今日は、洗濯物を乾燥させるために、コインランドリーに行った。
住んでる集合住宅が、大規模修繕のために、最近ベランダが使えない。
しょうがないので、コインランドリーを利用することが多い。
青空で天気はいいのに、コインランドリーで乾燥というのも、なんかもったいない。
洗濯は、おもに私がやることが多いので、けっこう忙しい。
待ち時間に、駐車場のベンチに座って、風景を見ていた。
最近は、ベンチで時間待ちをしてることが多い。
天気さえよければ、建物の中や、車の中でよりも、その方が気持ちいい。
正面に車道があるので、道沿いにある電柱と電線が目に入った。
空と雲の写真を撮るのに、電柱と電線が邪魔だということを先日書いた。
それ以来、電柱と電線が気になってしょうがない。
そのうちに、電柱というのも、背の高いのやら低いのやら、種類のあることがわかった。
電線も、太いケーブルから、何本も束になったようなもの、さらにそのまわりをクルクルの巻きつけたようなものもある。
電柱、電柱というけれど、考えてみたら「電信柱」(でんしんばしら)というのもあったじゃないか、と思いついた。
これは、「電信」だから、電話線のための柱ということだろうか。
気になるので、調べてみた。
電力会社が送電・配電のために設置するのは、「電柱」もしくは「電力柱」であり、通信会社が通信用ケーブルを支持することを目的に設置するのは「電柱」もしくは「電話柱」又は「電信柱」であるとなっていて、どちらも「電柱」でも間違いではない。
でも、背の高い電柱は、電線やらケーブルが何段にもなっていて、何種類もあるようだ。
そういうのは、「共有柱」や「共架柱」というやつらしい。
電力を送電するための電線は、電柱の1番上や2番目の段にある。
あの白い「碍子」というのが目立っている。
陶器でできているから、絶縁ということなんだろうけど、「がいし」ってことばを、久しぶりに思い出した。
電線の下にあるのが通信関係のケーブルなんだろうが、どれがどれだかわからない。
普通の電話線、それから光ケーブルがあるし、ケーブルテレビ用のケーブルのあるだろうし、有線放送というのもあったかな。
電柱は、ほとんどは電力会社が所有してるのだろうから、使用料をもらうんだろうな。
そういえば、私の住む集合住宅の敷地内に、高圧電線の送電のための中継の巨大な鉄塔がある。
送電塔というらしいが、一般的には15m〜55mらしいが、どれくらいあるのかな。
転居してきた時には、すでにあったので作られてから40年以上にはなると思う。
それが、近いうちに建て替えになるらしい。
ところが、建て替え後の鉄塔は、現在のものよりも大きいものになるということだ。
どうも、隣の中継塔が建て替えができないらしい。
その分を、カバーするために、送電塔を高くするということかな。
たしかに、数百メートル離れた送電塔に行ったことがあるが、土台のまわりは敷地に余裕がなく住宅が迫っていて、工事が難しそうである。
建て替えのことを、考えなかったのだろうか。
工事となれば重機なども必要だろうが、建設はともかく、解体はできるんだろうか。
全国のインフラが、老朽化していて、それに対応していかないといけないということを、最近聞く。
戦後の高度経済成長から、半世紀経とうとしているのだ。
いろんなものに、寿命がきているのだろう。
鉄道の鉄橋というのがある。
道路の橋などは、大きな川にいくつ架かっていることだろうか。
日本にはダムもある。
これらは目に見えるけど、やっかいなのは目に見えない地下にあるやつかもしれないな。
上下水道にガス管、毎年道路を掘り起こしてるけど、そろそろ、そんなことしなくてもいい方法を考えてもいいんじゃないかな。