地下鉄の電車は、どっから入れたんでしょうね?
それを考えてると、一晩中寝られないの。
こんな漫才が一世を風靡したことがある。
地下鉄の階段から入れたんですよ。
よく改札通れましたね。
それ考えるとまた寝れなくなっちゃう。
地下鉄について言えば、私が学生時代に使っていた日比谷線も、勤めてから使った千代田線も、地上を走っていた線路がそのまま地下鉄に乗り入れていたので、地下鉄はそんなものだと思っていた。
でも、地下鉄によっては、地上の線路と繋がっていないものもあるらしいから、前もってそのための方法を用意しなければならないということである。
都営地下鉄新宿線開業の際の車両搬入時には、クレーンで車両を地下に降ろしたという記事があった。
クレーンを使って下すための、場所や設備を確保しておく必要がある。
私は、子どものころから、けっこう漫才が好きだった。
やっと、家庭にテレビが普及したころである。
歌謡曲も好きだったので、歌謡番組もよく見ていた。
そんな歌謡番組には、漫才のコーナーがあったような気がする。
何度かの「漫才ブーム」を経て、今は「M1-グランプリ」というのがあるので、それが登竜門なのだろう。
毎年、それまで見かけたことのないコンビが現れてくる。
漫才には、いろんなタイプのコンビがある。
基本的には、二人の話が噛み合わないことから生まれる、おかしさなのだろう。
私の好きな「サンドイッチマン」については、このブログに書いたことがある。
頭が良すぎて常識を超えてしまったやつと、普通の常識人との話である。
「コント・レオナルド」のレオナルド熊さんや、「ツービート」のビートたけしの流れを組むのが、「サンドイッチマン」の冨澤さんなのだろう。
ところで、最近考えていると、眠れなくなりそうな話がある。
何も新しいことではなく、むかしからあるものだ。
「倍々ゲーム」という言葉があって、そんなゲームもあるそうだ。
業績などが、決算期ごとにどんどん大きく伸びることをいうそうだ。
そんな時代の流れにのってる企業も、ときにはあるだろう。
でも、倍々というのは、よく考えるととんでもないことである。
USBメモリなんかの容量も、倍々で増えていく。
かつては、MBが単位だったけれど、現在はGBである。
1 2 4 8 16 32 64 128 256 512 1024 と増えていく。
たったの10回目の倍々で、1024MBとなって、ここで単位が繰り上がって、1TBとなる。
今のところ、TB単位のUSBメモリは、発売されていないと思う。
先日購入した外付けハードディスクは、4TBだった。
将来的には、1024TBまでいくのだろうか。
そうしたら、次の単位は何になるのだろう。
メガ、ギガ、テラは、ギリシャ語から来てるらしい。
ウィキペディアの国際単位系(SI)という記事によると、テラの次は、ペタ(peta)であり、漢字表記だと、「千兆」ということだ。
テラは「一兆」、ギガは「十億」、メガは「百万」,キロは「千」というから、驚いた。
「ファミリーヒストリー」が好きで、よく見る。
この番組では、出演者のご先祖を過去に遡って、調査して行く。
父親と母親について、基本的にはその本流を遡るので、番組に登場するご先祖はそれほど多くはない。
人には、必ず1人の父と1人の母という2人の人間がいたのは確かである。
そう考えると、「倍々ゲーム」の考え方を使うことができる。
10世代遡ると、1024人のご先祖がいたことになり、それまでの遡ったご先祖さまを累計すると、その倍の2000人くらいになる。
1世代を25年で考えると、10世代250年である。
さらに、10世代を遡る。
1024 2048 4096 8192 16384 32768 65536 131072 262144 524288
1人の人間から、20世代500年ほど遡るだけで、52万4288人のご先祖がいる。
累計で行くと、100万人を越える。
500年前と言ったら、戦国時代だろうか。
計算していたら、自分でも、これはほんとだろうかという気がした。
大和朝廷が成立したような時代までは、さらに30世代、40世代遡らなければならない。
それこそ、天文学的数字になりそうである。
ということは、実際に地球上に存在した人口を越えてしまうのではないか。
計算が合わないのではないか。
考えていると、眠れなくなってしまう。
いや、気が遠くなって眠くなるかな。