晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

PC

柳田国男と菅江真澄

菅江真澄は、それほど知られている人ではない。 私の学校生活の中でも、彼の名や作品は教科書などでは扱われていなかった。 現在は、どうなのだろうか。 だから私は、二十代になって,菅江真澄の研究者である内田武志氏の新聞記事を読むまでは、その名を知ら…

かすむこまかた⑦ 菅江真澄テキスト

「忠衡密渡蝦夷ニ」といふくだりに 「其夜泉三郎忠衡は、郎徒共に暫く防キ矢を射させて後は館に火をかけ、自害の体にもてなし裏道より遁れ出て終蝦夷にこゝろざし、津軽ノ深浦へとぞ落行ける。 頃は六月廿日余り、深浦の港は兼て秋田ノ次郎が謀ひにて、交易…

空から地上を見る方法

最寄駅である東武野田線の新柏駅前に、新築マンションが建築中である。 そのチラシを見ていたのだが、8階建114戸で完成は2025年3月となっている。 東武鉄道と大和ハウス工業のコラボレーション・プロジェクトである、とチラシには書いてある。 完成はまだ、…

隣づきあいはむずかしい

購読リストに読者登録してあるブログを読んでいた。 私が読者登録してあるブログは、かなりの数ある気がするが、どこを見れば自分が登録してあるブログの一覧が見れるのかわからない。 もちろん、自分のブログの読者一覧を見るのはわかる。 「歴ログ-世界史…

ロックの時代 20 Now I Here

毎日のように、Youtubeをチェックしている。 それが、私にとっては唯一の音楽についての情報源と言っていいかも知れない。 数ヶ月前、いつものようにYoutubeを見ていたら、Radwimpsの海外公演のビデオがアップされていた。 Radwimpsというバンドは聞いたこと…

青歯王とブルートゥースBlueTooth

カーオーディオが壊れて音楽を聴けなくなったので、しばらくスマホ本体だけで聴いていた。 スマホの音は、しばらく聞いていると疲れてくる。 なんとかしようと、電気屋やカー用品の店舗を覗いてみた。 カーオーディオは、ほとんどカーナビに内蔵されたもので…

国名について調べてみた18  古代の道と駅

これは、私の日本の歴史の勉強のための覚書です。調べたこと、考えたことを書きとめてます。 令制国というものに興味があって、気が向けば調べたりしています。 近所の市立図書館分館で、久しぶりに本を借りた。 「事典 日本古代の道と駅」という書籍だが、…

バッテリーは消耗品

iPadのバッテリーを交換した。 昨年ごろから、バッテリーの持ちが目に見えて低下していた。 このところ、100%充電しても一時間ももたず、あっという間に60%を割って、突然電源が落ちる。 なんとかしなければと、ネットでバッテリー交換ができる業者を調べて…

お気に入りフォルダの音楽を聴く

カーオーディオが不調である。 不調どころではなく、ほとんど音が出なくなってしまった。 純正のカーナビに内蔵のオーディオシステムなので、10年以上になる。 最初は、CDを読み込まなくなった。 そのうちに、右チャネルから音が出なくなって、ついに左も出…

浮世絵と江戸時代

ここ数週間、浮世絵関係のサイトを、まるごと電子書籍に変換するということをやっていた。 かなり膨大なファイル数で構成されているサイトなので、やはり思ったよりも時間がかかった。 ひとつは、「浮世絵文献資料館」である。 その名のとおり、浮世絵につい…

時代は変わる

ボブディランが、「時代は変わる」という曲を作ったのは、1964年だそうだ。 私は、その曲をサイモンとガーファンクルの歌で聴いた。 サイモンとガーファンクルは、同じ1964年の自分たちのデビューアルバムで、この曲をカバーしている。 私が初めて聴いたのは…

ブログの記事が消えた

先日、「どんなににんきのあるものでも寿命はある」という記事を書いた。 朝、公開して一時間後くらいに読み直そうと開いたら、記事の内容が消えていた。 文章を削除した記憶はないので、調べてみたがバックアップもなく、どうしようもなかった。 とりあえず…

どんなに人気のあるものでも寿命はある

日本語を読む 縦書きと横書き

スマホで、「銭形平次捕物控」を読んでいた。 何かの拍子で、縦書き表示だったのが、横書きになってしまった。 どこかさわってしまったらしいが、どうすれば戻せるのかわからないので、そのまま読んでいた。 スマホの縦長の画面で、横書きの文書を読むのはな…

けふのせはのゝ② 菅江真澄テキスト

鶴田村(花輪町)の辺になみだ河といふめるは、あはぬ夜毎/\を根み、ながるゝなみだの顔をあらひたるより川の名におへりとも、又いつまで世にすみありつとも、あがおもふ女を見ることこそかたからめとや思ひけん、深き林に入て此男くびれ死けり。 又、その…

電子図書館が身近なものになる①

私の住む柏市の市立図書館が、電子図書館のサイトを開設した。 そんな噂は聞いていたのだが、サイトをチェックしていなかった。 今年の1月24日から、サービスを開始していた。 なるほど、こんな感じである。 柏市の電子図書館 web.d-library.jp 検索ワードを…

紙の本とデジタルの本②

私にとって何度目かの「電子書籍ブーム」が訪れている。 今までため込んでいた歴史書や古典文学などのテキストを、パソコンやタブレットで読めるように、電子書籍に変換している。 きっかけは、「吾妻鏡」である。 このブログに、「令制国」のことを書いてい…

Windows11にしてみた

愛用しているノートパソコンを、Windows11にしてみた。 数年前に、Windows8からWindows10にアップグレードしたものである。 パソコンの調子がおかしいと、初期化するようにしていた。 だいたいは、いつものアプリが立ち上がらないというようなことだが、初期…

けふのせはのゝ 菅江真澄テキスト

津軽から矢立峠を越えて、秋田藩に入り大館の街を通り、山中の沢尻という宿で、「そとがはまかぜ」の日記は終わっている。 大館は、私の郷里であるが、天明5年(1785年)というから250年も前に、菅江真澄が通り過ぎたと思うと、感慨深いものがある。 大館は、…

コロナ療養中

コロナ療養中である。 ついに我が家にも、コロナがやって来てしまった。 パートから帰ってきた妻が発熱し、苦しそうだった。 かかりつけの病院に連絡したら、コロナ用の発熱外来に来るように指示された。 病院の裏にある救急医療の入り口のさらに裏側に、プ…

十進法、そして十二進法?

図書館で借りた本の返却日が迫っている。 どうしても手元に残しておきたい本を、画像ファイルで残すことにした。 なんと暇なことをやるのだろうと自分でも思うが、確かに暇はあるのである。 テーブルにスキャナーを持ち出して、ページを開いてはセットし、ス…

霞ヶ浦は香取海だった

正月に、楯縫神社にお参りした際に、置いてあったパンフレットを持ち帰った。 社殿の脇に、きれいに整理されていた。 内容がおもしろいそうだったので、10種類ほどあったのを、すべていただいてきた。 帰ってから、読んでみた。 おもしろかったパンフレット …

四年という年月

サッカーの日本代表が帰国した。 決勝トーナメントの第一戦は、深夜だったので、早めに寝て起きられたら見ようと、特にタイマーはセットしなかった。 目が覚めたら、まだ試合開始前だったので、ベッドの上でiPadを使って試合を見た。 Yahooのワールドカップ…

高音と低音の音楽文化

バンドメイドという女性バンドが、全米をコンサートツァーしているということを、このブログに書いた。 すでに、ツァーは終わったが、ツァー中は毎日コンサートのライブ映像をYouTubeで見ていた。 ロックフェスティバルとコンサートが13回、追っかけのような…

世にも不思議な話

「ウィズ・コロナ」ということなのだろう、日々の生活はそれまでの通常なものに戻りつつある。 Yahoo!のホーム画面に、コロナの発生情報が毎日載っている。 昨日のコロナ感染者は、全国で11万8千人で、このところ10万人を越える日が多い。 死亡者だって、こ…

ピュアオーディオの世界

スーパーでの買い物ついでに、書店に寄ってみた。 駅前のスーパーのビルの2階にある書店である。 定年で退職して以来、書店に行く機会が、ぐっと減った。 電車通勤していた頃は、かなりの頻度で、覗いていた。 私の興味の対象は、パソコンとかオーディオあた…

アナログとデジタル

若者の間で、アナログな音響機器が人気らしい。 ラジカセとかカセットウォークマンである。 平成に育った若者たちにとっては、懐かしいどころではなく、見たこともないだろう。 もちろん、もう作ってないだろうから、中古品である。 カセットウォークマンは…

YouTubeで私が見ているもの

YouTubeで、何を見ているのか。 最近見ているのは、バンドメイドというバンドの全米ツアーである。 10月9日に、カリフォルニアで開催された音楽フェスティバル「アフターショック」への参加を皮切りに、全米13都市を単独公演するという。 ネット記事でそれを…

「どこでもドア」と「どこでもカメラ」

「どこでもドア」という「ドラえもん」のひみつ道具がある。 目的地を考えたり、ことばにするだけで、ドアを開けるだけでどこへでも行けるらしい。 私は、ドラえもんの世代でない。 さかのぼって、同じ藤子不二雄さんの「オバケのQ太郎」や「パーマン」を、…

コミックの未来はどうなるのかな

妻が長年通っていたコミックのレンタルショップが、ついに閉店した。 毎週欠かさず、借りにいって、数日後に返却する。 一度に、10冊くらい借りていたので、そんなによく読めるものだと、思っていた。 性格的に、そんなに持続性のあるほうではないのだが、コ…