手賀沼の蓮の花が、復活していた。
「手賀沼のハスが復活したらしいよ。」と、息子が言う。
そんな記事を、ネットで見かけたと言うことだった。
さっそく、確認しようと出かけた。
手賀沼の蓮が全滅してしまったのは、何年前だったろうか。
調べてみたら、2020年には、まったく姿を消してしまったらしい。
その前年までは、とんでもなく繁茂しまくっていた。
東西に細長く伸びている手賀沼の南岸に、繁殖地は広がっていて、観察のための木道も設置されていた。
そこを歩くと、蓮の大輪をすぐ近くに見ることができた。
近くには、展望台もあり、自転車を止めるスペースもあった。
そこから南岸の100メートル以上にわたって、数えきれない数の蓮の花が咲き乱れていた。
しかも、湖岸から数十メートルも、蓮は広がっていった。
年毎に、その範囲は広くなっていて、何年か後には対岸に到達するのでは、と心配になるほどだった。
それが、突然何もなくなってしまった。
蓮は、湖底に根を張り、地下茎を伸ばして、水面に葉を出す。
さらに、花茎を水上に伸ばして、花を咲かせる。
多年草なので、毎年枯れて、水上には跡形もなくなる。
土手下のスペースに駐車して、蓮の花を探す。
観察用の木道は、老朽化もあって、何年か前に撤去されている。
閉鎖されている木道の入り口付近で、湖面の方をみると、ピンクの花が見えた。
かつてのようには近づけないので、目を凝らして見る。
よく見ると、花の他にも、蜂巣と呼ばれる花托もいくつか見える。
ネットの記事では、7月2日に蓮の花が咲いてるのを見つけた、とあったので、この夏咲き続けていたのだろう。


蓮の茎は、土手に近い湖面が陸地化したあたりに、数十本ありそうである。
対岸との間の湖面は、とても広く見える。
かつてに、繁殖が最盛期だった頃が、ウソのようである。




はたして、この蓮は来年も元気に仲間を増やしていくのだろうか。
少しずつでもいいから、増え続けてほしいものである。
前回全滅してしまったのが、何が原因なのかはわかっていないようだ。
もしかすると、あまりにも増えすぎてしまったことが、要因のひとつかも知れない。
ちょうど良い具合に、広がってくれれば、いいのだが。
手賀沼の蓮の情報をネットで検索してみた。
柏市役所のサイトの中に、「fan✖️fun kashiwa」という市民と職員が、柏について発信するというコーナーがあった。
その中に、「ぐる〜っと手賀沼」というテーマで連載している方があって、蓮のことも書いていた。
この記事は、2023年に書かれてものなので、ハスが全滅してからこの時点で4年経過している。
手賀沼のハスについて、とても詳細にまとめている。
この連載は、私も今回はじめて見つけた。
なんと、2014年から2025年、今年の3月まで307回にわたって連載されたものである。
「ぐる〜っと手賀沼」というタイトルのとおり、手賀沼について10年以上かけて書かれている。
手賀沼好きの私としては、とても興味深いものなので、時間をかけてじっくりと読んでみようと思う。