晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

冬の散歩道

もう12月である。

テレビのニュースでは、北国は雪景色だった。

一週間くらい前は、小樽だったけど、今朝は青森だった。

それに比べて、ここは別世界である。

陽射しも良く、散歩日和だ。

月一回の妻の通院で北柏に来ているのだが、検査結果が出るまで、手賀沼近くの公園まで歩くことにする。

いつものように、北柏ふるさと公園に向かう。

公園は、大堀川が手賀沼に注ぐ河口沿いにあり、手賀沼の西端に位置する。

ヨシのような背の高い植物が、綿毛のような穂をつけていた。

ススキやヨシの穂は、明るい色だが、これは少し濃い色である。

触ってみたら、ほんとにわたのようにふわふわしていた。

あまり見かけたことがない気がするが、至るところにある。

なんという名前なのか、わからない。

湖岸に着くと、湖面は静かで、釣り人がひとり糸を垂れていた。

水鳥が、ゆったりと泳いでいる。

歩道を進んでゆくと、右手の原っぱにもっこりと土が盛り上がっている。

もぐらが穴を掘った痕跡だろうか。

湖岸を河口方向に進む。

振り返ると、柿の木らしきものがある。

こんなにいっぱい残ってるってことは、渋柿だろうか。

鳥も食べないってことなのか。

 

公園の広場に出ると、いろんな樹木がある。

でも、樹木に名札がないので、どんな名前の木なのかわからない。

メタセコイアらしき樹木。

最近、柏の葉公園で、これに似た高木を見た。

葉っぱが鮮やかな茶色に変わっていた。

どうもメタセコイアらしいのだが、この公園のはそれほど樹高は高くない。

近寄って、葉っぱを見てみた。

ja.wikipedia.org

メタセコイア」は、「イチョウ」とともに、「化石植物」言われていて、絶滅したと考えられていたが、20世紀になって中国南西部で、自生していると確認されたそうだ。

その後、世界中に植えられたらしい。

葉っぱが、よく見かける樹木の葉とは、違ってるような気がする。

大きなものだと、樹高が50m以上になるとのこと。

 

公園には、他にもいろんな樹木が植えられている。

私は、花や木などが好きで、散歩によく出かける。

そのわりには、知識が少なく、名前がわからないことが多い。

公園によっては、しっかりと名札や説明文が掲示されている所もある。

そうしてくれると、子どもだけでなく、大人にとっても役に立つのにな、とおもう。

 

これは、なんだったかな。

この木の下には、どんぐりがいっぱい。

この季節には、数少ない花が咲いている。

公園の広場は、気持ちいい。

大堀川の河口付近は、湿地帯になっていて中之島になりつつある。

公園を出て、橋の上から、大堀川の流れを見る。

水はきれいで、澄んでいて川底が見える。

 

のんびり歩いていたら、一時間近くになっていた。

病院に戻ろうと、保健センターの脇の道を行くと、臨時駐車場が見えた。

その一角に、大きな黄色いトンネル型、かまぼこ型?のテントがあった。


しばらく前から見かけていたが、なんだろうと思っていた。

見ていたら、テントのそばに防護服姿の人がいて、駐車場に入ってきた車を誘導していた。

考えていて、思いついた。

なるほど、これはコロナのPCR検査場なんじゃないのかな。

黄色のテントは、臨時の係員の待機室ということかな。

はやくこれが必要なくならないものだろうか。

 

 

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