買い物に行こうと思い、出かけることにした。
ついでに、用事も片付けることにする。
昨日は、雨だったので地面は濡れている。
コンビニで、支払いのアプリにチャージする。
支払いアプリは、現金がいらないので便利だが、店によって使えるアプリが限られている。
アプリやらカードはあれこれ増やしたくはないので、そこが難点である。
となりに近隣センターがあるので、そのなかの図書館分館に寄る。
買い物してしまうと、荷物が増えてしまうので、買い物の前に寄ることにしている。
先月から、気が向いた時に行って、少しずつ読んでいる本を読む。
ジョアンナ・シェルトンさんの「私の家族の明治日本」である。
明治の日本に、キリスト教の宣教師として来日した著者の曽祖父の物語である。
トーマス・セロン・アレクサンダーの手記を基に、彼の生涯を描いている。
一度に10ページくらいしか読まないので、物語はやっと三分の一くらいである。
東京に赴任していたトーマスが、金沢で私立学校の教師をやっている宣教師仲間の代わりを務めるために、2ヶ月ほど金沢を訪れる。
2人の幼い娘を抱えて、心身を病んでしまっている妻を残して、金沢の地に向かう。
金沢は加賀百万石のお膝元だけに、保守的な風土でキリスト教に対する偏見や攻撃が強かった様子が描かれている。
それとともに、それまでの江戸時代のしがらみから抜け出そうと、キリスト教に期待している人々についても描かれている。
トーマスが、東京へ戻ったところで、今日の読書は終わりにする。
妻の母が入院している病院への支払いがあるので、郵便局に行って準備する。
それから、病院で支払いを終えた。
最近は、コロナ対策なのか、窓口がお昼休みは閉鎖している。
銀行なども、お昼休みはやってないが、今ひとつ理解できない。
病院の隣の公園を通って、買い物に向かう。
十月桜のある公園で、先月に通った時も咲いていた。
今はもう、12月であるのにまだ咲いていた。
いったい、いつまで咲いているのだろう。
ひとつの花が咲いているの期間が長いのか、それとも次から次と花が咲いてるのだろうか。
いつものスーパーに、夕飯のための買い物に出かける。
歩くと、15分くらいかかる。
同じくらい歩くといけるスーパーが四カ所ほどあるが、足が向いてしまうのは同じところになってしまう。
四つの中では、最もこじんまりしたお店である。
私は、野菜とお魚の売り場が気に入っている。
旬のものが、安いと思う。
特に、お魚類は、焼く、煮る、お刺身用がそろっている。
売り場自体は、それほど広くないが、心配りが感じられる。
妻が言うには、主婦の間でも人気らしい。
いつ行っても、けっこう混んでいて、私のような年配者も多い。
買い物が終わって、いつもの公園を通って帰る。
公園といっても、市が個人の私有地を借り上げて、市民が使えるようにしている林である。
通り抜けできるように、道がある。
ただ、通るだけであるが、気持ちがいい。
昨日は雨だったので、大きな水たまりがあった。
ここで、水たまりを見たのは、初めてかもしれない。
自宅に近い住宅地の脇に、畑がある。
畑と道路の間に、菊が植えられている。
でも、手入れはまったくされていないようだ。
菊が、咲き乱れていた。