晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

Little Glee Monster

学生だった頃、グリークラブのポスターを学内でよく見た気がする。 男性合唱団らしいことは分かったが、グリーが何を意味するかは知らなかったし、コンサートに行ったこともなかった。 その「glee」ということばを、YouTubeで見た。 Little Glee Monnster と…

競馬ミステリーの巨匠 ディック・フランシス

ディック・フランシスという小説家に出会ったのは、ほんのちょっとした偶然からだった。 私は、我孫子市の図書館をよく利用する。 図書館と公民館の複合施設である「アビスタ」の一階のフロアの半分くらいが、我孫子市立図書館本館である。 その一階のロビー…

花のニッパチ 昭和という時代

私が20歳くらいの頃、「花のニッパチ」ということばがマスコミでよく使われていた。 「ニッパチ」ということばは、もしかすると今でも使われているかもしれないが、「花のニッパチ」というのは使われたのがとても短い期間だったと思う。4、5年くらいかな。…

わかこゝろ④ 菅江真澄テキスト

旅衣おもひたつより姨捨の月に心をかけて来にけり すみのぼる光ありやとをば捨の山口しるき月の夕かげ よそに見しみねも尾上もおしなべて月のなかなる姨捨のやま あきらけき御世の光もさしそへて今はなぐさむをばすての月 野路山路分こし露の袖の上に宿して…

私にとっての恩師

私にとっての恩師と言える人は、一人だけで他に第二候補はいない。 ということは、私はたまたま恩師と言える人がいただけである、ということも言える。 私にとっては恩師でも、恩師である先生にとっては、私はたぶん数え切れないほどの教え子のうちの一人だ…

今どきの防災公園を見る

夕飯は、お刺身にしようと決めたので、買いに出かけた。 鮮魚は少し遠い所にあるスーパーに、魚屋さんが入っているので、買いに行くことが多い。 今日は、一人なので歩いて行くことにした。 できるだけ普段通らない道ということで、「防災公園」を通る裏道コ…

マンガが描いている世界

妻は、テレビのサスペンスについては、すごい集中力でチェックを欠かさず録画している。 このことは、以前に書いたと思う。 もう一つ、集中力を発揮する対象があって、それがマンガ、コミックである。 毎週、レンタルショップに通っている。 割引で借りられ…

時間の流れ方が変わる

ベトナムからアメリカ軍が撤退を完了したのは、1973年3月である。 アメリカは、22年に及ぶベトナムへの軍事介入を終えた。 私が、進学のために秋田から横浜に出てきたのが、前年の1972年である。 人は、何才くらいで国際関係というか国際問題に目覚めるのだ…

コレクションという趣味

小学生の頃、切手収集と絵葉書収集ということをやっていた。 その頃、切手収集は、子どもの世界でもメジャーな趣味で、少年漫画雑誌にも切手収集の記事や切手の通信販売の広告が大きく掲載されていた。 切手趣味週間とかの記念切手として浮世絵を使った「見…

銭形平次捕物控 野村胡堂

野村胡堂の「銭形平次捕物控」を読み始めている。 青空文庫には、なんと通し番号で376番まで登録されているが、よく見ると入力作業中の作品があったり、番号が飛んでいるのもあるようなので、実質的には300篇前後になると思う。 スマホで読んでいるのだが、…

ラジカセ事始 アナログとデジタル

朝日新聞ディジタルというサイトを見ていたら、こんなニュースがあった。 日本のレコード市場が、10年前の10倍になった。 アメリカで、レコードの売り上げがCDの売り上げを越えた。 カセットテープでの新譜リリースが、増えている。ビリー・アイリッシュやレ…

震度とマグニチュード

ああ、ついに来たか。 地震の揺れがどんどん強くなっていくと、そう思ってしまう。 いつ頃からか、地震のたびに、そう思うようになっている。 関東大震災並みの地震が、ついに来たか。 今のところ、幸に、揺れはまもなく収まり、ほっとする。 東日本大地震の…

太陽の恵み

久しぶりに大雨で、洗濯物が乾きそうもなく、コインランドリーの乾燥機を使いに行った。 まだ、早い時間だったので空いていた。 陽が出ていて、ある程度風があれば、気温がとても低い真冬でも洗濯物は乾く。 お天道様の力は、すごい。 そういういえば、我が…

国名について調べて見た③ 東北地方前編

これは、私の日本の歴史の勉強のための覚書です。調べたこと、考えたことを書きとめてます。 令制国というものに興味があって、気が向けば調べたりしている。 私は、秋田で生まれ育ったので、東北というところが日本の歴史の中で、いったいどういうものだっ…

メダカのいる生活

我が家には、「メダカ」がいる。 次男が、ずっとめんどうを見ていて、妻もそれを手伝っている。 陽に当てた方がいいだろうと、ベランダに出したり、日が暮れたら部屋に入れたりしている。私も、水槽の移動を手伝っている。 3年くらい前に、手賀沼に遊びに行…

増尾城址  柏市増尾

増尾城址に向かうことにして、団地の公園を出発する。公園の向こうに見えるのは光ヶ丘消防署だ。 東武野田線を越えなければならないのだが、新柏駅と増尾駅の間には、たしか4箇所、線路を越えられる場所がある。 一つが、新柏駅近くの踏切。 二つ目が、駅と…

百代の過客 ドナルド・キーン

市立図書館の本館に行く機会があると、一階奥の本棚に行く。 そこには、ドナルド・キーン著作集全15巻が、並んでいる。 そのうちの、前回読んだあたりのところを開いて、数ページを読む。キリのいいところでやめて、次は今度来た時である。 借りてしまっても…

末っ子で長男

私は、末っ子で長男である。 末っ子で長男ということは、姉がいるということだ。 5歳上の姉と2歳上の姉がいる。 末っ子で長男というのは、どれくらいの比率でいるのだろうか。 兄弟姉妹が2人でも、末っ子というのだろうか。 兄弟姉妹が、どういう組み合わせ…

わかこゝろ③ 菅江真澄テキスト

十五日 雨雲の余波なう晴て、あさひらけ行空に、月の山口をよろこびうちいひて、宿を出て桑原といふ名のあれば、 草枕かりねの露もおなじくははらはで袖に月やどさなん おなじところのながめを、なをかた。 里の子がかふこのまゆのいとなひもほどへて淋し秋…

可愛い子には旅をさせよ

日本だけの問題ではないが、海外からの観光客がほとんどなくなって、ずいぶん経過している。 20年くらい前なら、そこまでダメージがなかったのかもしれない。 観光立国推進基本法を制定したのは、平成18年のことである。その後、海外からの観光客が急激に増…

県民性と国民性

YouTubeを見ていたら、おすすめに「青森県民とばれる瞬間Part1」という動画が出てきた。 https://www.youtube.com/watch?v=GKgyRyYVF4E 津軽弁YouTuberのすんたろすさんという方が、津軽弁?でずっとしゃべっていた。 青森県といっても、旧津軽藩だった西部…

手賀沼ランニング&ウォーキング

手賀沼を走ろうと車で出かけた。 柏市の体育館に駐車し、ランニングコースへ歩く。 今まで、自転車で行くことが多かったが、最近は走った後の自転車での帰路がつらい。 新年だと思ってたのに、もう2月になってしまった。 今日が、初ランニングだ。 「空気弁…

アマゾンとクロネコ

アマゾンの創業者ジェフ・ベゾス氏の社長退任のニュースを見て思ったのは、アマゾンができたのは、26年前なんだ。たった、26年しか経ってないのか。 1994年というと、Windows95が出る前年だ。 アマゾンという会社の名前をはじめて知った頃の事は、よく覚えて…

雪国のフリーズドライ

今はもう、野菜の旬というものをほとんど気にしなくても買い物ができる時代だ。 でも、去年は不順な天候のせいで、野菜が高かったなあ、と思う。 私は、一応主夫なので、一人で買い物に行くことも多い。 最近になって、やっと落ち着いてきたと思うけど、もの…

郷土の歴史を知りたい

この東葛飾といわれる地にすむようになって、四十数年である。 長く住んでいると、地理や歴史に興味が出てくる。 自宅から、2、3分歩けば、市役所の出先が入っている近隣センターがあって、そこに市立図書館の分館も入っている。 歴史関係の書籍も少しはある…

スタンド・バイ・ミー

「スタンド・バイ・ミー」という映画があった。 映画館ではなく、テレビで見たと思う。1986年らしいから、子育て中だったな。 映画の内容は、よく覚えていない。 ただ、四人の男の子の少年時代を描いた映画として記憶している。 そして、四人の少年が線路を…

「バウンサー」と「エヅメ」

孫娘が赤ちゃんだった頃、バウンサーというものに入れられていた。 赤ちゃん用のリクライニングチェアといったものである。 ベルト付きで、目の前におもちゃを装着できるので遊べるし、リクライニングなので途中で眠ってしまっても、とりあえず大丈夫だ。 今…

ブログを始めて思ったこと

このブログを始めて、6ヶ月になろうとしている。 ブログの第一回目に、このブログを始めた理由を書いている。 定年退職後の、自由な生活の中で、だいぶ働きが悪くなってる自分の頭脳に刺激を与えようとしたのだ。 今まで、自分のことばで文章を書いたことが…