アマゾンのタブレットを使うことにした。
このブログも、iPadを使って書いている。
でも、iPadは妻のためのものである。
自分用のタブレットが欲しくなったのだ。
寝ころんで、タブレットを見ていることが多いが、長時間だとiPadは、かなり大きくて重い。
そこで、ここしばらくタブレットを探していた。
iPadは、金額的にかなり高価である。
そこで、AndroidOSのタブレットということになるが、できれば安いものがいい。
実は、5、6年前にAndroidタブレットを使っていたことがある。
すでに、使っているスマホはAndroidだったので、使い方はすぐになれた。
中国製の、いわゆる「中華もの」の6インチのタブレットで、値段も手頃だったが、使いやすいものだった。
ところが、半年ほど経ったところで、突然起動しなくなってしまった。
電源を入れると、起動中のままで、固まってしまう。
何回もリセットしたり、バッテリーを完全にゼロにしてから、充電し直したりしたりしたが、どうにもならなかった。
いろいろ探していて、アマゾンのタブレットで良いかな、と思うようになった。
アマゾンのタブレットは、Kindle Fire というもので、アマゾンが提供する、音楽、ビデオ、電子書籍などのコンテンツを楽しむための専用のデバイスとして、かなり安価で販売している。
これは、AndroidOSをベースに開発したFireOSのタブレットであり、アマゾン専用に使えるように、グーグルのPlayストアは使えないようになっている。
その代わりに、アマゾンのストアのアプリが使えるようだが、ネットの書き込みだとストアのアプリは数も少なく使えない、ようである。
グーグルのストアが使えるようにする裏ワザはあるらしいので、いざとなれば使えるだろう。
Android OSをベースにしたのは、2011年のKindleFireからで、それ以前のKindleはLinux OSベースのものだったらしい。
私の使い方としては、自分が用意した電子テキストの読書を中心に考えていたので、サイズは6インチでいいかなと思っていた。
今なら、6インチは大きめのスマホ程度の大きさだ。
アマゾンのサイトで見ると、これだと6000円くらいのものである。
予算に余裕のない身としては、助かる。
ところが、8インチのものが、何とか割引セールで、7000円になっている。
たった1000円しか違わないのだったら、8インチのほうがいいし、しかも5回分割もできて、送料手数料なしである。
さっそく申し込んだ。
届いたアマゾン・タブレットを使ってみて、いかに自分がiPadに馴染んでしまったことだろう、と実感した。
Windowsを長年使ってきて、アップルはなんかブラックボックスでわからないと言いながら、しっかりと慣れてしまっている。
タブレットとして、よくできている製品だということだ。
いつ頃に買ったか覚えてなかったので、機種番号から調べてみた。
我が家のiPadは、現在2台目である。
最初に買ったのは、2011年のiPad第2世代であるが、もしかすると翌年2012年の第3世代が出る前に買ったのかもしれない。
我が家で一人だけパソコンを使わない妻が、インターネットの調べものなどができるように、誕生日にプレゼントした。
パソコン知らなくても、使えたからこれは家電と言えるかもしれない。
2台目は、2018年のiPad第6世代である。
バッテリーも持ちが悪くなって、買い替え時だった。
ということで、なんと10年も使っている。
どちらも、9.7インチであるが、重さは600gから469gと軽くなっている。
ディスプレイは、同じ9.7インチながら、1024×768px 132ppiから、1536×2048px 264ppiとなっていて、アスペクト比は4:3である。
金額的には、どちらも4万円前後だったと思う。
これに対して、kindle Fire HD8は、重さ355gで、ディスプレイは8インチ 1280×800px 189piiであり、アスペクト比は3.1:2ということになるのだろう。
iPadに比べて、ひとまわり小さいのでかなり軽く感じる。
縦横のアスペクト比はそれほど違わないと思うが、実際に画面を見ると、iPadよりも細長い感じで、ウェブページを見ると、とても狭い。
テキストを読むために、アマゾンストアからテキストビュアーのアプリをダウンロードしてみたが、やはり使い勝手がよくない。
動作もiPadほどスムーズではなく、カクカクする感じだ。
フォントもあまりきれいではないのは、アプリのせいだろうか。
フォントを変える必要があるかもしれない。
今回、iPadのことを調べていて、知らないうちにどうも「iクラウド」というクラウドストレージを使っていたらしいことがわかった。
iPadで扱った写真は、そこに保存してあったようだ。
だから、Windowsからそこにアクセスすれば、PCとiPadで写真のやりとりができたらしい。
それを知らないので、DropBoxというクラウドストレージに移すという、二重の手間をかけていた。
クラウドストレージというのは、他に「アマゾン・ドライブ」もあるし、Microsoftの「OneDrive」もある。
でも、無料でもっと大容量が使えるのは「グーグル・ドライブ」のようで、15GBまで使える。
これをうまく使えば、マイクロSDカードなどを使う必要はないかも知れない。
ウエブページを見るためのブラウザは、iPadは「サファリ」で、KindleFireは「Silk」というアプリである。
そのブラウザのデザインのせいか、頭でっかちで画面が狭い気がする。
とりあえずは、今のままでいろいろ試してみようと思う。
どうしてもダメなら、裏ワザを使ってみよう。