接の市である。
流山市、我孫子市、松戸市、鎌ヶ谷市と、歩いて8km前後である。
ふつうの人だったら、歩こうとは思わない。
車で行けば、30分かかるかどうか。
図書館へ行くことだけが、目的ならばそれで十分だ。
でも、私は結局歩くだろうという予感がしている。
私の場合、歩くことプラス図書館に行くことで、何かそれ以上のものになっている気がする。
リストアップした図書館は、次のとおりである。
流山市立木の図書館 2.63km
流山市立中央図書館 7.63km
柏市立図書館本館 5.05km
我孫子市立図書館本館 8.05km
鎌ヶ谷市立図書館本館 8.31km
松戸市立図書館本館 8.87km
Yahoo!地図のルート検索で、やってみたのだがどれも所要時間は2時間以内だった。
かつては、4kmで所要時間1時間といわれたものである。
しかし、松戸市立図書館が8.87kmで、所要時間が1時間50分になってることを考えると、5kmで所要時間1時間の計算になっていると思われる。
人間の距離感覚は、かなり曖昧なものだなと思う。
流山と我孫子については、歩ける距離の感じがしてた。
でも、松戸と鎌ヶ谷については、歩けそうな気がしなかった。
距離は、どれも似たようなものである。
それはたぶん、自転車で何回か行って、身近に感じていたことが大きいかもしれない。
車に乗って感じる距離感と、自転車での距離感は全く違うものなのだと思う。
私の最寄駅南柏駅から、北小金駅、新松戸駅、馬橋駅、北松戸駅がある。
この駅名を見ただけで、とても遠いものに思える。
これが、8.87kmで歩ける距離の感じがしない。
松戸市立図書館は、何回か行ったことがある。
あそこまで、ほんとに8.87kmしかないのか、信じられない感じである。
などと言いながらも、
昨日流山市立中央図書館に歩いて行って来た。
ルート検索では、所要時間1時間35分となっている。
自宅を10時頃に、出発した。
だいたい、車や自転車で行く時のコースで歩いた。
流山市立中央図書館は、江戸川に近い高台の上にある。
近くには、流山市役所や流山市文化会館も同じように高台にある。
根木内城址公園をすぎ国道6号を越える、さらにJR常磐線を高架橋で渡り、本土寺の参道を横切る。
大谷口歴史公園を過ぎ、坂川を渡ると右手に女子大 を見て進む。
総武流山電鉄は、営業キロ5.7kmで、駅数も6駅というたぶん日本で最も小さな鉄道だ。
踏切を渡って進むと、流山街道に出る。
すぐに、新撰組陣屋跡の看板がある。近藤勇がここで捕縛された。
さらに、進んで目的地に、11時30分に到着した。
図書館で、外国人による日本滞在記や日本訪問記を探してみた。3種類ほどあったが、読んだことのあるものだった。
東洋文庫のイザベラ・バードとアーネスト・サトウの著作とオーストリアの写真家のものだった。
1時間ほど、図書館のなかを散策していた。イスのほとんどが使用禁止になっていて、ゆっくり座ることができなかった。
あらためて思ったのは、図書館はそれぞれに蔵書内容が違っていて面白いものだ、ということだ。
その後、ほとんど同じ道で、帰途についた。
自宅に近いスーパーマーケットで、ちょっと買い物をし、2時間ほどで帰宅した。
午後2時半頃だった。
万歩アプリによると、23318歩、約18km、4時間半。
図書館内やスーパーでフラフラしたのもはいってる。
けっこう歩いたものだが、あんまり疲れなかった。