日本酒を買うときには、紙パックをやめて4合瓶に変えてからしばらくになる。
日本では、日本酒を製造しているメーカーが、1300を越えるということである。
私は、純米酒を買うことにしているのだが、純米酒、純米吟醸、純米大吟醸のいずれかということになる。
これに該当する銘柄がどれくらいあるのだろうか。
どのようなお酒に出会うのか、これも「一期一会」であると思い、記録することにする。
コレクションと言ってるが、中身は飲んでしまって、瓶も処分してしまうので、残るのは写真だけです。
酒造メーカーについての調べていると、日本全国各都道府県にたくさんの酒造会社が存在する。
それを見ているだけで、満足な気分になり、日本に生まれた幸せを感ずる。
むかしは、ある程度の規模の町にはどこにも、造り酒屋があったことだろう。
いつまでも、日本酒を飲める時代が続くこと願わずにいられない。
桃川 青森県 おいらせ町
自分が秋田県出身なので、日本酒を選ぶときに酒造会社が東北方面だと、つい手が伸びてしまう。
おいらせ町という町名から、十和田湖に近いところに位置すると思っていたが、奥入瀬川が町内を流れているが、太平洋に面する町だった。
ウェブサイトの商品説明は、次のようになっている。
米の旨みを十分に活かしたまろやかでコクが楽しめる純米酒。
日本盛 純米大吟醸 西宮市
この純米大吟醸を飲んだときに、こんなにスッキリした日本酒があることに驚いた。
日本酒には、独特の焼けるような口あたりの感じがあるのだが、この酒には飲みはじめにも、飲み終わりのもそのような感じがなかった。
ただ、ひたすらすっきりさわやかだった。
ウェブサイトには、次のようにある。
米のふくよかな味わいと、鮮度あふれるフルーティな吟醸香が楽しめる濃酵&芳醇な「純米大吟醸生酒」。吟醸香を高生産する“独自酵母”を使用することにより、従来より香りの高い、リンゴのようなさわやかな香りを実現しました。
灘五郷と呼ばれる 酒造地には、26もの日本酒の蔵元があり、全国の清酒生産量の3割を占めている。
上質の酒米山田錦とミネラル豊富なじょうしつな地下水(宮水)がとれ、寒造りに最適と言われる六甲おろしが吹き、製品の水上輸送に便利な港があったことから、江戸時代以降、日本酒の名産地として栄えたものである。
ウェブサイトには、次のようにある。
米と米麹(こめこうじ)だけを使って造りました。副原料を一切使っていない、米粒100%使用のお酒です。しかも酒米に最も適したお米・山田錦を使用しています。(山田錦を55%使用)
名水百選に選ばれている灘の宮水(六甲山系の天然水)を仕込水に使っています。
大正7年、岡本酒造合資会社として発足し、昭和49年に世界鷹酒造株式会社と社名変更し、さらに平成9年に株式会社京姫酒造と社名変更した。
名水の誉高い伏見の最良の伏水の地に、酒蔵を構えている。
ウェブサイトの説明は、次のとおり。
純米大吟醸「紫」は、繊細で雅やかな香りと、はんなりとした上品な甘みを帯びてするりと飲みやすく仕上がっています。
冷、常温で特に美味しく召し上がれます。
北関酒造は、江戸時代から酒造業を営んできた三つの蔵元が、昭和48年に合併して設立したものである。
日光山系の伏流水に恵まれた、栃木市東部の田園地帯にある。
設立当初は、5000石程度の生産量だったが、現在は30000石となっている。
旗本から、大名に出世というところだろうか。
4合瓶ということは、1日1合、コップ一杯くらいで、4日で無くなってしまう。
これでは、あまりにもせわしないので、小さなカップでちびりちびり飲むことにしている。
とても、酔うほどに飲む感じではない。
日本酒の味わいを、文章にしようとするとなかなかむずかしい。
その都度、なんらかの記録を残してないと、忘れてしまう。
それでも、週に一本だと、かなりのスピードで、このコレクションが増えてしまいそうだ。
いつまで続くかわからないが、とりあえずやってみよう。