晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

自分のこと

まるめろのうた

私の住む集合住宅に隣接して、光ヶ丘団地がある。 日本で最も古い公団住宅だった光ヶ丘団地は、20年ほど前に建て替えられて、高層住宅になった。 だから現在は、正確には「グリーンタウン光ヶ丘」という名前に変わっている。 歩いていると、運動広場の近くに…

広葉樹と針葉樹

日曜日の朝に、「所さんの目がテン」という番組を久しぶりに見た。 この番組は、科学番組である。 身近なものを、いろいろ調べてみようというもので、ずいぶん昔から見てる気がする。 こどもが小さいころからなので、20年にはなるだろうと調べてみたら、19…

ブログの記事が消えた

先日、「どんなににんきのあるものでも寿命はある」という記事を書いた。 朝、公開して一時間後くらいに読み直そうと開いたら、記事の内容が消えていた。 文章を削除した記憶はないので、調べてみたがバックアップもなく、どうしようもなかった。 とりあえず…

雪のある生活

私は、雪国で育った。 このことについては、ブログに何回か書いている。 秋田県と青森県の県境をなす白神山地の南麓の村で、生まれて高校卒業まで暮らしていた。 11月に初雪が降って、12月からから根雪となって、3月頃から溶け始めて4月初めには、あちらこち…

コロナ療養中

コロナ療養中である。 ついに我が家にも、コロナがやって来てしまった。 パートから帰ってきた妻が発熱し、苦しそうだった。 かかりつけの病院に連絡したら、コロナ用の発熱外来に来るように指示された。 病院の裏にある救急医療の入り口のさらに裏側に、プ…

無人野菜販売所

この夏、無人野菜販売所が近所にできた。 団地に隣接する柏市の公園の隣に、普通の一軒家があり、その入り口にある。 テーブルが二つ出ていて、その上に野菜が並べられている。 テーブルの上には、ビーチパラソルが二つ立てかけてあった。 野菜は、ほとんど…

1970年代の記憶①

私の学生時代のアルバイト生活については、このブログで何回か書いている。 1972年から1976年なので、もう半世紀も前のことになる。 先日、吹奏楽の演奏会に、バイト仲間に誘われて行ったことがあることを書いた。 それを考えていたら、他にも記憶に残るバイ…

日々のルーティン

私の起床期間は、午前6時である。 これは、勤めていた頃から、変わっていない。 たぶん、結婚した頃からで、その前はもう少し遅かっただろうと思う。 7年ほど前に退職して自由な身の上になったが、起床時間は変わらなかった。 四人家族の中で、私がもっとも…

おんぶ紐が抱っこベルトに変わった頃

孫娘が、もうすぐ6歳になる。 来年は、早いもので小学生になる。 今の時代も、小学生はランドセルを背負っている。 孫娘は、紫色のランドセルがいい、と言っている。 赤と黒しかなかった我々の時代、数種類しかなかった息子たちの時代と違って、何十色もある…

ブログのことについて

このブログを書き始めたのは、一昨年の8月である。 この2月で、1年と半年、投稿の記事としては今回で500になる。 昨年の8月までは、ほぼ毎日投稿していた。 一年経ったところで、これからは毎日ということではなく、思いつくことを書けたら書くというスタン…

ブルー・スウェード・シューズ

誕生日のお祝いに、靴をプレゼントすることにしたので、買いに行こうと妻に言われた。 子どもたちも一緒に、お祝いをくれるという。 今履いている靴が、だいぶくたびれてきているので、靴をということになったらしい。 私は、歩くのが大好きなので、普通の人…

真空管からトランジスタへ

電化製品の量販店に行く機会があったので、店内をフラフラしていた。 我が家の行動範囲の中に、大手の量販店が四社くらいある。 だいたい、スマホ、タブレット、PC、テレビ・ビデオ、音響機器、あたりを、ひととおり見ていた。 私の興味の対象は、そのあたり…

月日の流れを知る

十月桜 毎月中旬の頃に、妻の母の入院している病院に行く。 入院費を支払うためである。 妻がいっしょの時もあるし、妻が仕事で出てる時は私一人である。 病院から書類が届くと、また一ヶ月経ってしまったのだなと、思う。 昨年の初めに、コロナ禍になって面…

住み心地の良い場所

若かったころ、将来退職して自由になったら、どんな所に住んだら良いかなと考えたことがある。 幼い息子3人の子育てに忙しかった頃のことで、退職ははるか遠い未来の話だった。 今まで旅行で行った所、テレビなどで知った所、もちろん今まで住んだことのある…

秋田もろこしと大館のお菓子

昨日は、南部せんべいのことを書いた。 そうしたら、秋田のお菓子も食べたくなってきた。 やっぱり、秋田もろこしだなと思ったが、南部せんべいと同じように全国的には知られてないだろう、という気がした。 ほとんど、スーパーのお菓子売り場で見たことがな…

南部せんべいが食べたい

ここしばらく、スーパーへ行くと南部せんべいを探していた。 なかなか、見つからない。 スーパーは、歩いて行ける範囲で6カ所くらい、車で行くところは倍くらいになる。 南部せんべいは、どこのスーパーでも置いてあるわけではない。 だいたい、3店のうち1店…

白髪は親譲り

今日は妻と出かけていたので、昼食のためにお店に入った。 斜めの席は小さな子供連れの家族だった。 食べ始めてしばらくして、ふと目を上げたら、赤ちゃんと視線が合った。 赤ちゃんがじっと、私を見ていた。 あれっと思ったが、こっちもあまり見てもと思っ…

考えることはいろいろある

一昨日が、コロナワクチンの二回目接種だったので、昨日は出かけず静かにしていた。 徒歩3、4分の病院で、とても手際良く待機の時間を入れても、出かけてから1時間くらいで帰宅できた。 発熱やだるさなど、副作用というようなものはまったくなかった。 一回…

ブログを始めて一年になる

昨年の8月から、このブログを書き始めた。 今までやったことのないことをやるのが、自分にとっていいんじゃないかと思ったのだ。 自分のことばで文章を書く。 そういうことは、ほとんどやってこなかった。 退職して以来の自由な生活で、自分の頭を甘やかして…

一億総中流の時代

しばらくぶりで、市立図書館の本館に行った。 平日ではなかったので、いつも、より人出も多かった。 とは言っても、混み合ってるというほどではないが、夏休みにもなっているので、子どもの姿もあった。 いつものように、入り口で入館票を書いてポストに入れ…

サーカスがやって来る

数年前、市内の大型モールの近くにサーカスがやって来た。 モールの近くの空き地に、巨大な白いテントが建設された。 何だろうと思っていたのだが、サーカスのテントだった。 秋ごろに、2ヶ月半ほど公演していた。 孫娘が、ママとばあばといっしょに観に行…

私の日本酒コレクション③

お酒を買いたいと思ったら、銘柄にこだわらなければ、今はどこのコンビニでも買える。 いろんな、種類の中から選びたければ、スーパーの酒類売り場へ行けばいい。 それでも見つからなければ、酒類の量販店である。 むかしは、酒屋に行かなければならなかった…

ピンホールカメラの世界

何年前くらいに、なるだろうか。 ピンホールカメラというのが、話題になったことがある。 ピンホールカメラというのは、写真レンズを使わず、ピンホール(針穴)を利用したカメラだそうだ。 被写体の光を、針穴を通して、像面に像を得るという、最も単純なカメ…

濃口醤油と薄口醤油

関西の醤油は、色は薄いけど、関東の醤油よりしょっぱい、というのをむかし聞いたことがあった。 ほんとかなと、と思っていた。 私の育った秋田は、関東と同じ濃口醤油で、薄口醤油というのは見たことがなかった。 ただ、食材の色が変わることを、避けたいだ…

日本酒について考えてみた

日本酒のことを考えていると、どうしてもわからない問題が出てくる。 一つ目は、醸造用アルコールを添加するということ。 二つ目は、日本酒についての酒税と値段がどうなっているか。 このようになってるらしいというのはわかるが、なぜそうなってるかがわか…

お線香をあげる 水をあげる

日本は、小さい国だというけど、ヨーロッパの国と比べればそうでもないよ、という人がいた。 文化の面から考えたら、すごく広い国なのかもしれない。 東西南北とても広いとも、考えられるかな。 まず、言語の面から言ったら、標準語がなかったらどうなんだろ…

父という人について

父の命日の日に、墓参りに行ってきた。 お彼岸やお盆には墓参りに行くが、命日にはあまり行ったことがない。 ちょうど、妻も用事がなかったので、二人で出かけた。 妻が墓参りに行こう、と言ったのだった。 いつもだったら、私の父と母の墓、そして妻の父の…

ギックリ腰を笑ってはいけない

力仕事をする機会がある人は、ギックリ腰には注意しないといけない。 不安定な中腰からの動きでは、無理は禁物である。 年を重ねてからは、若い時と同じような体ではない。 私は、40代の頃に、ギックリ腰になってしまった。 ギックリ腰になったことのない人…

「あおり」運転に遭遇した

普通に車を運転していたら、後ろから「ピー」という大きな音が聞こえた。 警笛らしかったので、何があったのだろうと、思った。 主要道路で交通量が多いのに、路肩がほとんどない。 車線自体もかなり狭い上に、対向車線の車も切れない。 それなのに、自転車…

5歳の誕生日

私と妻にとっては、初孫でもある孫娘が5歳になった。 この5年間は、長かったようでもあり、短かったようにも思える。 まあるい顔をして、ころころした赤ちゃんだった。 今は、ほっそりしてすっかり女の子らしい。 私は、姉2人の末っ子だった。 妻は、弟2人の…