晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

歴史

第二の故郷になった柏という町

私にとって、柏という町は六十数年のうちの半分くらい三十数年を過ごした町である。 我が家の子どもたちにとっては、生まれてからほとんどを過ごしてきた町だ。 長男だけは、隣の町で生まれて2歳になる前に引っ越してきている。 縁あって柏市に住むことにな…

醸造用アルコールという不思議なもの

私は、もともとはビールが好きで晩酌はビールだった。 ビールは、1日のケジメだった。 それが、退職して夕飯のために台所に立つようになって、日本酒をちびちびやるようになった。 かつては、そんなに好きというわけでもなかった日本酒が旨いなあと思うよう…

アルバイトを考える

アルバイトという言葉が、ドイツ語の「労働」や「仕事」を意味する言葉からきてるということは、ずいぶん前に知っていた。 そして、日本では雇用期間のない正規雇用に対して、雇用期間の定めがある契約による労働者を「アルバイト」と呼んでいることも知って…

住宅地図という地図について

ゼンリンという会社が発行している「住宅地図」というものがある。 ある程度の規模の書店だったら、地図コーナーにその地域近辺の市の住宅地図が置いてある。 かなり高価なので、個人の趣味用に買う人はいないだろう。 私のように地図好きでも、買えるような…

国名について調べて見た④ 出羽国の考察

これは、私の日本の歴史の勉強のための覚書です。調べたこと、考えたことを書きとめてます。 令制国というものに興味があって、気が向けば調べたりしている。 令制国の国名が、どのように命名されたのか考えている。 私の郷里である秋田県は、令制国としては…

日の下に新しいものなし

太陽の下に、新しいものなどない。 というようなことばを、ずいぶん前に聞いたことがあった気がする。 人間なんて、みんな似たようなものだ。 人間が考えることなど、自分では画期的な新しい考え方だと思っても、ずっと昔に遡ればすでに誰かが考えている。 …

ロックの時代② サークル・ゲーム

ロックの時代は、フォークの時代でもあった。 フォークロックということばもあるように、その境界はなくなっていった。 ボブ・ディランが、アコースティックギターをエレキギターに持ち変えたら、聴衆から大ブーイングがおこった、という事件もあった。 フォ…

九十九里浜へ行ってきた

久しぶりに、九十九里浜に行ってきた。 孫娘を預かる日だったので、我が家の4人と孫娘とで出かけた。 柏から九十九里浜の中央あたりの本須賀海岸まで、70km以上あり、2時間はかかる。 我が家の息子たちが小さい頃、九十九里浜はホームタウンといってもよかっ…

問題をすりかえること

ネットの掲示板のような、いろいろの人たちが一つのテーマについて語るようなサイトを見ていると、あれっと、違和感を感じることがある。 書き込みというか、発言の内容が一つの流れができているようになると、必ず一人、二人とその流れを変えようとする発言…

わかこゝろ⑦ 菅江真澄テキスト

いくとせかこゝろにかけて姨捨のやまにこよひぞ見つる月かげ 僧洞 月 あくがれてをばすて山にみる月のくまなきかげやよもにめづらん 永 通 名にたかき姨捨山にこよひみん月のむしろにまどゐあかして 啓 基 をば捨の山のまどゐに見る月のさやけきそらにかたる…

ロックの時代① 孤独の影

ウッドストック・フェスティバルというのが、私が高校生だった頃に、アメリカで開催されて映画にもなった。 のちに、世界中で開かれるようになるロックフェスティバルの先駆けだったと思う。 その頃、私のお気に入りのバンドだったクリーデンス・クリアウォ…

頭髪と制服について考える

この数年、高校野球の世界では坊主頭でないチームが話題になっているらしい。 最近は、ほとんど野球を見ないので知らなかった。 最近になって知ったのだが、私の郷里の秋田代表のチームも坊主頭のチームではなかったようだ。 でも、監督が頭髪自由を提案した…

セピア色の風景

数年前に、母が亡くなった。 父は、もう30年くらい前に亡くなっている。 アルバムのようなものを作ろうとして、二人の写真を整理してきた。 ほとんどは、スキャンしてデータ化した。 ところが、二人の若い頃の写真がほとんど残っていない。 たしか、黒い台紙…

空中写真で町を見る 航空写真と衛星写真

私がパソコンを使い始めた時、Windowsはバージョン3.1だった。 ヤフージャパンは、1996年から始まったということである。 WindowsをWindows95にバージョンアップしたそのころから、Yahoo!を検索サイトとして使ってきた。 だいぶ前に、Yahoo!の検索エンジンは…

玉置浩二という人

YouTubeというのは、2005年に始まったものらしい。 たった15年しか経ってない。 そんなものなのか? 私が使うようになったのは、この5、6年だけど、その頃には誰でも知ってて、みんな使ってるって感じになっていた。 ということは、ほんの数年で世界中に定着…

日本旅行記、訪問記、滞在記の類いについて③

我孫子市立図書館で借りた4冊のうちの残り2冊を読んでみた。 いずれも、講談社学術文庫文庫だった。講談社学術文庫は、1976年発足の文庫で、古典新訳や書き下ろしも多く、私もずいぶんお世話になった文庫である。 2000冊以上刊行されているらしいが、著者の…

天災と人災の間にある境界

先日、東日本大震災について書いた時に、この大震災のどこまでが天災でどこからが人災なのだろうと、考えざるを得なかった。 私のような素人が、何を考えてるのだ、となるかもしれない。 でも、私のような素人でもこれはいったいどういうことなんだ、と考え…

こどものいる平和な風景

今朝も、青空が見えている。 毎朝洗濯しているので、今日も洗濯物が乾くぞ、と思うとほっとする。 コインランドリーに通わなくてもいい。 ちょっと風があれば、申し分がない。 桜の花も、もう五分から八分咲きといったところかな。 木によっては、満開もあり…

わかこゝろ⑥ 菅江真澄テキスト

十九日 つとめて浅間をたつ。 このあたりをさして、 「浅羽野にたつ水輪小菅ねかくれてたれゆへにかはわが恋ざらん」 と聞え給ふる。 この朝葉をあやまりて浅間といへるにや。 鈴虫のふり出てながめ紅のあさはの野良やいざわけて見ん 松本を過ぎ村居をへて芝…

日本旅行記、訪問記、滞在記の類いについて②

我孫子市立図書館から借りてある4冊の書籍を読んでいる。 気にかかる箇所の文章を抜き出そうと思う。 フランシスコ・デ・ザビエル 「聖フランシスコ・デ・ザビエル書翰抄下」 岩波文庫 アルーべ神父 井上郁二 訳 ザビエルは、ポルトガル国王ジョアン3世によ…

お寺があって神社もある

私は、城址城郭や神社仏閣にとても興味がある。 WEB上には、いろいろな情報をデータベースとして利用できるサイトが多くある。 EPWINGという電子辞書形式のファイルを作ることを、熱心にやっていた時期があった。 神社の情報を集めて、「神社辞典」を作った…

ゴルゴ13 さいとうたかを

先日、妻がゴルゴ13の最新巻を借りてきてくれた。 最新刊は、第199巻で2020年12月に刊行されている。 内容は、長編2編が掲載されている。 「オクトパスの疑似餌」脚本協力 横溝邦彦 ニューヨークの大手銀行の自社サーバーに大規模な攻撃を仕掛けた相手の狙…

落語と歌舞伎

菅江真澄は、宝暦4年(1754年)に三河国で生まれ、文政12年(1829年)に出羽国角館で亡くなった。 天明8年、郷里を離れ信濃を経て、出羽、陸奥、蝦夷と北国への旅に出た。 信濃においての著作「いなのなかみち」の本文は、次のようにはじまる。 このひのもとにあ…

地震と津波の記憶について

3月11日が近くなって、テレビは東日本大地震に関する番組を毎日放送していた。 この東日本大地震が起こる前の状況を考えると、1995年に「神戸・淡路大震災」(兵庫県南部地震)があったこともあり、関東大震災の再来を恐れるような雰囲気だった気がする。 神戸…

わかこゝろ⑤ 菅江真澄テキスト

十六日 つとめて神宮寺といふ寺にまうづ。 このみてらのふみにいはく、彦火々出見尊の妹姫、おはんこゝろ世にさかなうおましまししかば、此かぶり山に捨られ奉りしより、山は姨捨の名におへりとか。 此こと、いづれのふみにかありけん、 「わが心つきはてぬ…

地図ソフトと地図サイトとカーナビ

郷里の秋田で「村おこし」の活動を行なっている団体から機関紙が、年に数回送られてくる。 今回の大きな記事は、郷里出身のヴァイオリン製作者の松田鉄雄さんが大館市に寄贈した楽器を使ったコンサートが開かれるというものだった。松田さんは、アメリカイリ…

松ヶ崎城址 柏市松ヶ崎

北柏方面に行く機会があったので、松ヶ崎城址公園に行ってきた。 数日前に、その前の道路を通った際に、早咲きの桜が満開なのを車窓から見ていた。 妻と2人で、近くにコンビニでお昼を買って歩いて行った。 下から見ると、城址公園の山全体が桜に見える。 中…

ザリガニの北限と南限

先日、「私にとっての恩師」を書いた時に、先生はザリガニの研究者で秋田県北部がその生息の北限である、と書いた。 うろ覚えで、書いてしまったのだが、間違いだった。 正確には、ただのザリガニではなく「ニホンザリガニ」で、しかも「北限」ではなく「南…

図書館ウォーキング

先日、松戸の八柱にある千葉県立西部図書館へ行ってきた。 ブログに書いた文章がきっかけで、外国人の日本訪問記とか日本滞在記の類で、読んだことのない本がないか、気になっていたのだ。 今までに、自転車では2、3回行ったことがある。 今日もまた、青空の…

花のニッパチ 昭和という時代

私が20歳くらいの頃、「花のニッパチ」ということばがマスコミでよく使われていた。 「ニッパチ」ということばは、もしかすると今でも使われているかもしれないが、「花のニッパチ」というのは使われたのがとても短い期間だったと思う。4、5年くらいかな。…