私が、中学生、高校生だった頃に日本にロックがやってきた。
そして、グループサウンズの時代になった
みんなが、ヴェンチャーズやビートルズやローリングストーンズのように、エレキギターを弾きたかったのだ。
でも、考えてみたら、フォークの時代でもあった。
フォークギターをかかえた若者も現れた。
「東京ビートルズ」なんてバンドがあったのを、覚えている。
どんなメンバーだったか、どんな曲だったか、まったく記憶がない。
でも、たしかにテレビに出ていた。
リンクのする動画を探したら、演奏しているのはほとんどが映画のシーンしか残っていなかった。
人気のある曲は、映画に使われたのだと思う。
テレビはまだ黎明期で、映画は、毎月ものすごい数が封切りされるような時代だったのだ。
グループサウンンズのメンバーはきっと、ビートルズやストーンズみたいのをやりたかったのだろう。
なかには、おもしろい曲もあった。
後年、ダウンタウンブギウギバンドが、グループサウンズ名曲選みたいなアルバムを2枚出している。
私は、しっかりそれを買った。
ランチャーズ 真冬の帰り道
ランチャーズは、加山雄三の従兄弟たちのバンドらしい。
若大将の頃は、私は小学生だったので、映画は見ていない。
私の姉たちの世代が、見ていたのだろう。
リンクの動画を見ていたら、田中邦衛さんが登場していた。
若大将のライバルの青大将を若い頃にやっていたのは、聞いたことがあった。
いかにも、昭和の映像と曲である。
荒木一郎 いとしのマックス MAX A GO GO
しかも、自作自演の歌手でもあった。
当時の私には、彼の音楽性はとってもカッコよく思えた。
ICHIRO ARAKI - MAX A GO GO - YouTube
タイガース シーサイド・バウンド
なぜか、我が家にこのレコードがあった。
たぶん、姉が買ったか借りてきたかだったと思う。
タイガースが、とんでもなく人気が出る直前の曲だと思う。
私が一番好きなタイガースの曲である。
https://www.youtube.com/watch?v=id0Pk39L-do
スパイダース バン・バン・バン
スパイダースの曲には、この曲のようなちょっと変わった曲と、メロディアスな曲がある。
「フリ・フリ」とか「ノーノーボーイ」のように。
これは、かまやつひろしさんのセンスじゃないかなと思う。
この感じは、他のバンドにはないものだったな。
ザ・スパイダース The Spiders - バン・バン・バン (Bam, Bam, Bam) - YouTube
ジャガーズ 君に会いたい
歌謡曲とロックを合体させようという、試みをやっていたわけである。
ジャガースは、それをうまくやったと思う。
歌謡曲とロック、それぞれの良さを感じられる。