晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

コミックの未来はどうなるのかな

妻が長年通っていたコミックのレンタルショップが、ついに閉店した。

毎週欠かさず、借りにいって、数日後に返却する。

一度に、10冊くらい借りていたので、そんなによく読めるものだと、思っていた。

性格的に、そんなに持続性のあるほうではないのだが、コミックだけは別物らしい。

10年以上前に、それまでローカルなレンタルショップだったのが、TSUTAYAの系列店になった。

TSUTAYAになる前にも、10年以上は通っていたと思うので、通算すると20年以上のヘビーユーザーである。

今までは、車で3、4分のところだったが、他のTSUTAYAの店舗は、近いところでもいままでの倍以上の時間がかかることになる。

しかも、妻に言わせると、コミックの品揃えがあまり良くない。

 

これを機会に、ネットを使って、タブレットでコミックを見ることもできるよ、と勧めてみた。

我が家には、iPadもあるし、kindleもある。

しかし、根っからのアナログ派である妻は、どうも乗り気ではない。

やっぱり、紙のコミックでないとしっくりしない。

タブレットは、受け入れられそうもない。

当分は、近隣のレンタルショップを訪ねて、新しい店を開発するつもりらしい。

そういうコミックに対する愛情というか根気には、感心する。

 

私は、コミックは好きだが、妻ほどの情熱はない。

ときどき、Amazonのコミックを見ていたことがあって、そこで面白そうな作品を見つけて、妻に教えてあげたこともある。

会費のいらない、無料で読めるものが、かなりある。

全巻無料ではなくても、1巻、2巻だけが無料というのもある。

お試ししてください、ということだ。

私の場合、会員になって会費を払うつもりはないので、そういうものを利用していた。

 

そんなサイトは、いろいろあるだろうが、私が最近使っているのは、「スキマ」というサイトである。

妻に勧めるつもりで、このサイトを見た。

www.sukima.me

そう言えば、このサイトで、「解体屋ゲン」という作品を、しばらく読んでいた。

なんと、ログインなしで、500話以上を読むことができる。

解体屋という、最近街中の建物の解体現場で見かける業種の話だが、ゲンさんという個性的な主人公と、解体という業界の事情も描かれていて、面白い。

途中で、読むのを中断していたので、また再開しようと思う。

www.sukima.me

妻にお勧めする作品を、無料漫画のコーナーから、探していた。

Dr.コトー診療所」というのがあった。

これは、テレビでドラマ化されていて、私も見ていた記憶がある。

南の離島の診療所を舞台にしたドラマだった。

医師の吉岡秀隆さんと看護婦の柴崎コウさんの二人は、しっかり覚えているのに、他の出演者はまったく記憶がない。

青い空と海、二人の若者の会話などが、印象強く残っている。

今回、ドラマの原作である作品を読んで、予想外な気がした。

思ったよりも、重い作品だったということである。

離島の医療現場が舞台なのだから、当たり前かもしれないが、美しい風景だけが記憶に残ってしまったのかもしれない。

主人公の二人を含めて、個性的な登場人物が、それぞれに重い事情を抱えている。

そして、重大な問題が、次から次と、襲いかかってくる。

ほっとする間がない。

ほんとに中身の濃い作品で、読むに値すると思った。

www.sukima.me

それにしても、このようなサイトで、無料で読める漫画の多さに驚く。

どうして、こんなことが可能だろうか。

TSUTAYAが、この数年かなりのレンタルショップの店舗の閉鎖を大規模に進めているというニュースは、目にしている。

コミックの世界も、ネット化が進み、今までのようなアナログなやり方では、生き残れないのだろう。

コミックだけでなく、今回閉鎖した店舗の2階は、CDとDVDのスペースだった。

映画と音楽のCD、DVDも同様な状況だろう。

 

数ヶ月前に、Amazonタブレットを買ったということを、ブログの記事に書いた。

寝ころんで、タブレットを見るには、10インチのiPadでは、ちょっと大きくて重い。

そこで、8インチのkindleなら、ちょうどいいのでは、と思ったのだ。

使ってみたら、Kindleは軽くて、片手でも大丈夫で、申し分ない。

ところが、ウェブサイトを見るには、画面がちょっと小さすぎる。

スクロールしながら見なければならないのは、面倒すぎて使えない。

ただ、コミックを見るには、ちょうど良い。

画面の大きさが、コミック本の大きさと同じなので、違和感がない。

コミック本のサイズには、2種類あるが、小さめの細身のやつである。

なんというサイズだろうか。

 

店舗の閉鎖といえば、パチンコ店の閉鎖がとんでもないことになってるらしい。

それでなくても、パチンコ離れが進んでいたのに、「コロナ禍」がとどめをさした。

そういえば、だいぶ前から駅前のパチンコ店は無くなっている。

郊外の広い駐車場のある大型店が生き残っているらしい。

洗濯物の乾燥のために、少し離れた所のコインランドリーに通っていたら、その向かいに広大な駐車場のあるパチンコ屋があった。

こんなに広い、何百台分の駐車場が必要なのかな、と思って見ていた。

休日には行ってないのでわからないが、駐車場はそれほど埋まってはいないようだった。

パチンコ人口がもっと多かったのが、1990年代の3000万人で、今は710万人だそうだ。

これって、どうやって調べたのだろう。

もちろん、店舗数もジリジリと減少を続けているようだ。

どうしても、パチンコやりたい人は、どんなに遠くても出かけるのだろう。

パチンコもまた、アナログなゲームだから、デジタル化してネットの世界に移るのかな。

でも、まったく別物になるだろうから、生き残る訳ではないか。

 

seiko-udoku.hatenadiary.jp

seiko-udoku.hatenadiary.jp

seiko-udoku.hatenadiary.jp

seiko-udoku.hatenadiary.jp

seiko-udoku.hatenadiary.jp

seiko-udoku.hatenadiary.jp

seiko-udoku.hatenadiary.jp