晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

いろいろ考えてしまった

梅雨も明けそうとか、言っているし、天気もいいからどこか出かけようと思う。

どこか出かけるとしても、私の場合、自転車で走ることになる。

それから、もう少しがんばって、自転車を置いてランニングするか。

考えてみたら、コロナのワクチン接種をしてから何日も経っていない。

もちろん、接種の第一回目である。

私に住む柏市は、まだそんなペースである。

私は67歳なので、いちおう高齢者である。

第二回接種は、3週間後の予定になっている。

それが終わって落ち着くまでは、静かにしているべきだろう。

おかげさまで、第一回の接種では、特に異常はない。

 

接種は、近所の病院でやった。

歩いて、3分ほどで、指定時間の15分くらい前に着いた。

30分ごとに、3つのグループになっていて、1グループは12人だった。

10分くらいで、グループ全員が終わって、15分待機で様子を見て、大丈夫だったので帰った。

帰って妻に、1グループ12人だったよと、言ったら、じゃあ2本分だねと言われた。

なるほど、そういうことか。

柏市医療機関は、ファイザー社製のワクチンを使ってると、市のサイトにあった。

 

今回のようなワクチン接種は、今まで類を見ないものなのだから、こんなものだと思っている。

全国民に対して、こんな短期間にやるなんてことは、今までの歴史上ないことだったのだから。

柏市の人口は、43万人を越えるのだが、高齢者だけでどれくらいになるだろう。

柏市は、2005年(平成17年)に沼南町と合併してこの人口になったのだが、当初は隣接する流山市我孫子市も合併研究会に加盟していた。

流山市は人口に20万人、我孫子市は人口13万人である。

これが、もし実現していたら、80万人近い町ができてしまっていたことになる。

町の規模が大きければ、行政的には効率が良いのだろう。

しかし、住民からすれば町が大きくなればなるほど、町という組織が遠くなってしまう。

私は、我孫子市の住民だったこともあるので、我孫子市が合併研究会から離脱した時に、正直ほっとした。

柏のように、倍以上に大きい市と合併してしまったら、大きい町の何分の一になってしまう。

どんなに、歴史を持った街でも、一部分になってしまうだろう、と思ったのだ。

柏市の隣接市である松戸市は、人口49万人で千葉県では、千葉市船橋市に次ぐ第三の都市である。

都道府県で、最も人口の少ない鳥取県の人口は57万人だそうだ。

船橋市は、人口64万人だというから、鳥取県よりも多い。

これで、いいのかなと思わざるを得ない。

そのような規模の大きな都市が、通常の業務ではないことを、10万人単位の住民を対象としてやらなければならないのだから、簡単なことではない。

これが、今年限りだったらまだいいのだが、そういう訳ではないかもしれない。

 

都道府県の人口一覧を見ていたら、私の郷里の秋田県が人口100万人を割って、 94万人で人口減少率が日本一だという。

私が子供だった頃は、140万人くらいあったらしい。

1年間で、人口減少率が6%を超えてしまうって、どういうことなんだろう。

日本全体の減少率は、0.22%なのだから、国内での過疎化が進んでるということなのか。

38の道府県が減少して、1%以上増加しているのは、千葉県、埼玉県、神奈川県で、沖縄県が2.44%、東京都が4.07%って、いったい何が起こってるんだ。

日本全体としても過疎化が進んでるけども、一つの県とかの中でも、過疎化が進んでるだよな。

人の住まない、人の気配がないところがどんどん増えている。

それで、野生の動物たちが、行動範囲を広げているんだろうな。

将来的に、それはいったいどういうことになるのだろう。

 

 

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