晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

大町自然公園 市川市大町

天気予報では、全国的に暑くなるようなことを言ってたが、ちょっと遠出をすることにした。

緑の中を歩きたくなった。

それで、思い出したのが、市川市の大町公園である。

3週間ほど前に、孫娘を預かったときに、その公園の中にあるバラ園に行った。

その時は、まだちらほら咲き始めた感じで、さびしい感じだった。

もしかすると、バラはもう終わりかもしれないが、公園の半分くらいを占めている自然鑑賞園は、いつ行っても人出少なく、一面の緑を楽しむことができる。

 

www.travel.co.jp

garden-vision.net

距離を調べてみると、7キロほどで、歩いて2時間弱となっている。

昨年、鎌ヶ谷市立図書館まで歩いたことがあるが、そこより少し近いくらいである。

鎌ヶ谷市に向かう県道を同じように行き、途中で市川方面に右折すればいい。

 

自宅を出発したのは、10時半を過ぎていた。

到着は、正午を過ぎるだろう。

光ヶ丘中央公園

五香方向にひたすら歩いていると、途中で松戸市に入る。

さらに行くと、新京成電鉄の線路が見えてきて、県道もそれに沿って方向をやや東に変える。

渋滞していることが多い五香十字路を渡ってしばらく行くと、新京成の踏切がある。

新京成電鉄の線路は、大きく蛇行しているので、踏切が多い。

踏切の先には、広大な陸上自衛隊松戸駐屯地が見えてくる。

陸上自衛隊松戸駐屯地

駐屯地の敷地は、新京成の線路まで続いているので、また踏切を渡る。

松戸駐屯地となっているが、住所は鎌ヶ谷市くぬぎ山である。

新京成電鉄の線路は、山や川が邪魔してるわけでもないのに、大きく曲がりくねっている。

東武鉄道野田線やJR常磐線は、こんなに曲がってはいなし、もっとまっすぐである。

町や村をつないだら、こんなことになったのだろうか、不思議である。

くぬぎやま交差点で右折すると、それまでの県道57号から国道464号になり、市川方向に向かう。

しばらく歩くと、新京成くぬぎ山駅があり、また踏切を渡る。

新京成電鉄本社もあるらしい。

松飛台工業団地からの道が交差するが、なんとこのあたりは松戸市串崎新田となっていた。

正面に、北総鉄道の大町駅が見える。

北総鉄道大町駅

このあたりからは、「大町梨街道」がはじまり、市川市となる。

案内板もでていたし、道路地図にも表示されている。

大町梨街道

たしかに、梨農園が続いていて、「梨御殿」ということばがふさわしいような構えの農家がある。

過去の遺跡という感じではなく、今生きている屋敷門である。

屋敷門

大町駅から、5分くらい歩くと、大町公園の入り口に着く。

駐輪場があるが、2台しか停まっていなかった。

大町公園は、長田谷津という東西100メートルほど、南北に1300メートルほどの湿地帯に作られている。

谷津の外側は、標高26、7メートルほどであるが、谷津は標高12、3メートルで、まわりより10メートル以上低くなっている。

大町公園周辺 地形図アプリ「スーパー図形」

東西の斜面は樹木でおおわれている。

南北の遊歩道は、湿原を傷つけないように木道である。

いや、コンクリート製かな?

遊歩道を歩いていると、360度緑の世界である。

まわりよりも低くなっていて、斜面林があるので、緑しか見えないのである。

出発してから2時間ばかり歩きい続けてたので、休憩することにする。

入り口から500メートルほど行った斜面林の中に、「鑑賞植物園」という熱帯植物園がある。

立派な温室の中にいろんな植物があり楽しめるが、なんと無料である。

休憩コーナーで、缶コーヒーを飲む。

水のペットボトルも買って、水分を補給しながら歩くことにする。

熱帯植物園は、先日来たときに見たので、今日はパスする。

ふたたび、歩き出すが、遊歩道のまわりの湿地にはいろんな花も咲いている。

のんびりと、緑のなかを行く。

公園の真ん中ほどにあるバラ園に向かう。

バラ園

先日訪ねた時とは違って、バラ園は満開だった。

さまざまな種類が、これでもかというくらいに咲き乱れていた。

バラ園まで来ると、散策している人はかなりいた。
だいぶ暑くなってきたので、バラ園を過ぎて、さらに先の水路のある方まで進む。

そこは樹林が鬱蒼として、トンネルのようになっていて、苔もむしている。

南北に広がる公園の南端に、有料の駐車場があるが、すぐに満車になりそうである。

入り口近くには、有料の動植物園があり子どもに人気のレッサーパンダなどの小動物がいるので、ほとんどの客はここが目当てである。

時間も、午後1時を過ぎているので、帰路につくことにする。

バラ園まで戻り、ふたたび自然観察園を歩く。

ところどころに、掲示板があって、野鳥や花などの写真がある。

ホタルが繁殖している場所もあったが、夜は入場できないだろうから、見ることはできないだろう。

私は、田んぼの中の農家で育ったので、毎年夏はホタルが舞っていたものだった。

最後に、ホタルを見たのは、いつのことだろう。

帰りは、疲れもでて、しかも気温も高く、きつかった。

同じ道路なので、せめて反対側の歩道を歩く。

やっと、光ヶ丘団地まで戻って、公園のベンチに座ったのは、午後3時過ぎだった。

万歩アプリでは、21,000歩、17キロメートル。

 

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