晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

「晴耕雨読」というブログ

このブログをはじめるにあたって、「晴耕雨読」という言葉を選んだ。

なぜ「晴耕雨読」なのか。

この言葉は、かつての私にとって、理想的な生活に思えた。

毎朝、同じ時刻に出かける生活を繰り返していた勤め人であるわたしにとっては、天気が良ければ外に出て、雨が降ったら読書する生活は、夢のように思えた。

「晴耕」とは言っても、私は田畑を耕していないし、家庭菜園もやっていない。

私は農家に生まれて育ったので、田んぼも畑も知っている。

末っ子の私は、畑仕事に出かける母親にくっついて行って、手伝ったり、その辺で遊んでいた。

でも、農業をしようと思うことはなかった。

だから、あくまでも「晴耕雨読」という言葉のイメージなのである。

 

退職して、理想だった生活に近いものになった。

しかし、退職して何年になるかなと考えても、すぐに「何年だ。」と出てこない。

「退職したのが何年だから、6年目かな。」そんな感じである。

年月日と時間が最重要だった事務系の仕事をしていたとは自分でも思えない。

ほっておくと、どんどん忘れてしまう。

そんなわけで、少しでも、自分の行動や思考について記録を残せばいいのではないかと思ったのだ。

今まで、自分のことばで文章を書くということを、ほとんどやってこなかった。

それをやってみようと思う。

わたしの性格はどちらかというと持続性があるほうだと思うので、たぶん、けっこう続くだろうと思う。

 

 

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