晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

地図

欧米人のおなまえ④

サッカー日本代表の2次予選の試合をテレビで見た。 アウェーのミャンマー戦だった。 試合は、力の差が大きく、ホーム戦と同じスコア、5-0で日本が勝利した。 名前好きの私が、試合を見て感じたのは、ミャンマー選手の名前である。 こんな、スタメンだった。 …

鉄道地図帳を楽しむ

年末に出かけた書店の店頭で、こんなポスターを見つけた。 昭文社の全国鉄道地図帳の最新版が、発売されるということだ。 我が家には、地図帳は何冊もあるが、世界地図や日本地図を除けば、ほとんど「道路地図」である。 「鉄道地図」と名のつくものは、今ま…

クマ出没 注意!

二十代の頃に、秋田県中央部の森吉山に一人で登っていた。 そしたら、こんな看板があった。 「クマ出没 注意!」 アスファルト舗装はされていないが、トラックの通れるような広い林道である。 「注意」と言われても、クマよけの鈴も持っていなかった。 まあ…

空から地上を見る方法

最寄駅である東武野田線の新柏駅前に、新築マンションが建築中である。 そのチラシを見ていたのだが、8階建114戸で完成は2025年3月となっている。 東武鉄道と大和ハウス工業のコラボレーション・プロジェクトである、とチラシには書いてある。 完成はまだ、…

隣づきあいはむずかしい

購読リストに読者登録してあるブログを読んでいた。 私が読者登録してあるブログは、かなりの数ある気がするが、どこを見れば自分が登録してあるブログの一覧が見れるのかわからない。 もちろん、自分のブログの読者一覧を見るのはわかる。 「歴ログ-世界史…

客観的であること 論理的であること

客観的である、論理的である、そうありたいものだと自分では思っている。 しかし、人間というものは、なかなかそうはいかないものである。 自分にあまり関係のないものであれば、けっこう客観的論理的な判断ができる。 ところが、現実にはそういう訳にはいか…

送電線鉄塔の建替工事が始まる インフラとライフライン

団地の掲示板に、東京電力の文書がだいぶ前から貼ってある。 「送電線鉄塔工事のお知らせとお願い」 工事期間は、今年の7月から来年の4月までとなっている。 ところが、工事はまだ始まる形跡がない。 団地は、北東部の3棟と西南部の7棟と、合計10棟の低層の…

私にとっての未踏の地

広島でのG7に参加する各国の首脳が、原爆資料館を見学したというニュースを見た。 それぞれが、さまざまな思いを持って、見たことだろう。 私も、若い時に広島の原爆資料館に行った。 夏休みの2ヶ月間のアルバイトを終えた後の旅行だったから、9月になってい…

国名について調べてみた17 安房国と総国

これは、私の日本の歴史の勉強のための覚書です。調べたこと、考えたことを書きとめてます。 令制国というものに興味があって、気が向けば調べたりしています。 ひさしぶりに、車で遠出をした。 行き先は、いろいろ考えたのだが、房総半島にした。 ゴールデ…

紙の本とデジタルの本②

私にとって何度目かの「電子書籍ブーム」が訪れている。 今までため込んでいた歴史書や古典文学などのテキストを、パソコンやタブレットで読めるように、電子書籍に変換している。 きっかけは、「吾妻鏡」である。 このブログに、「令制国」のことを書いてい…

世にも不思議な話

「ウィズ・コロナ」ということなのだろう、日々の生活はそれまでの通常なものに戻りつつある。 Yahoo!のホーム画面に、コロナの発生情報が毎日載っている。 昨日のコロナ感染者は、全国で11万8千人で、このところ10万人を越える日が多い。 死亡者だって、こ…

想像力が生み出した鳥瞰図というもの その3

柏市の図書館本館に行く機会があったので、「鳥瞰図」を見てきた。 何ヶ月前かに、このブログに、「千葉県市街鳥瞰図」というのが蔵書としてあることを書いた。 この地図セットは、冊子ではなく、大小様々な大きさの地図を復刻したもので、折り畳んでA4ほど…

ふるさとは遠きにありて そのニ

故郷の秋田に住んでいる幼馴染に電話をした。 昼のニュースで、故郷の街である大館の映像を見たからだ。 ニュースの映像では、河川の氾濫による浸水や、橋の崩落の様子が映っていた。 私の郷里の村は、大館市の山間部にあるので、どんな具合なのか心配だった…

おののふるさと③ 菅江真澄テキスト

六日 空うらゝかにいとよし。 岩碕(崎)といふ村に行とて、杉沢(湯沢市)とかやいふ村中に、垣ねおしめぐらして黄なる花咲たり。 この花は、むつきのはじめ、いまだ雪のかゝりたる垣ねに匂ふ万作といふ花〔木まんさく、草まんさくとてあり。草万作は福寿草…

おののふるさと 菅江真澄テキスト

「おののふるさと」は、天明5年(1785年)の正月を、滞在していた出羽雄勝郡柳田(湯沢市)で迎え、春になると、付近の小野小町の古跡や院内銀山などを訪れた4月末期までの日記である。 小型本で、全35丁で、これもまた、「あきたのかりね」と同様に、図絵がない…

フランス式彩色地図原図をじっくりとながめる

この何ヶ月か、近隣の図書館を所蔵の古地図のために訪ねていた。 柏市立図書館、流山市立図書館、松戸市立図書館、鎌ヶ谷市立図書館、千葉県立西部図書館。 このすべての図書館まで、歩いて行ってきた。 このブログでも、何回も書いている「フランス式彩色地…

柏ウォーキング②

柏市立図書館本館に出かけることにする。 目的は、所蔵されている地図のコピーである。 それだけだと、それほど時間もかからないので、あと二か所寄ることにする。 柏駅に近いところにある「鹿島神社」と建物名はわからないがやはり柏駅に近いところにあるビ…

あきたのかりね⑤ 菅江真澄テキスト

廿四日 雨ふればあるじの上人、けふはなにくれかたらん、とゞまりてと、せちに聞え給へば出たゝず。 ー湯あみの日なれば、大鼓、なる神の頻がごとくにうちならして、開山禅師の御杖をまつさきによこたえ、手ぬぐひ、香炉など、あまたのすけとり/\゛にもち…

想像力が生み出した鳥瞰図というもの その1

「鳥瞰図」を見に柏市立図書館の本館に行ってきた。 「千葉県市街鳥瞰図」というものが、蔵書としてあることがわかったからだ。 この鳥瞰図は、松井天山という方が、昭和2年(1927)から昭和13年にかけて作成したものである。 保存されていた1市25町26枚の鳥瞰…

あきたのかりね④ 菅江真澄テキスト

廿一日 あさとく山岨のみちをくれば、山谷の紅葉いとよし。こを、しばし見つゝたゝずみて、 うすくこき蜂の?の紅に山ははぐろの名に似ざりけり 瀬川(添川-東田川郡藤島町)、二か沢、添津、山崎、苅河(以上立川町)、かゝるところを過来れば、阿古谷稲荷…

国名について調べてみた12 陸奥国と出羽国

これは、私の日本の歴史の勉強のための覚書です。調べたこと、考えたことを書きとめてます。 令制国というものに興味があって、気が向けば調べたりしています。 青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県の6県からなる東北地方であるが、明治維新まで…

国土地理院と陸軍参謀本部陸地測量部

国土地理院について、ウィキペディアでは「地理空間情報当局」であり「国家地図作成機関」であると記載している。 国土交通省の特別機関である国土地理院本院は、つくば市郊外にある。 茨城県に出かける機会が多かった我が家にとっては、「つくば市」は筑波…

古地図を探して西部図書館に行く

久しぶりに、県立の西部図書館まで歩いた。 このブログでも何回か書いた「フランス式彩色地図」が、蔵書として所蔵されてないかなと思ったのだ。 これは、関東地方について2万分の1の縮尺で、明治初期に921枚が日本陸軍によって作成された。 明治19年(1886年…

秋田街道

菅江真澄の旅日記を、電子テキストに入力している。 全集第一巻の最終の日記となる「外が浜つたい」を入力していた。 天明8年(1788年)、真澄は南部領から津軽領三厩を目指して歩いていた。 蝦夷地への渡航のためである。 すでに、天明5年に秋田から津軽に入…

八郎潟と手賀沼

私は、秋田県で育った。 小学生だった頃、八郎潟の干拓事業が進行していた。 時代は、「食糧不足」という大問題があって、食料増産によって食料自給率を上げることを目指していた。 私の育った町は、岩瀬川と早口川という白神山地から流れ出る川に沿った狭い…

空は巨大なキャンバス

いろんな風景を見ながら、散歩するのが好きである。 樹木は、とても気になる。 自分が、山に囲まれた所で育ったせいかもしれない。 近所に、山と言えるようなものは、ほとんどないが、林や森はけっこうある。 樹木は、果実のなるのがいい。 今は、柑橘系の果…

麻賀多神社奥宮 成田市船形 麻賀多神社本宮 成田市台方

孫娘と家族とで、初詣に行ってきた。 成田の麻賀多神社である。 孫娘を今年初めて預かる日だったので、ちょっと遠出することにした。 麻賀多神社は、2、3年前にお参りしたことがある。 印旛沼から成田に向かう道路沿いにあって、麻賀多(まがた)神社という変…

図書館では、CDも借りられる

今日も、朝から青空である。 日本海側では、かなり雪が降るということを天気予報では言っていた。 関東地方は、寒くはなりそうだが天気は良さそうだ。 歩くには気持ちよさそうなので、出かけることにする。 我孫子市立図書館で借りたCDが、そろそろ返却期日…

旧水戸街道を行く③ 馬橋宿〜松戸宿

旧水戸街道は、萬満寺の山門の前で、道が大きく曲がっていた。 馬橋宿は、萬満寺の門前町だったらしいので、松戸宿と小金宿の間にある休憩のための「間の宿」としては、ちょうどよかったのだろう。 国道6号線と合流した街道は、JRの線路と五、六十メートくら…

シュガーベイブ・ライブ

不要なCDの整理をしていて、ついでにPCの中の音楽ファイルも整理していた。 私は、音楽ファイルは基本的に、MP3で保存している。 レンタルCDを借りてきては、MP3に変換して、メディアプレーヤーで聴いていた。 なかには、インターネットで見つけてダウンロー…