晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

自動車ナンバーの不思議

家族の送り迎えなどで、運転する機会が多い。

最近になって、前を走る車のナンバープレートが気になるようになった。

ナンバープレートの表示などについて、あんまり自信はないが、ある程度、基本的な知識はあると思う。

私の運転免許証には、昭和57年12月13日中型とあるので、これが取得日だろう。

昭和57年は、1982年らしいので、今年で40年ということになる。

たぶん、40年前に自動車教習所で、ナンバープレートについては学んだことだろう。

 

ナンバープレートの地の色が白と緑があるのはわかる。

緑色のプレートは、事業用の車だろう。

でも、事業用と思われるのに、白色のプレートの車両も走ってる気がする。

プレートには、2段にわたって、文字が表示されている。

上段が、「地域名+数字3桁」である。

「地域名」は、陸運局支所の名前である。

私が、免許証を取得した頃は、千葉県北西部のあたりは、「習志野ナンバー」ばかりだった。

その後、野田市に支所ができて、「野田ナンバー」となった。

さらに、「ご当地ナンバー」の制度ができてからは「柏ナンバー」もあり、我が家の愛車は「柏ナンバー」である。

 

地域名の次の3桁の数字は、車両の種類のはずである。

我が家の愛車は、「500」であり、「小型車」といわれる車両用だと思う。

かつて、少し大きめの排気量2200ccの車種に乗っていた時は、「300」だった。

「300」は、いわゆる「普通車」用だったと思う。

そして、プレートの下段は、「ひらがな1字+数字4文字」である。

 

ところで、私が気になって仕方ないのは、地域名の次の3桁数字である。

たとえば、「300」とか「500」というのが多くあるが、下2桁の数字がいろいろあるのだ。

通常だったら、「300」が満杯になったら、「301」にするだろう。

ところが、2桁がやけにとんでいる。

「301」は見かけないのに、「380」があったりする。

どうも、どんな規則性があるのかわからない。

考えていると、気になってしまう。

うちに帰ったら、調べてみようと思うのだが、帰ったらころっと忘れている。

そして、次の時に同じことを繰り返している。

 

やっと今日、「ナンバープレート」について、調べてみた。

ご当地ナンバー」は、現在46地域あるということだ。

それまでの、陸運局支所の分を合わせて133ということらしい。

私の住む地域では、「野田ナンバー」、「松戸ナンバー」、「柏ナンバー」と増えて、従来の「習志野ナンバー」とあるので、全国的にずいぶん多いだろうと思ったのだが、それほどでもなかった。

千葉県では、「習志野」、「千葉」、「袖ヶ浦」、「野田」の四つだったのが、ご当地ナンバーの導入で、「柏」、「松戸」に加えて、「成田」、「市川」、「船橋」、「市原」が増えて、なんと10地域になっている。

都道府県では、東京都の10地域と並んでいる。

千葉県は、江戸幕府のお膝元で、小藩や旗本領など、小さい単位で分割統治されていたので、そういう歴史的なものがあるかも知れない。

あまり、「千葉」という一体感が無いのだ。

 

次に、3桁の分類番号の下2桁の意味するものを調べてみた。

一度読んだだけでは、まったく理解できなかった。

何度か読んで、なんとか分かったのは、どうも「希望番号制」のためのものらしい。

縁起のいい番号や、ゾロ目などは、初めから抽選制になっていて、その場合に、分類番号の下2桁を使うらしい。

ウィキペディアでは、次のようになっている。

 

「当初は自家用・事業用の「・・・1」「・・・2」「・・・3」「・・・5」「・・・7」「・・・8」「・111」「・222」「・333」「・555」「・777」「・888」「10-00」「11-11」「12-34」「20-00」「22-22」「30-00」「33-33」「50-00」「55-55」「56-78」「70-00」「77-77」「80-00」「88-88」の26通りが抽せん指定番号とされていた。駐留軍人用・貸渡(レンタカー)用については抽選が当初から不要である。

上記の26通りの番号は、より多くの車で希望番号を取得できるよう分類番号の下2桁30からではなく00から払い出されている。これは一般払い出しの分類番号と重複しているため、自家用・事業用の一般払い出しにおいては上記の26通りの番号は欠番となっている(すなわち、一般払い出しのトップ番号は「・・・4」)。これにより、一般払い出しで手に入る一連指定番号は、分類番号2桁以前の9,799通りから、さらに上記の26通りが減らされ、9,773通りとなる。駐留軍人用・貸渡用(レンタカー)は抽選不要であるため希望番号は上記の26通りの番号であっても分類番号は下2桁30から始まり、一般払い出しでも上記26通りの番号は欠番ではない。」 

                  (ウィキペディア「日本のナンバープレート」)

 

なんと難しい文章だろう。

ここまで、手間をかけて番号の希望制を実施する必要があるのか、疑問である。

そういうわけで、私のナンバープレートについての疑問は、進行中である。

 

 

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