晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

国勢調査2025 犬・猫・熊にも国勢調査が必要? 

今年は、国勢調査の年だった。

10月ころに、担当者が調査用紙入りの封筒を自宅に届けてくれた。

前回の調査は、2020年だったらしいので、5年ごとにやってるらしい。

調査用紙にパラパラと目を通していたのだが、そういえば前回はネットで提出したことを思い出した。

今回もネットで回答しようと、入力をしてみた。

調査項目は、世帯の実態についてで、17項目ある。

前回の調査と変更はあるのだろうか。

改めて、調査内容について目を通してみる。

 

氏名 男女の別 出生の年月 世帯主との続き柄

配偶の関係 国籍 現在の住居における居住期間

5年前の住居の所在地 就業状態

所属の事業所の名称及び事業の種類 仕事の種類

従業上の地位 従業地又は通学地

 

ここまでが、世帯員についての調査である。

ここで、「国籍」というところで、引っかかった。

たしかに、多くの外国籍の住民が存在する現在の社会の状況において、「国籍」は重要な情報だろう。

今回の国勢調査は第22回目で、第1回の調査は大正9年だったという。

この「国籍」という項目は、そのころからあったのだろうか。

それとも、どこかの時代に追加されたものだろうか。

 

そして、次の4項目は、世帯、住宅についての調査である。

世帯の種類 世帯員の数

住居の種類 住宅の建て方

 

入力自体は、たぶん20分くらいで終わった。

最後に、送信して国勢調査は終了した。

 

ネットで回答したので、調査用紙の回収のために担当者が訪れることはなかった。

ということは、全員がネット回答すれば、回収作業は無くなる。

いったいどれくらいの人が、ネットで回答したのだろうか。

あの担当者は、どれくらいの数の世帯を担当していたのだろう。

さらに考えると、もしも、全員がネット処理が可能ならば、調査用紙の配布さえも必要ではない。

調査実施についてのハガキ1枚送付すれば、それで済む。

印刷してあるQRコードを読みこんで、指示に従って処理していけば済むことである。

そうすれば、膨大な調査用紙の印刷や、配布回収担当者は不要となる。

でも、そういうわけにはいかない。

誰でもネット環境があって、それを使いこなしているわけではない。

調査を正確なものにするには、アナログしか使えない人も、カバーしなければならないということだ。

今後この調査も、もっと効率的な方法が採用されるようになるかもしれない。

 

国勢調査は、あくまでも人間についての調査である。

国勢調査について考えていて、思いついたことがある。

今の社会では、人間はいろんな動物・植物とともに生きている。

特に、ペットといわれる犬や猫などの愛玩動物がいる。

散歩していると、必ずのように、犬を散歩させている方に出会う。

車で走っていると、なんと多くの動物病院があることか。

「動物健康保険証」というものもあるらしい。

もちろん、公費負担のない保険会社発行のものである。

どれだけ多くの犬や猫が、国民の世帯にいるということかだろうか。

それを考えると、国勢調査の項目にあってもよいのではないかと思う。

犬や猫について国は、どの程度把握しているのだろうか。

犬猫が、この日本にいったいどれくらいいるものなのか。

大震災の際の避難所などは、人間のためのものなので、現在のところペットについては対応していないだろう。

無人になってしまった被災地に、放置された動物が、野生化したというようなニュースを見たような気がする。

でも、ほとんど取り上げられることは、無いようだ。

今後、この問題も考えざるを得なくなるのではないかな。

 

私自身は、犬や猫などのペットを飼っていないし、飼いたいとも思わない。

水槽に、メダカとエビが泳いでいるが、これは息子が手に入れて、面倒を見ている。

私は、農村育ちなので、子供の頃は犬も猫も飼っていた。

同じ屋根の下に、牛も住んでいた。

同じ村の父実家には、馬が三頭もいた。

もちろん、田畑の農耕用である。

農村では、犬も猫もペットではなく、ちゃんと役割があったな。

犬は番犬だったし、猫はネズミを捕る仕事があった。

ネズミを捕った猫が、家族の前に誇らしげにそれを見せに来た記憶がある。

田舎を離れて思うのは、犬や猫にとっても、農村と違って、街の狭い範囲で生きるのは大変だろうな、と思ってしまう。

だから、こんな環境で飼いたいとは思わない。

 

今年は、毎日のようにクマについてのテレビニュースを見たような気がする。

それも、目撃情報ではなく、クマに襲われてケガしたとか、亡くなったというニュースである。

この夏、同級会ということで、郷里の秋田に帰った。

かつては、郷里の山である「田代岳」に登ろうか、と思ったものである。

でも今は、恐くて山に登ろうという気がしなくなった。

北海道や東北の山を、ひとりでとことこ歩いていた若い頃が噓のようである。

郷里の幼馴染がどうしているかなと考えていて、クマのことが心配になった。

ネットで検索していたら、こんなサイトが見つかった。

 

ツキノワグマ等情報マップシステム「クマダス」である。

kumadas.net

基本的に、投稿によって成り立っているサイトのようである。

情報種別は、目撃、人身被害、痕跡(食害)、痕跡(その他)となっている。

対象の獣種も、ツキノワグマ、イノシシ、ニホンジカである。

郷里の大館市について、調べてみた。

驚いたことに、2025年のツキノワグマの情報が、1317 件もあった。

内訳は、目撃1200 件、人身被害7 件、痕跡(食害)44 件、痕跡(その他)66 件である。

なんと、私が生まれ育った集落でも、水稲の食害があったとなっていて、「足跡等から親子2頭によるものと思われる」、ということだ。

参考までに、イノシシの情報31 件、二ホンジカの情報6 件である。

ツキノワグマの情報が、1317 件もあるけれど、この地域に実際のところどれくらいの頭数のツキノワグマが生息しているのだろうか。

 

日本政府からの情報によると、ツキノワグマは本州と四国に、48,000頭と推計されている。

ヒグマは、北海道に12,000頭いるということで、九州にはクマはいない。

九州に、古代に熊襲があって、今は熊本県があり、「くまモン」はいるけれど、クマはいないということになる。

九州に確実にツキノワグマが生息していた記録は1953年で、その後は生息確認がなく、2112年に環境省が絶滅種として認定したということだ。

ところで、今年友人たちと信州へ旅行した。

いろんな山岳道路を走って、目についたのはシカの食害を避けるための柵やフェンスが至る所に設置されていたことである。

どうも、シカやイノシシの生息数は、クマの比ではないらしい。

政府発のデータによると、ニホンジカの個体数は、約246万頭、イノシシの個体数は、約78万頭である。

これは、3年前の推定値なので、現在はもっと多いことだろう。

野生動物といえば、オオカミは絶滅したらしいが、キツネやタヌキ、サルはまだいる。

日本は、国土の7割が森林地帯なのだから、他にも様々な動物がいるのだろうな。

 

動物つながりで、思いつくことをつらつらと書いてしまった。

ところで、2か月前くらいになるが、豚熱が国内で発生したというニュースを見た。

豚などは、集団飼育されているので、その豚舎の豚は殺処分となるらしい。

何百頭とか、何千頭とかという、信じられないような頭数である。

食用となるものなので、そうせざるをえないのだろうが、なんとかならないものなのかと思う。

鳥インフルエンザの際の、ニワトリの殺処分の単位は、何万羽だったな。

なにか、やるせなくなる。

 

日本列島は、人間をはじめとしたさまざまな動物と、さまざまな植物で成り立っている。

植物はともかくとして、動物については、今までとは違った視点から考えてみる必要があるんじゃないかな。

 

 

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