晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

電柱と電線について

今日は、洗濯物を乾燥させるために、コインランドリーに行った。

住んでる集合住宅が、大規模修繕のために、最近ベランダが使えない。

しょうがないので、コインランドリーを利用することが多い。

青空で天気はいいのに、コインランドリーで乾燥というのも、なんかもったいない。

洗濯は、おもに私がやることが多いので、けっこう忙しい。

待ち時間に、駐車場のベンチに座って、風景を見ていた。

最近は、ベンチで時間待ちをしてることが多い。

天気さえよければ、建物の中や、車の中でよりも、その方が気持ちいい。

正面に車道があるので、道沿いにある電柱と電線が目に入った。

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空と雲の写真を撮るのに、電柱と電線が邪魔だということを先日書いた。

それ以来、電柱と電線が気になってしょうがない。

そのうちに、電柱というのも、背の高いのやら低いのやら、種類のあることがわかった。

電線も、太いケーブルから、何本も束になったようなもの、さらにそのまわりをクルクルの巻きつけたようなものもある。

電柱、電柱というけれど、考えてみたら「電信柱」(でんしんばしら)というのもあったじゃないか、と思いついた。

これは、「電信」だから、電話線のための柱ということだろうか。

 

気になるので、調べてみた。

電力会社が送電・配電のために設置するのは、「電柱」もしくは「電力柱」であり、通信会社が通信用ケーブルを支持することを目的に設置するのは「電柱」もしくは「電話柱」又は「電信柱」であるとなっていて、どちらも「電柱」でも間違いではない。

でも、背の高い電柱は、電線やらケーブルが何段にもなっていて、何種類もあるようだ。

そういうのは、「共有柱」や「共架柱」というやつらしい。

電力を送電するための電線は、電柱の1番上や2番目の段にある。

あの白い「碍子」というのが目立っている。

陶器でできているから、絶縁ということなんだろうけど、「がいし」ってことばを、久しぶりに思い出した。

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電線の下にあるのが通信関係のケーブルなんだろうが、どれがどれだかわからない。

普通の電話線、それから光ケーブルがあるし、ケーブルテレビ用のケーブルのあるだろうし、有線放送というのもあったかな。

電柱は、ほとんどは電力会社が所有してるのだろうから、使用料をもらうんだろうな。

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そういえば、私の住む集合住宅の敷地内に、高圧電線の送電のための中継の巨大な鉄塔がある。

送電塔というらしいが、一般的には15m〜55mらしいが、どれくらいあるのかな。

転居してきた時には、すでにあったので作られてから40年以上にはなると思う。

それが、近いうちに建て替えになるらしい。

ところが、建て替え後の鉄塔は、現在のものよりも大きいものになるということだ。

どうも、隣の中継塔が建て替えができないらしい。

その分を、カバーするために、送電塔を高くするということかな。

たしかに、数百メートル離れた送電塔に行ったことがあるが、土台のまわりは敷地に余裕がなく住宅が迫っていて、工事が難しそうである。

建て替えのことを、考えなかったのだろうか。

工事となれば重機なども必要だろうが、建設はともかく、解体はできるんだろうか。

 

全国のインフラが、老朽化していて、それに対応していかないといけないということを、最近聞く。

戦後の高度経済成長から、半世紀経とうとしているのだ。

いろんなものに、寿命がきているのだろう。

鉄道の鉄橋というのがある。

道路の橋などは、大きな川にいくつ架かっていることだろうか。

日本にはダムもある。

これらは目に見えるけど、やっかいなのは目に見えない地下にあるやつかもしれないな。

上下水道にガス管、毎年道路を掘り起こしてるけど、そろそろ、そんなことしなくてもいい方法を考えてもいいんじゃないかな。

 

 

 

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