晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

地図アプリは楽しめる

YouTubeで、日本人はどこからきたのか、というような動画があったので見ていた。

話してた人の名前は、忘れてしまった。

氷河期は、日本列島は大陸とつながっていたので、歩いて行き来できただろうと言ってた。

そして、氷河期は海面が現在よりも140m低かったので、大陸棚と言われてるところは、陸地だったそうだ。

グーグルマップを使えば、大陸棚が一目でわかると言うことだったので、見てみた。

確かに、一目瞭然だった。

これなら、船がなくてもどこまでも、歩いて行ける。

 

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グーグルマップ 日本列島周辺

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アプリ「スーパー地形」 日本列島周辺

陸地に近い白っぽい海のあたりが、大陸棚と思われる。

 

「氷河期」と似たことばで「氷河時代」ということばがあるそうだ。

氷河時代」というのは、地球の歴史の中で、地球上に 大陸並みの大きさの氷床が存在している時代をいうので、広大な氷床が南極大陸グリーンランドにある現在は氷河時代なんだそうだ。

どうも、氷河期は地球の歴史では何回もあったので、よく言う「氷河期」は、最後の氷河期、この前の氷河期になるのかな。

それでは、地球上の水分が凍ってしまって140mも海面が下がってしまった頃の地球の気温はどれくらいだったのかと言うと、今より6.1度低かったそうだ。

氷河期ってもっと寒そうな感じだけど、そんなものなのか。

高緯度地方は、寒冷化の影響をとりわけ強く受けるので、14度低くなるらしい。

 

地球温暖化で、海面が上昇するということが、うるさいくらいに言われている。

反対に考えれば、いいわけだ。

たった1度の気温の上昇が、大変なことになってしまう。

気温上昇の影響を受けやすいのが、グリーンランドの氷床だそうだ。

全部溶けてしまうと、海面が7m上昇してしまうというから恐ろしい。

たった1m上昇しただけで、東京の江東区墨田区江戸川区葛飾区などはもろ影響を受けてしまうし、全国の砂浜のうち90%は失われる。

フィジィー、マーシャル、ツバルなどの海抜の低い国々は死活問題である。

 

YouTubeにて、面白い動画を見つけたので追加する。

[4k]海面上昇下降シミュレーション・日本周辺版

https://www.youtube.com/watch?v=1M6OUBZi2QU

 Europe Sea Level Rise

https://www.youtube.com/watch?v=1qIzgbG9sgg

 

USA Sea Level Rise (0 - 5000m) - YouTube

 

先日、東平賀にある東雷神社のあたりを歩いた。

かつて、私は両親と東平賀の台地に住んでいたところである。

自宅から駅まで歩いていたのだが、畑の近くを通っていた。

畑には、貝殻がいっぱい土にまざっていた。

貝殻があまりに多くて、貝殻を捨てようとはしないようだった。

「東平賀貝塚」という遺跡も残っている。

縄文時代に、そこに住んでいた人々が残した、かなり長い時代にわたる、大がかりなものである。

そこの説明板には、次のようにあった。

 

「現在、江戸川が流れる低地は、かつて奥東京湾と呼ばれる遠浅の海でした。縄文人達が海から採ってきて食べた貝殻を長年にわたり捨てた結果この貝塚ができました。貝塚の範囲は南北約60m、東西約130mですが、遺跡は貝塚の外側にも広がっています。」

 

東雷神社の前に行った、小金原の茂呂神社の近くにも、「貝の花」という地名があったけど、あれも貝塚に関係するものだったのかな。

あとで、調べてみよう。

 

そういえば、関東地方の中心部は、ほとんど海だったという地図を見た記憶があったので、探してみた。

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縄文海進と貝塚分布

こんな地図が見つかった。

縄文時代の地図に貝塚の発見されたものを表示したものである。

その頃の海岸線と貝塚が、重なっていることがわかる。

このように、地図を使っていろいろな研究が進んでいるのだろう。

調べてみれば、もっとさまざまなことがわかるだろう。

 

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