晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

AM放送はなくなるのか

何ヶ月か前に、「AM放送の団体がAM電波による放送を停止することを申請した。」というような記事を見た。

その時は、あまり詳細は知らず、見出しを見ただけだった。

きっと、音質の良いFM電波に切り替えるのかな、と思っていた。

後日、車で走っていてTBSラジオの「伊集院光とラジオと」という番組を、聞いていた。

自宅に帰ったのだが、番組の続きが聴きたくなった。

我が家には、AMラジオが聴けるラジオというものはない。

AVアンプで、FMなら聴けるかもしれないが、AMも聴けたかな。

インターネットラジオで、radikoというアプリがあったことを、思い出した。

探したら、他にもAMを聴けるアプリはあった。

さっそく、スマホにダウンロードしてみた。

ラジオ番組の続きを、聞くことができた。

 

放送の初めに、FM電波とAM電波の案内をしているようだった。

どうも、すでにFM電波でも、AM電波と同じ放送をしているのか。

調べてみたら、次のことがわかった。

AM放送の別名が、「中波放送」であること。

AM放送と同じものが、すでに難聴対策や災害対策として、2014年からFM電波で放送されていること。

日本民間放送連盟は、2028年をめどに、FM放送への転換を目指すと発表したこと。

つまり、AM電波での放送を停止しようとしていること。

2028年以降も、AM放送を続けるのは、北海道のHBCラジオSTVラジオ秋田県のABS秋田放送の3局で、既存の放送エリアをほぼカバーするための設備投資に多額の費用を要することを理由としている。

そういうわけで、たぶんAM放送がまったく無くなることにはならないけれど、ほぼ無くなってしまう。

 

AM放送の利点は電波が遠くまで届くことであり、弱点はノイズが多く音質が悪いことだろう。

私も、高校時代はAM放送も聴いていたが、音質の良いFM放送の録音を主にやるようになってからは、ほとんどAM放送を聴かなくなっている。

高校時代に聴いていたが番組で、よく覚えているのは、まだラジオDJだった「みのもんた」さんがやっていた「オールジャパントップ20」である。

洋楽にとても興味があるころだったので、私とっては音楽情報を得る貴重な番組だったのだと思う。

音質がどうのより、情報が大事だったのだろう。

この番組は、文化放送が制作のものだったらしいが、調べてみたらすごい番組である。

放送期間が、1962年から2006年である。

私が聴いていた、みのもんたさんは3代目パーソナリティで、1970年から1976年までやってたらしい。

歴代パーソナリティは、小島正雄、土屋恵、みのもんたせんだみつおばんばひろふみ、梶原茂、川島なお美八木誠小林克也八木誠である。

 

FM電波は、別名が「超短波」というらしいが、なんといっても電波の到達する距離が短い。

そのために、中継局を多く建設する必要がある。

しかし、ノイズに強いことや、高音質のために音楽番組が放送されることが多く、多重技術を利用して、ステレオ放送や、文字放送など様々な放送を実施できる。

radikoのように、インターネットラジオのアプリはいろいろ利用することができる。

スマホアプリは、あくまでも電話回線とインターネットを利用したものなので、災害時などに使えなくなる可能性は高い。

AM放送は、一方向の情報であり、弱点の多い手段である。

しかしながら、いったんAM電波が停止してしまったら、当然AM受信機は作られなくなり、消えてしまうだろう。

ほんとにそれでいいのか、悩ましい問題である。

 

 

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