晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

秋の手賀沼を走る

天気もいいので、手賀沼を走ってきた。

暦の上では秋なのだろうが、天気が良すぎて暑すぎるくらいだった。

走るのはしばらくぶりなので、手賀沼近くまで車で行った。

車を止められるところは、何ヶ所かある。

道の駅しょうなん、大津川河口のヒドリ橋、北千葉導水路ビジターセンター、柏市中央体育館とあるが、最も手賀沼西端にある中央体育館の駐車場にした。

ここから、手賀沼最東端にある曙橋を目指すことにする。

 

走るのは、江戸川を走って以来で、ひと月くらいになる。

このところ、運動が足りてないので、とにかくゆっくりと走り始める。

体育館の最寄駅は、JR北柏駅である。

それから、我孫子駅東我孫子駅とあるが、目的地の曙橋は、位置的には東我孫子駅湖北駅の中間くらいだ。

総距離にして9キロくらい、手賀沼南岸の遊歩道は、かなり曲線が多いので、10キロくらいあるかも知れない。

私は、走る時にはあまり時間は気にしないで走る。

ゆっくりでいいから、長く走るのが、目標である。

 

10キロというと、オリンピックのマラソン選手は、30分くらいで走る。

40キロを、2時間で走るのだから、そんな計算になる。

ラソン選手が、どれくらいのスピードで走るのか計算したことがある。

10キロつまり10000メートルを、30分つまり1800秒で走るので、100メートル18秒である。

私も、300メートルとか400メートルくらいなら、それくらいのスピードで走れるだろうが、それ以上は無理だ。

そのスピードで2時間走るのは、想像を超えている。

 

しばらく走っていると、稲刈りの終わった田んぼが見えて来た。

ところが、所々にまだ稲刈りしていない田んぼも残っている、

どういうことだろう。

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稲刈りの終わった田んぼ

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まだ稲刈りしていない田んぼ

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すでに、稲刈りをやったところは、数週間前に終わっている。

どうして、稲刈りがまだなのか、考えてみた。

稲刈りが早いのは、新米の出荷ということを考慮してるのではないか。

今年の新米です、というのは経済的に有利なのかな。

それにしても、刈り入れの時期がかなり違っている。

収穫の時期が、早すぎても遅すぎても、それぞれに品質の低下につながってしまうので、なかなか難しいらしい。

やっぱり、収穫時期の異なる品種を組み合わせてるのかな。

 

ゆっくりペースで走っていたが、暑さがひびいてバテてきた。

息が苦しいわけではないが、体が重くて歩き出す。

全体の、三分の一くらいを歩いて、目的地の曙橋に着いた。

ずっと走れば、1時間ちょっとくらいのものだが、途中から歩いたので2時間近くかかってしまった。

いつもは、橋の手前の東屋で休憩するのだが、橋のたもとの手賀沼フィッシングセンターまで行って、そこの自動販売機で水分補給をする。

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手賀沼フィッシングセンター

手賀沼フィッシングセンターは、手賀沼漁業協同組合が経営している施設である。

かつては、釣り堀が中心で、レストランがあって、宴会もできた。

私も若い頃に、ここで「すっぽん鍋」を食べたことがある。

現在は、バーベキュー、カフェ、ドッグランがある。

「ヌマカフェ」は、2度ほどきたことがある。

自家焙煎コーヒーとこだわりのスパイスと地元の野菜を使ったオリジナルカレーが売り物のお店である。

月曜日は、定休日らしく橋正面の入り口は閉まっていた。

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遊覧ボートの船着場より湖面を見る

東屋まで戻って、休憩をする。

帰りは、走ったり、歩いたり、まわりの景色を見ていた。

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芙蓉の花、つぼみがいっぱい

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これは、公園などでよく見るミツバチの集まる花。名前がわからない。

稲刈りが終わった田んぼに、近寄ってみた。

草に覆われた細い水路に、靴ごとはまってしまった。

片足が、泥だらけだ。

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切り株からこんなに青い茎と葉が伸びている。

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遊歩道で、バッタを発見。じっと見ていても逃げない。

道の駅で休憩しようとよると、「キンモクセイ」の強い香りがしてきた。

建物のまわりをキンモクセイが、とりかこんでいた。

今まで、気がつかなかったのは、この時期に来たことがなかったということだな。

道の駅をふらふらしていたら、「チーバくんグッズコーナー」があった。

チーバくんは、千葉県のキャラクターだが、柏市の「カシワニ」と我孫子市の「うなきちさん」もあった。

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チーバくんグッズコーナー

ついでに、道の駅増築がどうなっているか、見ていく。

たしか、12月に拡張オープンとなっていた。

建物の工事はほとんど終わっているらしく、駐車場や樹木の整備が残っているらしい。

完成が楽しみではあるが、オープンしてもしばらくは近づけないだろうが。

駐車場はかなり広くなりそうだが、問題はアプローチだろう。

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道の駅しょうなんから、3、4分歩いたところに、「手賀カフェ」がある。

しばらく、来てないので近くを通ることにした。

こじんまりとしてお店で、手賀沼を見ながら、ゆっくりとくつろげる。

何回か、モーニングの時間に来たことはあるが、今度はランチに来よう。

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手賀カフェ

帰り道は、走るより歩く方が多かった。

運動不足のせいか、足の裏が痛い。

以前は、週一回くらいは走っていたが、最近は月一回くらいのペースである。

歩くことはやっているが、やはり走って、もう少し体に負荷をかけないといけない。

思いつきで行動しているのが、実態だからな。

もっと、計画的に運動をする必要があるんだな。

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この送電線は、どこから来て、どこへいくのだろう 

 

 

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