晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

タブレットで地図アプリを使う

柏市立図書館へ行くと、必ず古地図を見ていた。

このブログでも、何回も取り上げている「フランス式彩色地図」というやつである。

明治初期に、日本陸軍が作成した手描きで彩色してある地図である。

欄外に、目印になるような建築物や地形のスケッチがあって、担当者2名の職氏名が記載してある。

単なる地図ではなく、絵画作品のようなものである。

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この地図を、ネットで見られるサイトがあるから、それでいいかなと思っていたのだが、やっぱり手元に欲しい気がして、ときどき通信販売のサイトを見ていた。

国土地理院の外郭団体である「日本地図センター」で扱っている。

明治13年から19年にかけて首都圏について制作したものが、921面復刻されている。

たとえば、私の住む柏市の近辺だと、「千葉県北西部地域(E3)」というセットで、7枚組で3300円である。

これには、隣接する我孫子市茨城県取手市部分も含まれている。

バラ売りだと、1枚770円であるが、地域によっては売り切れになっているものもある。

いざ、買おうとなると、柏市の近隣のものも欲しくなってしまうので、キリがない。

 

先日、板橋に出かけた際に、以前にスマホにインストールしていた「大江戸今昔めぐり」というアプリを使ってみた。

これは、江戸の街の地図を、現代の地図と瞬時に切り替えて見られる優れものだった。

しかし、スマホだと画面の小ささは如何ともしがたい。

スマホは、AndroidOSであるが、iPad用のアプリもあるのではないかと、と思いついた。

iPadは、画面が10インチなので、だいぶ大きい。

探して見たら、iPad用が見つかった。

さっそく、インストールしてみた。

やっぱり、地図は大きな画面の方が使いやすい。

https://www.edomap.jp/customer_p.html#contents4

play.google.com

地図アプリは、他にもあって、「古地図散歩」というものもあった。

これは、古地図こそ明治以降のものであるが、時代ごとに地図の種類も多く、航空写真も数種類選ぶことができる。

ここで使っている明治初期の地図は、「フランス式彩色地図」のようなので、なかなか、使えそうである。

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「スーパー図形」というアプリがあって、これは国土地理院の図形データを使って土地の高低を表示できるアプリである。

かつて、PCソフトで、「カシミール」という山岳愛好家向けのものがあったが、その進化系らしい。

使用期間を過ぎると、課金の設定をしないと、このアプリのウリであるスーパー図形という高低を強調してみやすくした機能が使えなくなるらしい、通常の表示されるだけでも面白いので、使ってみよう。

play.google.com

大型タブレットって、どれくらい大きいのがあるのだろうと、調べてみたらなんと19.5インチというのがあった。

しかも、それほど高価ではないらしく、どうも絵画やアニメなどのドローニング用らしい。

地図の表示にも使えそうなので、次に買い替えの際は検討の余地がありそうだ。

そんな訳で、とりあえずは「フランス式彩色地図」の購入については、保留にしようと思う。

 

 

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