いつものように北柏に所用があったのだが、あいにく雨だった。
待ち時間の間に、傘を持って散歩した。
田んぼ脇の近道を歩いていたら、道路脇の木に何か実のようなものが見えた。
近寄って、よく見た。
桑の実のように見えるけど、もう実がつくんだっけ。
緑が、赤くなって、さらに濃い紫というか黒っぽくなったら食べられる。
桑の木は日本には多いだろうし、桑の実(Mulberry)はおいしいし、ジャムにもなるのにあまり食べられてないし、知られてないのは、何故だろう。
大堀川にかかる橋を渡る。
北柏駅入り口の交差点で、右折し北柏ふるさと公園に向かう。
水辺の歩道に出たら、雨にけむる手賀沼が見えた。
歩いていると、いろんな花が咲いている。
雨の中で、緑があざやかできれいだ。
歩いていたら、手賀沼の水辺に出られそうな小道があった。
でも、草に覆われていて雨で濡れている。
進入すると、びしょ濡れになりそうなのであきらめた。
木道から下りて、遊歩道にもどった。
先日も通った、カフェの近くに行ってみた。
カフェは、「花小鳥」という名前だった。
さすがに、天気も悪かったのでお客の姿は見えないようだった。
近くにあったアーケイドのバラも終わっていた。
遊歩道の分かれ道から、大堀川河口の方に歩いた。
大堀川は、手賀沼に合流する前に流れを直角に変えている。
だから、まわりからはその辺りは見えないので、私も初めてだった。
手賀沼は、どこへ行っても釣り人がいる。
そして、自分用の釣り用桟橋見たいのを作っている。
河口から、大堀川をさかのぼる。
大堀川が、流れの向きを変えるあたりに中の島があった。
手賀沼には、コブハクチョウという白鳥がいるが、このあたりでも見ることができる。
雨の日の散歩、と書いていて、三男が通っていた幼稚園を思い出した。
そこの幼稚園は、雨の日も雨具を着て散歩に行く。
豚も飼育していて、そのお世話をしていた。
かなり、野生的な幼稚園だった。
雨が降ってるだけで、公園の雰囲気がちがう。
緑の見え方、色の見え方がちがうみたいだ。
子どもの頃、雨の日に水が流れるのを見てるのが好きだったのを思い出した。
雨水が、地面をきれいにしてるような気がしてたのかな。