晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

私の日本酒コレクション③

お酒を買いたいと思ったら、銘柄にこだわらなければ、今はどこのコンビニでも買える。

いろんな、種類の中から選びたければ、スーパーの酒類売り場へ行けばいい。

それでも見つからなければ、酒類の量販店である。

むかしは、酒屋に行かなければならなかった。

難しい条件の免許がなければ、酒を販売できなかった。

「人口基準」と「距離基準」というのが、あったらしい。

これが、廃止されたのは、平成13年(2003年)だそうだ。

 人口基準は、大都市は1500人に1店、中都市で1000人に1店、小さな町村等では750人に1店という枠があったようだ。

さらに、「距離基準」があって、既存の販売店との距離が、100mから150m以上離れてないといけないという、ことだったらしい。

基本的に、既存店を保護するというのが、最も重要だったのだろう。

酒類取扱の免許のある酒屋が、コンビニになる例が昔多かったのは、そういう事情があったからだろう。

 

 越の雪椿 純米吟醸酒  雪椿酒造

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純米吟醸酒 越の雪椿 精米歩合60%

雪椿酒造株式会社 新潟県加茂市仲町

新潟県加茂市ってどこにあるのか、わからない。

自分の地理の知識の貧弱さを、思い知らされた。

市内を貫通する加茂川の名から来ていて、平安時代からの青海神社の鳥居前町として栄え、「越後の小京都」として知られている、とあった。

裏のラベルを読んでいたら、次のような文があった。

「雪椿酒造は昔ながらの手作りにこだわり高品質な酒を醸し続ける全国でも数少ない純米蔵です。」

この酒造会社は、純米酒しか作っていない。

醸造用アルコールを使った酒は、作ってないのだ。

そういう会社が、日本に他にもあるということを知って、ほんとにうれしい。

 

60%まで磨き上げた米と清冽な水だけを原料とし、手造りで醸し出した純米酒です。優良な品質でお客様にご高評いただき、雪椿酒造で一番人気のお酒になりました。口当たりが良く、凛としてのどごしの良い淡麗中辛タイプです。(ウエブサイトより)

 

香醸 菊正宗 純米酒

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純米酒 香醸 菊正宗 精米歩合70%

菊正宗酒造会社 神戸市東灘区御影本町

菊正宗酒造は、江戸時代前期、万治2年(1659年)創業という老舗酒造会社で、灘五郷の御影郷に本拠を構えている。

生酛造りという伝統的な手間のかかる製法にこだわっているそうである。

印象的なテレビCMなどもあり、「菊正宗」という名前は、もっとも知られている酒造会社かもしれない。

 

 「キクマサHA14酵母」により引き出された華やかでフルーティーな香りと純米酒らしいうまみと余韻のある味わいが特徴の純米酒。キリッと冷やして華やぐ香りと冴えるうまみをお楽しみください。」(ウエブサイトより)

 

 高清水 純米大吟醸 秋田酒類製造

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純米大吟醸酒 高清水 精米歩合45%

秋田酒類製造株式会社 秋田市川元むつみ町

すばらしいフルーティな香り、そしてきりっとした飲み口である。

秋田酒類製造株式会社は、昭和19年に完全企業合同で発足しました。

江戸、明治、大正、昭和と、秋田、男鹿、飯田川で酒造りをしてきた12の酒造家が参加して会社ができたそうだ。

合併する前は、どれくらいの規模で、どのようにして酒造りをしていたのだろうか。

 

秋田県酒造好適米「秋田酒こまち」をひと粒ひと粒丁寧に45%まで磨き、秋田流寒仕込みで醸しあげました。程よい酸味と上品な旨みが口の中でやわらかに広がります。華やかでふくよかな香りが際立つ、純米大吟醸です。(ウエブサイトより)
 

 浦霞 純米酒 佐浦+Y

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純米酒 浦霞 精米歩合65%

株式会社浦佐+Y 宮城県塩釜市本町

浦霞」は、友人とよく行っていた居酒屋にある銘柄だったので、馴染みの酒だった。

東北宮城県の酒であることは、知らなかった。

香りはそれほどないが、飲みやすくじわじわのしみてくる酒である。

ラベルには、源実朝の歌がプリントされていた。

 

塩竈の 浦の松風 霞むなり 八十島かけて 春や立つらん

 

米の旨味と酸味が調和した、すっきりとした味わいの純米酒。(ウエブサイトより)

 

辯天 愛山 純米大吟醸原酒 後藤酒造店

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純米大吟醸酒 辯天 愛山 精米歩合48%

合資会社後藤酒造店 山形県東置賜郡高畠町糠野目

この酒は、父の日のいただきものである。

高畠町はワインの町でもあるらしいが、米沢へ行くときに通りかかっただけだった。

ワインも飲んでみたいし、蔵元も訪ねたいものだ。

酒造好適米の「愛山」を100%使った蔵元自慢の原酒となっている。

とても、香りがフルーティである。

そして、飲み口がさわやかである。

合資会社となっているので、きっとこじんまりした酒造会社だろうと思う。

山形に行く機会があったら、ぜひ訪ねたい。

 

「愛山」は非常に柔らかく溶けやすい性質を持っているため、蔵人は仕込むのに大変気を使います。しかし、まったりとした巾のあるその味は他の酒米の追従を許さないものがあります。このお酒しか飲まない、という方もいらっしゃるほどファンの多いお酒です。(ウェブサイトより)

 

銀嶺月山 純米酒 月山酒造株式会社

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銀嶺月山 純米酒 精米歩合80%

月山酒造株式会社 山形県寒河江市谷沢

 出羽三山の主峰月山の万年雪の雪解け水が、地下にしみ込み約400年の時を経て山麓に湧き出る「ロマンの水」は、月山酒造の酒に使われています。

1972年に、豊龍蔵と白菊蔵と一声蔵という三つの蔵元が合併して、創業したそうだ。

月山酒造のある寒河江の町には、何年か前にさくらんぼ摘みのまねごとをしに、ことがある。

最上川も近く、果物の豊富なところだった。

香りはそれほどないが、すっきりした飲みごごちのお酒です。

 

山形県産米を丁寧に自家精米し、低温発酵させた純米酒。お米の旨みがきいている自然な味わいがお楽しみいただけます。(ウェブサイトより)

 

日本酒の4合瓶は、720mlである。

1合が180mlなので、1日に1合のペースで飲むと、たったの4日で無くなってしまい、とても1週間はもたない。

小さなカップで、3杯ほど味わっていただいている。

酒は好きだけど、酒飲みではないという姿勢である。

それでも、1日、2日、切れてしまう。

その日は、休肝日ということで、次にどの銘柄にするかを、楽しむことにした。

近所に「やまや」というお酒の専門店がある。

世界のいろいろなお酒の揃っている仙台発のチェーン店である。

しかし、歩いていくにはちょっと遠いので、車になってしまう。

どうしても、スーパーの酒類売り場になってしまうが、これが品揃えがかなり違っている。

同じチェーンのスーパーでも、店舗によってちょっと品揃えが違ったりする。

やっぱり、担当者の個性が出るのかも知れない。

 

 

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