晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

音楽

時代は変わる

ボブ・ディランの「時代は変わる」という曲は、1965年の作品である。 この年、私はまだ小学生だった。 実際にこの曲を聴いたのは、高校生になってからなので、1970年頃だ。 しかも、最初にサイモンとガーファンクルのカバー曲を知って、ボブ・ディランの原曲…

エリック・クラプトンについて

3月頃だったと思うが、エリック・クラプトンが今年来日公演をやるという記事を読んだ。 もうかなりの年齢だろうに、来日するのか。 私としては、ああそうか、という感じだった。 コンサートへ行こうという気にはならなかった。 そして、先日またエリック・ク…

やっぱり、本を買ってしまう ② 現代詩人全集

「中国の詩人」を読んでいたのが、20代の終わり頃だった。 そして今、それを再読している。 それよりもさらにさかのぼって、高校生だった頃に、日本の詩人たちの作品を読んでいた。 角川文庫の「現代詩人全集」である。 角川書店から、全10巻で刊行されてい…

ロックの時代 22 ado「エルフ」

この一、二週間くらいにYoutubeで聴いた曲が、耳から離れない。 例によって、外国の方が日本の音楽ビデオを見ているいるというリアクション動画である。 アド(ado)さんの「エルフ(elf)」。 アドさんといえば、「うっせぇわ」という曲を聴いたのは、何年前に…

欧米人のおなまえ④

サッカー日本代表の2次予選の試合をテレビで見た。 アウェーのミャンマー戦だった。 試合は、力の差が大きく、ホーム戦と同じスコア、5-0で日本が勝利した。 名前好きの私が、試合を見て感じたのは、ミャンマー選手の名前である。 こんな、スタメンだった。 …

ボクの音楽武者修行 半世紀を経て再読する

三ヶ月ほど前に、小澤征爾さんについて書いた。 逝去のニュースを知って、高校生の頃に、彼の若かりし頃の著作を読んだことを、思い出したからだ。 とても印象深い本だったのは確かだが、なんといってももう50年以上前の記憶である。 もう一度読んでみたくて…

私のとってのパソコン 「電子書籍をつくる」

ブログの更新が滞って、なんと1ヶ月以上になってしまった。 今までで、最長期間かも知れない。 原因は、パソコンに放置されていたファイルの整理をしていて、それが面白くてブログに手がつかなかったからである。 このブログのタイトルの下に、「趣味は、山…

ボクの音楽武者修行  小澤征爾

小澤征爾さんが、亡くなった。 言うまでもなく、日本を代表するクラシック界の音楽家である。 若い頃から、クラシック音楽を愛好してきた私にとっては、身近な存在だった。 とは言っても、彼の演奏会に一回も行ったことはない。 私がクラシックのコンサート…

ロックの時代21 ビートルズとローリング・ストーンズ

1ヶ月くらい前のことだが、テレビのワイドショーの音楽コーナーで、ローリング・ストーンズを見た。 ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、ロン・ウッドの三人がインタビューを受けていた。 ちらっと見ただけなので、詳しい内容まではわからないが、新しい…

6枚目の図書館カード

ひさしぶりに、図書館ウォーキングに出かけた。 小金原にある松戸市立図書館の分館に向かうことにした。 朝から天気も良く青空で、気温もだいぶ過ごしやすくなっている。 今年の夏は暑かったので、遠出は避けていた。 遠出のウォーキングは、いつ以来だろう…

ロックの時代 20 Now I Here

毎日のように、Youtubeをチェックしている。 それが、私にとっては唯一の音楽についての情報源と言っていいかも知れない。 数ヶ月前、いつものようにYoutubeを見ていたら、Radwimpsの海外公演のビデオがアップされていた。 Radwimpsというバンドは聞いたこと…

青歯王とブルートゥースBlueTooth

カーオーディオが壊れて音楽を聴けなくなったので、しばらくスマホ本体だけで聴いていた。 スマホの音は、しばらく聞いていると疲れてくる。 なんとかしようと、電気屋やカー用品の店舗を覗いてみた。 カーオーディオは、ほとんどカーナビに内蔵されたもので…

お気に入りフォルダの音楽を聴く

カーオーディオが不調である。 不調どころではなく、ほとんど音が出なくなってしまった。 純正のカーナビに内蔵のオーディオシステムなので、10年以上になる。 最初は、CDを読み込まなくなった。 そのうちに、右チャネルから音が出なくなって、ついに左も出…

高音と低音の音楽文化

バンドメイドという女性バンドが、全米をコンサートツァーしているということを、このブログに書いた。 すでに、ツァーは終わったが、ツァー中は毎日コンサートのライブ映像をYouTubeで見ていた。 ロックフェスティバルとコンサートが13回、追っかけのような…

有名であること 無名であること

デスクトップPCを起動し、外付けハードディスクのフォルダにある音楽ファイルを探す。 目的のファイルを見つけると、アプリが立ち上がって、音楽が再生される。 これまでは、こうやって音楽を聴いてきた。 PCも古いものなので、ウインドウズの立ち上がりも遅…

ピュアオーディオの世界

スーパーでの買い物ついでに、書店に寄ってみた。 駅前のスーパーのビルの2階にある書店である。 定年で退職して以来、書店に行く機会が、ぐっと減った。 電車通勤していた頃は、かなりの頻度で、覗いていた。 私の興味の対象は、パソコンとかオーディオあた…

アナログとデジタル

若者の間で、アナログな音響機器が人気らしい。 ラジカセとかカセットウォークマンである。 平成に育った若者たちにとっては、懐かしいどころではなく、見たこともないだろう。 もちろん、もう作ってないだろうから、中古品である。 カセットウォークマンは…

YouTubeで私が見ているもの

YouTubeで、何を見ているのか。 最近見ているのは、バンドメイドというバンドの全米ツアーである。 10月9日に、カリフォルニアで開催された音楽フェスティバル「アフターショック」への参加を皮切りに、全米13都市を単独公演するという。 ネット記事でそれを…

ワーキングクラス・ヒーロー

エリザベス女王逝去以来、毎日ワイドショーはそれに関する話題を取り上げている。 在位70年、即位されたのが1952年である。 私が生まれたのは1953年なので、ずっとエリザベス女王が存在していたわけである。 世界中のほとんど人たちにとって、ものごころがつ…

ロックの時代19 時代遅れのロックンロールバンド

YouTubeをながめていたら、「時代遅れのロックンロールバンド」というMVがあった。 メインが、桑田佳祐で、共演者として、世良公則、佐野元春、Char、野口五郎という名前が並んでいた。 この顔ぶれは、いったいなんだろう、と思った。 共通点といえば、タイ…

1970年代の記憶②

アルバニアという国について、調べてみた。 たぶん、東欧の社会主義国であるらしい、ということしか知らなかった。 調べてみたら、アドリア海の東岸、ちょうどイタリアの長靴のかかとの対岸にあった。 北はモンテネグロ、北東はコソボ、東は北マケドニア、南…

テレビはメディアプレーヤーになっていた

2ヶ月ほど前に、ビデオレコーダーが壊れたのを機会に、テレビも録画可能なものに買い替えた。 外付けの4TのハードディスクをUSB接続したので、今までの何倍もの録画ができる。 売り場には、さまざまなテレビが展示してあり、価格もさまざまである。 現在、…

ロック不毛の時代らしい

だいぶ前のことになるが、テレビのワイドショーを見たら、エルビス・プレスリーの特集をやっていた。 プレスリーが亡くなって、何十年になるんだろうかと思ったが、そうではなくて、エルビスを主人公にした映画が公開されるらしい。 6月下旬に、アメリカで…

吹奏楽を聴いて思い出した

カーオーディオのライブラリには、いろんなジャンルの音楽が入っている。 ロック、ジャズ、フォークからクラシックと、なんでもある。 今日は、久しぶりに吹奏楽を聴いた。 ときどき、聴きたくなるのだ。 「世界のマーチ」というアルバムで、演奏は海上自衛…

古峯神社 栃木県鹿沼市草久

古峯神社は、創建から1300年、日本武尊を祭神としている。 数年前から、妻が行きたいと言っていたが、コロナ禍もあり、実現せずにいた。 正式名称は、古峯神社(ふるみねじんじゃ)であるが、神社が鎮座する地は「古峯ケ原」(こぶがはら)と呼ばれ、「こみねさ…

ロックの時代18 空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ

ふとした拍子で、むかし聞いていた曲がよみがえったりする。 フォークやロックを聴き始めた中学や高校の頃の歌である。 フォークもロックも、同じ頃にやって来たような記憶がある。 フォークは、カレッジフォークとか言われて、フォークギターを持って学生風…

「独身貴族」って何?

このブログの冒頭に、「趣味は、山、本、音楽、PC、その他。」と書いた。 これは、20代の頃からほとんど変わっていない。 まあ、その頃PCはまだ無かったので、代わりに「酒」が入るかもしれない。 そういうものに、小遣いのほとんどを使っていた。 最近は見…

アマデウス

私は、ジャンルを問わず音楽を聴くので、クラシック音楽も聴く。 シベリウスの交響曲に魅力を感じてクラシック音楽を聴くようになった私は、他の作曲家の作品も聴くようになった。 その頃の日本のクラシック音楽の世界は、誰でも知ってるようなベートーヴェ…

楽器が好きなのに楽器にむいてない

リビングの隅に、ギターがスタンドに立っている。 しばらく、さわっていないな。 たまには、練習しようかな。 楽譜はどこだろう。 定年退職の時に、自分へのご褒美に買ったクラシックギターである。 エドムンドというスペイン製のものだ。 それまでは、数年…

音質にこだわるか 音楽にこだわるか

電化製品の量販店というのは、栄枯盛衰の厳しい世界らしい。 そういう店に行く機会があると、店内をフラフラしてしまう。 主に、音響や映像のコーナーである。 やっぱり、その辺が気になってしまうのだ。 私は、音楽好きなので、若い頃は秋葉原に行ってフラ…