晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

松ヶ崎城址 柏市松ヶ崎

北柏方面に行く機会があったので、松ヶ崎城址公園に行ってきた。

数日前に、その前の道路を通った際に、早咲きの桜が満開なのを車窓から見ていた。

妻と2人で、近くにコンビニでお昼を買って歩いて行った。

下から見ると、城址公園の山全体が桜に見える。

中腹に駐車スペースが5、6台分あるが、そこまでのアプローチがわかりにくい。

平日だったので、公園を散策しているのも、4、5組だった。

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桜の下に腰をおろして、まわりを見ていると近くの桜に鶯が集まっていた。

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公園全体は、なだらかで芝生でおおわれている。

1才くらいと3才くらいの男の子が、ちょっと離れたところで遊んでいたので、2人で見ていた。お母さんは、近くで見守っていた。

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だいぶ前に、妻とこの松ヶ崎城址に来た頃はかなり殺風景な感じでした。
今は、綺麗に整備されて気持ちいい感じです。

河津桜は、地元の団体が2回に分けて、100本植えたそうです。

きっと、週末はそれなりに人も集まるでしょうが、静かで気持ちよかったです。

 

ところで、今年の正月明けに、この松ヶ崎城址に来ています。

その時は、江戸川、運河、利根川とサイクリングした帰り道寄りました。

ブログのための記事も書いたのですが、なにしろ帰り道だったので疲れてしまって記憶が曖昧で、文章の内容が中途半端で、投稿せずに保留にしていました。

この際なので、合わせて投稿します。

 

(2021年1月 )

 利根川サイクリングコースのあと布施弁天にお参りをした。

そのあと、松ヶ崎城址に寄って帰ることにした。

布施弁天から、新大利根橋からの県道と並行する旧道を進む。布施入口の交差点をさらに直進して、坂を下ると地金堀を渡り交差点を左折して、北柏駅方面へ向かう。

しばらく行くと、両側にコンビニのあるあたりで、向かい側に「松ヶ崎城址」の看板が見える。

コンビニで自転車を止めて、昼食を購入する。

歩いて、松ヶ崎城址に向かう。

住宅地を抜けて、城址を登る。

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広々として、気持ちがいい。

古い研究書籍や訪問記事の写真では、鬱蒼とした樹林の中に、遺跡があったが、現在は樹林の多くは伐採されており、大きな切り株が残っている。

長年にわたって、住宅化されることもなく、城跡が樹木で覆われていたために、遺跡が削平されることなく残されたのだろう。

写真のように、見通しがよく、城がどのようなものだったがよくわかる。

 

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松ヶ崎城址は、平成16年に柏市指定文化財(史跡)に指定されて、平成21年から一般公開されている。

柏市のホームページの内容をまとめると、次ようなものである。

松ヶ崎城跡は、手賀沼を見渡す台地にある戦国時代(15世紀後半~16世紀前半)の中世城跡である。

台地先端部に土塁と空堀に囲まれた方形単郭の郭を主体に、古墳を転用したとされる櫓台跡や台地斜面には腰曲輪が残されている。

曲輪、土塁、空堀、虎口、土橋が当時のまま良好に残されており、門跡、柵跡、溝などが確認されている。

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土塁が見える。

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門跡 発掘の結果確認出来たと書いてある

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土塁

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もっと大きな古墳を利用した物見台

 

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土塁

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虎口

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土塁

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松ヶ崎城址説明板

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古墳

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これが三つ目の古墳

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利根川サイクリングの帰りに、松ヶ崎城址に寄った。
帰ってきて、この文章を書いていて、後悔した。

充分に疲れていたので、写真もいっぱい撮ったのだけれど、文章にしようとすると記憶がとても曖昧である

写真と文章がつながらない。

お城には、お城だけを目標にして来よう。ついでに、寄ったんじゃだめだな。

 

松ヶ崎城は、手賀沼と地金堀に囲まれた台地の先端にあったはずである。

手賀沼が見えるはずの方向は、樹木が繁っていて展望がない。

展望があったとしても、手賀沼干拓によって遥か彼方に後退していて見えないはずだ。

すぐそばには、巨大な物流倉庫がある。

そして、国道6号線、JR常磐線があって、北柏の住宅地が1000メートル以上あって、やっと手賀沼が見える。

国道6号線と旧水戸街道は、並行したり交差しているが、江戸時代は水戸街道のすぐそばに手賀沼があった。

そういう風景を、今は想像するしかない。

  

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