晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

歴史

点と点がつながる

サスペンスドラマで、こんな展開がある。 複数のまったく関係のない人物のドラマが、同時に進行して行く。 それが、一つの事件にかかわることになる。 それぞれに存在していた点が、つながってしまう。 森村誠一さんの小説など、こんな感じが多かった気がす…

くめじのはし① 菅江真澄テキスト

(序文) 天明四とせ(二七八四)の甲辰の夏、六月三十日旧洗馬村をたちて、越のうしろ洲に行とて、清水の里、桐原のまき、つかまのみゆ、などを見めぐりて、水内の郡に到りて曲橋(この橋を久米路の橋といへり伊那の郡にも同名聞こえたり)を渡りて、この冊…

くめじのはし  菅江真澄テキスト

天明4年6月末、真澄はみちのくをめざして信濃国東筑摩郡洗馬村を出発し、長野を経て上水内郡を通過し、7月末に北国街道から越後に入る。 「くめじのはし」(久米路の橋)は、このあいだの日記である。 日記の序文にあるように、「くめじのはし」という題名は、…

プリキュアとウルトラマン

5歳の孫娘は、今は「プリキュア」というアニメがお気に入りである。 これは、女の子向けアニメのシリーズで、ずいぶんと長く続いているらしい。 いろんなキャラクターが登場するのだが、孫娘がとても気に入っているキャラクターがある。 最近は、好きな色が…

ロックの時代13 ゲット・イット・オン

ロックという音楽を聴くようになった頃、今でも同じだけれど、日本以外だと英語が使われていた。 ヨーロッパのバンドは少なかったけれど、英語で歌っていた。 ほとんどは、アメリカとイギリスだったが、聴いているうちになんとなくわかるようになった。 どっ…

秋田もろこしと大館のお菓子

昨日は、南部せんべいのことを書いた。 そうしたら、秋田のお菓子も食べたくなってきた。 やっぱり、秋田もろこしだなと思ったが、南部せんべいと同じように全国的には知られてないだろう、という気がした。 ほとんど、スーパーのお菓子売り場で見たことがな…

南部せんべいが食べたい

ここしばらく、スーパーへ行くと南部せんべいを探していた。 なかなか、見つからない。 スーパーは、歩いて行ける範囲で6カ所くらい、車で行くところは倍くらいになる。 南部せんべいは、どこのスーパーでも置いてあるわけではない。 だいたい、3店のうち1店…

福満寺 柏市大井

2週間ほど前に、「雨上がりの手賀沼サイクリング」に出かけた際に、サイクリングの途中で大井の福満寺に寄ってみた。 「将門王城跡」を訪ねた際に、福満寺の山門前には行っていた。 王城跡は、福満寺の近くにあるのは確かなので、あわよくば見つかるだろうと…

白髪は親譲り

今日は妻と出かけていたので、昼食のためにお店に入った。 斜めの席は小さな子供連れの家族だった。 食べ始めてしばらくして、ふと目を上げたら、赤ちゃんと視線が合った。 赤ちゃんがじっと、私を見ていた。 あれっと思ったが、こっちもあまり見てもと思っ…

手書きの天気図と気象衛星の写真

今週は、しばらく天気の悪い日が続くらしい。 天気予報では、傘マークが並んでいた。 私たちの生活には、テレビの天気予報は欠かせないものに、なっている。 ときどき、予報が外れて、なんだよ、ということはあるが、だいたいはあたる。 天気予報の的中率は…

人が生きた証し

「人間は二度死ぬ」ということばがある。 ある方が、これは古代ローマとか中世ヨーロッパとかの思想家のことばかと思って、引用しようと出典を調べると、近代の俳優のことばだった、と書いていた。 俳優が誰かは、書かれていなかったので、調べてみた。 調べ…

菅江真澄の足跡

菅江真澄は、天明8年(1783年)に、30歳で郷里三河を旅立っている。 そして、それから46年後の文政12年(1829年)に、秋田にてその生涯を終える。 菅江真澄は、その間に多くの著作を残している。 その紀行文、又は日記にはやはり多くの図絵を含んでいて、私たち…

ふたたび、将門王城をめざす

平将門王城跡を目指すも、行きつかなかったのは、もう1ヶ月も前である。 週に3日は、我が家は私だけで、留守番だ。 今日は、天気も良く、気温が上がりそうである。 出かけるにしても、自転車にするべきか、徒歩にすべきか迷った。 結局、歩くことにして、体…

登頂するか、撤退するか

20代の頃に、山登りの友人と南アルプスの山を登っていた。 登り始めて、登山道脇に腰をおろして、休憩していた。 少ししたら、下の方から若者の声が聞こえてきた。 掛け声をかけながら、若者の集団が登山道を駆け上がっていった。 私たち二人は、あっけに取…

チャーリー・ワッツさんが逝く

ローリング・ストーンズのチャーリー・ワッツさんが亡くなったということを、ネットニュースで知った。 80歳だったそうだ。 ローリング・ストーンズを知ったのは、洋楽に興味を持ち始めた中学生の頃だ。 たぶん、ビートルズとセットで知ったかもしれない。…

すわのうみ⑨ 菅江真澄テキスト

此月の廿日 沓沢といふ澗かげを行に、 わきて来る人こそなけれくつ沢の水音高し五月雨の頃 小野沢てふ郷の、三村親意がやをとぶらへば、つねにすむやをはなりて、ちいさやかなる庵つくりて、南おもての庭に秋の虫をすすひつべく、まうけしたり。 こゝろにや…

ロックの時代12 孤独の世界 From a Distance

私は、英語は苦手ではないが、得意というほどではない。 英会話は、ほとんどできないけれど、英語に対して拒否反応はない。 それは、高校生の頃に、英語の曲を一生懸命に日本語訳をしていたことが、意味があったのかなと思う。 好きになった曲が、どういうこ…

国名について調べてみた⑨ 常陸国編

これは、私の日本の歴史の勉強のための覚書です。調べたこと、考えたことを書きとめてます。 令制国というものに興味があって、気が向けば調べたりしています。 このところ、安房国、上総国、下総国という千葉県のことや、武蔵国のことを調べていた。 関東の…

カラマーゾフの兄弟

「カラマーゾフの兄弟」という映画を、高校生の時に見た。 たった一回、映画館で見ただけなのに、とても印象が強かった。 三人の「カラマーゾフの兄弟」を、はっきりと覚えている。 長男のドミトリィ、次男のイワン、三男のアリョーシャと、風貌も性格もまっ…

台風の季節

甲子園の高校野球は、台風のため3日連続で順延なのだそうだ。 台風のためというよりも、台風の影響受けた天候不良ということかな。 私の郷里の秋田代表の明桜高校は、たしか5-0で勝っていて、雨のためノーゲームになった。 ノーゲームというと、最初からやり…

日本の城、そして東葛飾の城跡

城跡や城址といわれるものは、全国にどれくらいあるのだろうか。 明治6年(1973年)に「廃城令」が発せられた時点では、全国の城郭については陸軍省所管財産であった。 以後も陸軍が軍用の財産とするものは、「存城処分」として引き続き陸軍省所管の行政財産と…

すわのうみ⑧ 菅江真澄テキスト

廿八日 けふも萩原氏がやにせる。 あるじの云、われ遠つおやより持つたへ侍る、後水尾院第八の宮かゝせ給ふとて、扇のかたひらに歌六ツめでたき手にてかき給ひし、まことにかくやなど、あまたあふぎてずんずれば、なみだこぼれて、人々もことばなく、此御う…

考えることはいろいろある

一昨日が、コロナワクチンの二回目接種だったので、昨日は出かけず静かにしていた。 徒歩3、4分の病院で、とても手際良く待機の時間を入れても、出かけてから1時間くらいで帰宅できた。 発熱やだるさなど、副作用というようなものはまったくなかった。 一回…

江戸川を行く 暑い日のサイクリング

久しぶりに、江戸川にやって来た。 いつ以来だろう。 年明けに、柴又帝釈天に寄ったとき以来かもしれない。 朝、ベランダに出たら、雲も多く風もさわやかな気がした。 それで、サイクリングに行ってこようと思った。 先日、関宿城博物館のことを書いたので、…

吾輩は猫である

「吾輩は猫である」を読んだのは、小学6年生の時だった。 旺文社文庫版で、薄緑色の表紙だった。 今は無くなってしまった旺文社文庫のことは、このブログに何回か書いている。 思いがけず、お年玉をいっぱいもらったので、旺文社文庫を5、6冊買った。 その…

お城と博物館

千葉県には、城址といわれるものが多く残っている。 現存天守といわれる天守がそのままで残っているものは、全国で12しかないので千葉県にはまったく残っていない。 しかし、いくつかの城址は天守が復元されている。 そしてなぜか、復元された天守は、博物館…

ピンポンと卓球

オリンピック・サイトで卓球の混合ダブルスの途中経過を見たら、2-0で負けていた。 相手が中国は、やっぱり厳しいよな、と思っていた。 しばらくして、見たら2-1で、取り返していた。 次に見た途中経過は、2-3になっていた。 なんということだ、これは見るし…

一億総中流の時代

しばらくぶりで、市立図書館の本館に行った。 平日ではなかったので、いつも、より人出も多かった。 とは言っても、混み合ってるというほどではないが、夏休みにもなっているので、子どもの姿もあった。 いつものように、入り口で入館票を書いてポストに入れ…

ロックの時代⑩ 太陽のあたる場所

「リズム・アンド・ブルース」といわれていた黒人音楽が、いつからか「ソウル・ミュージック」と呼ばれるようになっていた。 「ソウル・トレイン」というアメリカの音楽番組を、夜遅く放送していたのを見ていたのは学生時代だったと思う。 「ソウル」という…

すわのうみ⑦ 菅江真澄テキスト

廿五日 やをいづ。 むまやのをさなる根沢なにがしがやに、しばらく尻かたげしてものかたらふに、あが遠つおやは甚平といひてたけきものゝふにてありつる世に、君の御鷹それ行たるをあやいづこまでもと追めぐりて、みのゝ国の山中にていきつきはてゝ、たヾ空…